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告知1周年。

2011年03月31日 08時00分00秒 | 病は気合いから?子宮体癌の記録






「子宮体癌です」と、産婦人科の先生に言われてから






今日3月31日でちょうど1年。(→こちら






癌告知1周年となりました。






早いような、長いような。






2010年の3月31日、この日を境にいろんな事を考えなければなりませんでした。










ずっと、12年間、子宮内膜増殖症(子宮内膜症とは大きく違います)で産婦人科へ通院していました。






ここ数年は、治療しながら妊娠できるタイミングを計る為不妊外来の先生が担当医でしたが






それまでとは違う検査結果が出たその日、






不妊外来の先生から告知を受け、腫瘍外来へ・・・






待合で再び待ち、腫瘍外来の先生から、その告知に念を押され・・・






手術で根治を目指すか、妊娠の為に薬で一時的に抑えるか、






次の診察までによく考えて選択しなければならなくなりました。






午後1時までに出勤するはずだった仕事は大幅に遅れてしまい






急いで仕事へ向かっているのに、なんだかフワフワした気持ちだったことを覚えています。






頭は思考停止して、何の感情も出てこない。なのに指先まで鳥肌が立つというか、力が入らないというか、






ちょっと表現できない感覚でした。






ただこの時はまだ、根治には手術だと言われているのに






もっと他に方法があるんじゃないかって思ってました(笑)。







お前は医者か!!







医者が手術って言ってんのにねぇ~。








だって・・・子供、欲しかったです。






とりあえず産んでみたかったし、会いたかったです。






まだ初期癌の為そういう選択も可能だと、先生は言ってくれましたが






今までの私の体質から考えて、妊娠できる確率は数パーセント。






その間、癌が進行してしまうかもしれないという可能性もある、と。








両親を子供の頃に亡くしている私・・・






とりあえず産んじゃって、死んじゃった。では、両親と同じ。






冷静に考えて、この時に発見できてラッキーなんだ!そうだ、そうだ!








・・・とか、葛藤してました。






あぁ~今考えるだけでも昨日のことのようで、今日は何だか緊張してきます。。。















今月で術後10か月が過ぎています。


体調は、とっても良いです。術前とほとんど変わらない生活を送ることができています。



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