竹生島・長浜
日本一の琵琶湖に浮かぶ島で有名な島と言ったら「琵琶湖周航の歌」に出てくる「竹生島」である。京都からは東海道本線の米原から北陸本線に移って3つ目の長浜駅で降りて長浜港から観光船で竹生島に向かう。
竹生島は周囲2kmほどで標高197mの島であるが、弁財天を祀る宝厳寺と竹生島神社があり、その他には土産物店があるだけで人は住んでいない。
宝厳寺の唐門は大阪城から移築したという国宝であり、舟廊下は朝鮮出兵のおりに秀吉公のご座船として作られた日本丸の船櫓(ふなやぐら)を利用して作られたものである。竹生島は豊臣秀吉を思い起こすものがたくさんある。
竹生島から長浜に戻ると長浜城歴史博物館(模擬天守)が目に付く。あいにく耐震補強工事が行われていて、中を見学することはできなかったが、ここに城を築いてから出世していった秀吉に思いを馳せることができる。
城跡に隣接して琵琶湖に面した広場では、晩秋の陽を浴びて、遠足に来た小学生達が走り回っていた。
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