薬師寺
京都駅から9:24発近鉄京都線天理行きに乗り、10:11西ノ京駅着。駅からすぐ近くに薬師寺の入口(與楽門)があり、北拝観受付から境内に入場したが、案内の地図を見るとどうも裏口のようである。
先ずは、本来の入口である南門まで回廊の外側を移動して、中門のカラフルな二天王像に挨拶し中に入る。
中門をくぐると正面に金堂、左に西塔、右に工事中の東塔。金堂は昭和51年、西塔は昭和56年に再建されたもので色鮮やかな堂塔伽藍である。東塔は白鳳時代のものが残っているそうだが、2020年までの予定で覆屋の中で解体修理が行われている。
金堂中央の薬師如来の台座にはシルクロード諸国の模様が浮き彫りされている。金堂の後ろに平成15年に復興された大講堂。また、東回廊の東側に鎌倉時代に再建された東院堂が落ち着いたたたづまいを見せている。
南門から外に出て、薬師寺案内パンフの表紙と同じアングルで写真を撮ろうと大池まで移動して薬師寺遠景をパチリ。再び與楽門まで戻ってガイドブックにあった梅昆布茶付の「西ノ京だんごセット」食べる。
唐招提寺
薬師寺から歩いて10分程度の唐招提寺に向かう。南大門の前には消防関係者とマスコミの人たちが何やら打ち合わせ。今日はここで消防訓練が行われるようだ。金堂の前にはテントが張られ、関係者が陣取っている。
金堂の脇から鼓楼[国宝]と講堂[国宝]を見る。東側には東室と礼堂、その奥には鑑真和上の身代わり像がある開山堂。
礼堂の後ろにある宝蔵と経蔵[共に国宝]は校倉造。一番奥に鑑真和上御廟。
消防訓練の後片付けが終わるのを待って金堂[国宝]の全景写真を撮った。唐招提寺には奈良時代の建造物が残されている。
垂仁天皇陵
京都から西ノ京駅に着く直前に車窓から見えた景色が気になってネットで調べたら、垂仁天皇陵だと分かったので行ってみることにした。第11代の天皇ということでかなり古いことになる。周囲に水をたたえたきれいな御陵である。GoogleEarthで見ると典型的な前方後円墳であることがわかる。
平城宮跡
垂仁天皇陵を後にしたのが午後3時を過ぎていたが、折角近くまで来たのだから平城宮跡にまで足を延ばすことにした。平城宮跡はとてつもなく広い所に朱雀門と大極殿が復元されて建っているだけである。平成10年の復元された朱雀門をくぐると遥か彼方に大極殿が見えてくる。その間には近鉄電車の線路が横断して走っているだけで他に何もない。
平成22年に復元された大極殿は鉄筋コンクリート製かと思ったら昔の通りの木造で復元されたそうだ。
1月25日から29日に行われる「大立山まつり」で使われる四天王の立山が飾られていた。夜になると青森のねぶたのように中に照明が入り、練り歩くようだ。
平城宮を見た後は近鉄奈良駅に向かい、K君と待ち合わせ、軽く一杯。家に帰って今日の歩数を見てみたら32,222歩。京都に来てからの最高記録。
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