綴織(つづれおり)の実演は必見です!
自らの爪をのこぎりの歯のようにギザギザに刻み、織具の一部として細かな作業を重ねて織り上げる綴織は、100%人の手で織られる織物で、「爪の芸術品」とも言われる織の最高級品です。今回のきものサローネには、金剛流家元「金剛永謹」氏着用の能衣装、祇園祭北観音山の水引、などの美術品と帯を出品展示します。綴織は正倉院御物として収められ、すでに1200年も前から伝えられてきた技法で、複雑な模様になると1日かかってもわずか1センチ四方しか織れないといいます。その綴織の最高の技を持つ「現代の名工」として同じ職人仲間からも尊敬を集めているスーパー職人の平野喜久夫氏(瑞宝単光章受賞者・伝統工芸士)が3日間実演をおこなってくれます。平野氏は京都迎賓館の調度品や祇園祭の綴懸装膜の製織を手がけてきました。織り手の感性がとわれる見どころは、パレットに絵の具を溶くように色糸を使い微妙な色合いを織り出す『色の濃淡=ぼかし』です。平野氏の見事な織技をお見逃しなく。
自らの爪をのこぎりの歯のようにギザギザに刻み、織具の一部として細かな作業を重ねて織り上げる綴織は、100%人の手で織られる織物で、「爪の芸術品」とも言われる織の最高級品です。今回のきものサローネには、金剛流家元「金剛永謹」氏着用の能衣装、祇園祭北観音山の水引、などの美術品と帯を出品展示します。綴織は正倉院御物として収められ、すでに1200年も前から伝えられてきた技法で、複雑な模様になると1日かかってもわずか1センチ四方しか織れないといいます。その綴織の最高の技を持つ「現代の名工」として同じ職人仲間からも尊敬を集めているスーパー職人の平野喜久夫氏(瑞宝単光章受賞者・伝統工芸士)が3日間実演をおこなってくれます。平野氏は京都迎賓館の調度品や祇園祭の綴懸装膜の製織を手がけてきました。織り手の感性がとわれる見どころは、パレットに絵の具を溶くように色糸を使い微妙な色合いを織り出す『色の濃淡=ぼかし』です。平野氏の見事な織技をお見逃しなく。
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