丸山正は大学で油絵を学び、グラフィックデザイナーを志して上京したが、挫折し、30歳で着物メーカーに就職。そこで販売促進のために、着物の仕上がった時のイメージが伝わるように反物をお客様に巻き付けることを学び、巻き付けをたくさんのお客様にしていく中で、反物を重ねて巻き、下の反物を引き抜いて色の変化を見せたりと、丸山の中で巻き付けがどんどん進化してゆき、独特のパフォーマンス「丸山正の巻きつけ」が完成してゆきます。それは圧倒的な、しびれるような、官能的なアート・パフォーマンスです。体験したことのない世界は、絶対のオススメです。そうして自分の中でも幅1尺、長さ三丈四尺五寸の布にデザインされた美しさに惹かれ、やがて自分でも着物をデザインするようになります。最初のデザインしたのは小紋だったと言います。いまようやく純粋に仕事が楽しめ、面白い、という丸山。これからは「布の本質に迫るような仕事がしたい」と、その道はますます険しく、厳しい。丸山正の巻き付けパフォーマンスは、22日13時からの第一部でご覧いただけます。予約制ですので、ぜひお早めに席をご予約ください。
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