pot-pourri ―ポプリ―

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野の花プチノート 白

2013年07月24日 | 野の草花
春から秋にかけて、道端や草むらでふと目にする野の草花。
ケータイカメラで撮影した草花に、ほんの少し説明書きを添えてまとめてみました^^

花の色別に分けたものを順次upしています。
こちらのページは『白』です。
※年号をクリックすると、画像のある過去の記事に飛びます

参考文献
『日本の野草・雑草』成美堂出版
『野山で楽しむ春の草花』河野玉樹・文/大室君子・絵 さ・え・ら書房

参考にさせていただいているサイト様
植物図鑑・撮れたてドットコム

『野草』

◇◇◇


2013年6月19日撮影。

ヒメジョオン 姫女苑 (キク科)
[名前の由来]今ひとつはっきりしないのだそうです。
花はハルジオンとそっくりさん。
道端でよく見かける白い野の花。春から夏、初秋にかけてまで長く楽しめます^^
盛夏の頃にはぼうぼうの草とともに刈られてしまったりましますが、いつの間にか咲いていて、健気さとたくましさを感じます^^

[2010] [2009]

◇◇◇


2013年6月18日撮影。


2013年6月18日撮影。

ハキダメギク 掃溜菊 (キク科)
[名前の由来]ゴミの集まるようなところ(掃き溜め)に生えることが多いことから。
残念なネーミングの野の花です;;
一見すると目立たない白い小花ですが、よーく見ると花は個性的でキュート。
野の花の少ない時期、緑の草の中にぽつぽつと点在する白と黄色の彩りです^^

[2009]

◇◇◇


2013年5月10日撮影。


2013年5月10日撮影。

トキワツユクサ 常磐露草 (ツユクサ科)
[名前の由来]葉がツユクサに似ていて、一年中茂っていることから。
花が純白過ぎてケータイカメラではうまく撮影できませんでした;;残念。
葉の濃い緑とのコントラストが綺麗な白色のツユクサ。
日陰などで見かける清楚で可憐な野の花です^^

◇◇◇


2013年5月6日撮影。


2013年5月6日撮影。

マメグンバイナズナ 豆軍配薺 (アブラナ科)
[名前の由来]果実の形が相撲の行司が持つ軍配に似ることから。その果実が小さいことから「マメ」
一見すると細長いタイプのナズナかな?と思ってしまいます。
でも、ナズナと明らかに違うのはいくつも枝分かれしているところ。
緑の草の中に咲く白い小花が可憐な印象です^^

◇◇◇


2013年4月30日撮影。


2013年4月30日撮影。

サギゴケ 鷺苔 (ゴマノハグサ科)
[名前の由来]ムラサキサギゴケの中にある白い品種。
紫の花のサギゴケを『ムラサキサギゴケ』。白い花のサギゴケを『サギゴケ』。ということなのだそう。
普段は紫の花しか見かけないのですが、ひょっこり見つけました。
こちらでは珍しい白いサギゴケです。
白色がとても美しいです。

◇◇◇


2013年4月17日撮影。


2013年4月18日撮影。

アメリカフウロ 亜米利加風露 (フウロソウ科)
[名前の由来]アメリカから渡来したフウロソウの意味。
風露(フウロ)。趣のあるネーミングですね^^
小さめのお花は控えめで可愛らしいですが、なかなかの美人さんです。

◇◇◇


2013年4月18日撮影。

シロバナタンポポ 白花蒲公英 (キク科)
[名前の由来]白い花をつけるタンポポの意味。見たままですね。
この辺りの道端などで見かけるタンポポはほとんどが黄色。
なので白いタンポポはレア!稀にしか見つけることが出来ません。
出会えた時には思わずラッキー♪と思ってしまいます(*^^*)
[2010]

◇◇◇


2013年4月10日撮影。


2013年4月17日撮影。

ハルジオン 春紫苑 (キク科)
[名前の由来]春に咲く紫苑(シオン)の意味。
別名『ハルジョオン(春女苑)』
白の野の花ですが、花びらがうっすら淡紅色に染まっているものもあります。
よく似た花『ヒメジョオン』よりも一足お先に開花。
そっくりさんなので見分けがつきにくいのですが、ほんのり紅が入った花びらと少しうな垂れた蕾が見分けるポイント^^
[2010]

◇◇◇


2013年4月3日撮影。


2013年4月4日撮影。

シロツメクサ 白詰草 (マメ科)
[名前の由来]江戸時代、ガラス器の詰物としてこの干し草を用いたことから。
まんまるい白のポンポン♪クローバーとも呼ばれますよね^^
花が大きいので存在感があります。
4月の上旬からぽつぽつ見かけるようになりました。
今年は早めの開花かもしれません。
[2010] [2009]

◇◇◇


2013年3月26日撮影。


2013年3月28日撮影。

オランダミミナグサ 和蘭耳菜草 (ナデシコ科)
[名前の由来]花びらの形がネズミの耳に似ていることから。
ハコベとよく似ている野の花。
ハコベと同じく、道端のあちこちで見かけます。
白い小花の花びらが二つに割れていて、ネズミの耳のようだから「ミミナグサ」。
素敵かわいいネーミングですね(^-^*)♪
在来種のミミナグサよりも、最近はヨーロッパ原産のオランダミミナグサのほうが多いのだそうです。

◇◇◇


ミドリハコベ。2013年3月18日撮影。


コハコベ。2013年3月26日撮影。

ハコベ 繁縷 (ナデシコ科)
[名前の由来]万葉集に登場した「波久倍良(ハクベラ)」がハコベの語源だと言われているそうです。
ハクベラ→ハコベラ→ハコベ。
春の七草のひとつ。
グリーンサラダのような鮮やかな緑の葉の中に、ぽっちりと咲く白い小花。
可愛らしい春の野の花です^^

◇◇◇


2013年3月18日撮影。


2013年3月18日撮影。

タネツケバナ 種漬花 (アブラナ科)
[名前の由来]苗代の前、種籾(もみ)を水に漬ける頃に花が咲くことから。
その名の由来通り、田んぼの際やあぜ道などでよく見かけます。
白い小花とアブラナ科ということもあり、一見ナズナかな?と思ってしまいますが、ぺんぺんの部分がありません。
あと、ナズナよりも小ぶりな野の草です^^

◇◇◇


2013年3月8日撮影。


2013年3月8日撮影。

ナズナ 薺 (アブラナ科)
[名前の由来]愛(め)ずる菜という意味の撫菜(なでな)からきたという説など、諸説。
別名ペンペングサ。実の形が三味線のバチに似ていることから。
三味線を弾く擬音語「ぺんぺん」を連想してそう呼ぶようになったそう。
可愛らしいネーミングです^^
[2010]

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