デジタルカメラになって店舗などの室内撮影が大幅に簡単に撮れるようになりました。
明暗の調整も撮影時に補助光を使うことをせずにHDRに頼るカメラマンも多いと思います。
それでも、外光と室内光のミックス撮影になることも多く、それなりのテクニックが必要ですよね。
この写真は昔ある店舗を4×5インチビューカメラで撮影したものです。
暖かい雰囲気を出すため、わざとデーライトフィルムを使い色を転ばさせています。
Btypeのフィルムを使って正確な色で撮影した写真も押さえていますが・・
室内を撮影するカメラマンは色々な照明器具の色温度を知ることはかなり大切なことです。
電球はどんな発色をするのか、蛍光灯は、LEDは、昼光色は、白色は・・などなど多くの照明器具について精通している必要があります。
室内でカメラホワイトバランスオートで撮影して窓からの光が青白かった経験はありませんか?
室内照明と外光の色温度差のためです。
昔の建築、インテリアカメラマンはこの辺りの理解もできている方が多く、フィルターワークにも長けていました。
最近ではフィルターワークで調整することは少なくなり画像処理でほぼ行いますが、複雑な環境ではその知識が役に立つ場面もまだまだあります。
デジタルになってかなり撮りやすくはなりましたが、それでも専門性の必要な撮影ジャンルになります。
最近、生徒の中に料理撮影と一緒に店舗撮影を撮る撮影をする仕事をする者もいますが、
料理撮影と店舗撮影は全く別のものです。
お客さんに迷惑になる写真を提供しないレベルを目指して建築、インテリア撮影も少しは学んでみてください。
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大阪の広告写真スタジオとして36年
建材メーカー、照明メーカーの撮影からホテル・パチンコ店・飲食店などの店舗撮影まで多くの建築、インテリア撮影を行ってきました。
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