「フェアトレードのおかしな真実」中島隆信氏書評に
思わず手を叩いてしまいました。
「評」は、フェアトレードの美名のもと、
実は、現地の人たちの経済的自立につながっていないものもある内容。
フェアトレードを利用した経験のある私としては、
今、読んでみたい本のリストに入れたいと思う。
中島氏は、最後にこう記述されている。
「本書を読み進むにつれ、これと似た構図が身近にもあると感じるのは私だけではないはずだ。
都会での快適な生活のため、迷惑施設を経済力のない地方に押し付ける一方、
その代償として地域復興と称するカネをばらまき、地方の経済的自立力を失わせる。
本書は遠い国の話ではない。そこから、私たち自身が学ぶべき点は多いといえる。」
氏のいわゆる「経済力のない地方」に住む私。
東京圏に住む人々は、5年に1回(1年に1回じゃないところがミソ)
電力を依存している地方都市を観光に訪れるべしという決まりができないだろうか。
毎日明りのともる部屋は少ない駅前のビジネスホテル。閉館が増える老舗旅館。
全国の有名観光地のように、観光施設は多くないが、この秋の注目は、
秋の松雲山荘(現在ライトアップ中)、高価な茶器を用いたお茶席体験、
最近お菓子メーカーの尽力で会館した「ドナルド・キーン・センター柏崎」
を巡り、
鯛茶漬けを提供するお店の食べ歩き
お土産は、少々値は張るが、笹団子ではなく、
「笠島もぞく」
(生産量がとても少なく、この名前で他の産地のもぞくを売っているものもあるので要注意。
地元の魚屋で購入するのをおすすめ。)
新幹線構想から外れてしまった地方の経済的自立力をさらに失いそうな当市。
東京圏に住む人々は、5年に1回(1年に1回じゃないところがミソ)
電力を依存している地方都市を観光に訪れるべし
そんな法案が策定されたらいいのに
なんてことを思ってしまいました。
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