実体験を遡る
仕事、病気、子供...。山あり谷ありの波乱万丈な生き方を書き綴っていこうと思います。これを読んで励みになったり参考になったりしてもらえたら嬉しいです。一人の時間がある時に書いていく......
一旦は母も店を閉めましたが
また生活の為でもあり店を再開。
寂しさしのぎにもなっていたのか少しお酒を飲みながらの営業。時には明け方までお客さんに付き合って話を聞いていたり。
母の人の良さを利用してわがままなお客さんも中にはいました。そんなこんなの日々が祟ったのか
ある日、母から連絡が。
閉店してヘトヘトな状況でお風呂に入り自分の部屋に戻り眠りにつく。明け方トイレに起きた時、寝ぼけておでこを柱にぶつけたらしいが気にせず床に入り一眠り。
何げなく頭を触ると髪が濡れているようだったらしい。なんだろうと手のひらを見てみると真っ赤に。枕も赤くなっていて驚いて鏡をみると頭皮が割れて生え際が分かれるほどだったと。
不思議と痛みがなかった為、それ程慌てはしなかったようですが、近くに住む私に連絡をくれたので母の住む実家へ一目散に向かいました。
両手で剥がれる頭皮を押さえている母を見て救急車を呼び大学病院へ。
到着してすぐに処置室で20針も縫う手当を受け
2〜3日入院して様子を見ることに。
この時、私自身も入院予定日が3日後に控えていましたが、母を優先するために私自身の入院は3ヶ月先延ばし、退院後の母の看病に専念することを決めました。
この時、母には一切自分の体調の事は明かしませんでした。続く