野良の仕合せ 不仕合せ

取敢えず私的メモ用とします。少しでもお役に立てるようならお気軽にどうぞ! 文責ハンネ「宇留之祢」で参ります!

open door

2022-11-16 16:22:48 | 脳内グルメ


初雪が予想される札幌のようですが、雪といえばアナと雪の女王に今年も愛の季節が近づいてまいりましたと、常套文を書いていて「愛の季節」に決まり事なんかないと改めて思っておるところです。

私は慇懃無礼の言行を否定する積もりなどなく、その意味で常套句(文) もどんな言葉も大事に遣いたいと日頃から思っております。つまり、アナと雪の女王にとっての愛の季節のことを私はopen doorと言ったのですが、これが常人だったらどうでしょうか?

ノックするまでもなく開かれているアナと雪の女王の愛(あい)?間(あい)? 新鮮味も目新しさもない間を、いつも変ることなく流れ過ぎる空気のような愛! 惰性のように日々繰りかえしてみえる様子は如何でしょう?

止まってしまった愛に僅かな魅力を感じる人はいらっしゃるだろうか・・。私は止まった愛に魅力を覚えないが、いかがでしょうか? そんな老夫婦がいたとして、だけどこの夫婦に停滞などあるのだろうか?

アナと雪の女王は老女になって朽ちるだろうか?こう考えてきて、スパイラス(spiral)を駆けあがる姿が浮かんだ。そうなんだ、駆けあがる二人は停滞することを知らないのでないか?

天上から見下ろす目線には二人が同じ地点でちょろちょろして見えても、遥か底辺から眺める人にも同じ地点をチョコマカして見えても、長い長い命のスパイラルを登っている二人は止って見えるだけでないのか。

そんなことを思ったら、最上のグルメ料理を味わっている二人が想像されて、序でに私も幸せの味を満喫させていただいた気分で、いやホントに幸せな私です。 こんな具合に時どきグルメ料理を堪能しております。 ⛇


秈(うるち)も “今は昔“かも

2022-11-11 15:18:48 | お~ぃ風

不耕起栽培のコーナー (カテゴリー)「土壌っ子」を作りましたので、その宣伝がてら、土壌っ子を作った意味もココに合わせて載せてまいります。 土壌っ子はプロ向きでなく・無論プロでなく、アマチュア・家庭菜園ですので高級農具を5号やソコ等の鉢で使える筈もないのはご理解いただけると存じます。販売店のなかには山5つも持ってるかと誤解なさってらっしゃる店員さんを多く見かけますので、お恥ずかしながら当方の事情を申しのべておきますね。それではよろしくお願いいたします。

 

最近では大手のメーカーから普通に糯麦(もちむぎ)が売り出されているらしい。それを知ってビックリしました。ぇ?情報のキャッチが遅すぎる?じっさい、そのとおりに違いありません。いえ、びっくりしたのは情報の遅さでなくて、糯(もち)は餅に搗いて晴れの日にお供えする食べものですからね!日本の先人は普段の日のお供えと晴れの日のお供えを区別して暮らしてたと思っていたから、晴れのモノを普段用にしている現代の美意識の変化に驚いたと云うほうが当たっているかも。

人さまの宝に興味を持ったところで隣りの花は赤く・餅は甘いに違いありませんから仕方ありません。普段用の糯はヨソ様用として、私のうるちの意味は御馳走でなく普段用でもう十分で、大昔に伝わった秈(うるち)を旨く育てられたら良いなあと。それで野山・荒地で元気に育つ秈麦を念頭に置いておりますから、もしも此処でご馳走をイメージなさってらっしゃると無駄なお時間をとらせてしまいますので、ひとこと添えさせていただきます。普段を平穏に過ごすために「秈麦」を育ててみたいのです。

荒地と言ってもアメリカ他、外国の農家を真似て良いモノでないのは当然ですが、地虫・細菌・酵母菌・微生物・ウィルスや草・木などに限らず、獣・爬虫類・鳥類・人間も含めて、日本には無数の生物が昔から数多く生きている。それらを無視して外国の益虫やコンパニオン植物を導入する気分には到底なれず、身近なモノたちと共生していくべきと、これが家庭菜園に欠かせない心構えかも知れないと(もちろん間違いの恐れが高いとも)、思っておりますが、プロの方々との違いは明白ですね。

プロは均質な品物、最低限の味の保証、買いやすい万人向きの品から高級な味・珍味・希少価値だけでなく、運送に都合がいい同量・同サイズを作りださなければならず、それらは計画生産にも十分に耐えられなければなりませんから、私たち素人相手とは異なって、あらゆる要求角度にもビクともしない生産体制・販売体制・配送体制など数々の要求に応えることが求められていると思います。なにもかも基準が異なるプロとアマの違い。プロの牙城に近づくことさえ畏れ多く思われる昨今かも。

ともあれ、素人の家庭菜園であると自覚するだけでなく、素人「土壌っ子」の感覚は私のような存在を云うのです、とお知らせしておくのはお互いの害にならないのでないかと、そんなことを思っております。素人ゆえにプロの誘いにウッカリ乗って近づく人は私だけでなく多いようにも思います。単品1つでも気持ちよく売ってあげるという、そのような小売り店は少なくなっているようで、業者さま大歓迎の大型店は単品買いの客のせいで売れ残りの品のアリサマはお気の毒に思われてなりません。

 

簡単ですがご挨拶まで。あくまで素人ですのでお手柔らかにお願いいたします。拝。

文責・宇留之祢)


裸麦=秈(うるち) / 水耕ふう?

2022-11-11 13:47:18 | 土壌っ子

2022年11月11日

 

画像では目立たないが新芽も少しは伸びている。

(撮影2022年11月10日)

 

11月4日から浸水の種子は早くも発芽・モヤシの始まりか。

4日目から水を切って湿った紙上に置いてある。

11月8日撮影

 


裸麦=秈(うるち) / 直まき

2022-11-11 13:16:14 | 土壌っ子

2022年11月11日

新芽が少しだけ増えている。

(撮影2022年11月10日)

 

 

(撮影2022年11月8日)

(播種日:10月30日で播種9日目の画像)」


今は麦だが昔も麦だろ(後)

2022-11-07 12:14:25 | お~ぃ風

粳(うるち)と糯(もち)の二種がある、いや三種? これまでの文の流れに導かれる結果、このように疑問が湧いてきて自然ですよね?いやいや、押し麦の味の不味さでつまづいた、のみならずに母まで辛い目に遭わせた私だから想像するのかも知れない。 糯(もち)に付いては言うに及ばず、いやいやココは言うに及ぼう!かつて糯麦という言葉は聞いたことがない。だが今後は分らない。押し麦にしなければ・・裸麦のままなら美味しいのでないか?そんなことを思っている私が在るからです。

どうしてそんなことが云えるのか?じつは縁あって手に入った裸麦の種籾を食べたのですが、この裸麦がナントなんと甘味だけでなくて粘り気まで感じるのです。これは私の願望から生れただけの単なる気のせいなのか⋯? それでの文字を観察すると硬い気がするのだが、裸麦を炊いて噛むとコチラはどうだ、現実に硬さを覚える。硬さがあってもソレを上回る美味い味があるから私は気にならない。しかも、裸麦に押し麦の不味さは少しもない。この程度ならバイオ技術で解決する課題と想えないか?

バイオの助けを借りるとなると営業農業の独壇場であり、家庭菜園の素人は手出しできなくなる筈だが、そんなこと気にならない私の都合を申せば、山奥の水が少ない地形であっても栽培可能な裸麦なんだと知っているからです。人類に実益をもたらす糯麦栽培に大きな魅力を感じるし、私の趣味で育てる鉢植え栽培の麦籾が生みだす微利益などは論外だ。うるちは初めと書き、秈の俗字としてが使われだした。秈は稲の一種で、米の粘り気の少ないものと古書にある。の正体は実にだったんだ!

過去、粳米秈麦のことだった。だから私たちが平日に食べている米は秈(粳)でないことになる。こんなにややこしいことになったのはどうしてなのか?その訳は已むを得ない事情があっただろうことは学者でない私にも分かる。今は令和です。それだけの簡単な理由があったのは間違いありません。映画「荒野のセブン」を私は観たから分かるが、価値ある米は奪われる時代!「これは美味いよ」等と言いふらすお人よしの日本の国だったら疾うに消えてなくなっていた。私にはそう想えるのです。

当時の日本の為政者に知恵・先見の明があったから美味しい麦は奪われずに済んだ。いやいや、まったくの作り話、無責任なホラ話と思っていただいたほうがあなたは恥を掻かなくて済むでしょう。私の夢のなかの物語に過ぎません。ともあれ、気分直しにでも使えるようなら、この後も気軽にお読みになってくださいね。粳稲と書いて「こうとう」と読んだようですから、「うるち」の読みは無かったかも。東南アジアの米の形は日本のと異なりますし、あれは水稲で「秈」と書くのは無理ですよね。

糯米で「餅」を作りますし、餅は正月用のメデタイ「晴れの日」のご馳走ですから話の前後の辻褄はどうやら合うように思われて、「どやぁ」と胸を張りたい誘惑にかられますが、アナタが乗せられてはお気の毒ですのでココは遠慮しておきます。うる➜粳➜イネ、アワ、キビなどの中で、炊いたとき粘りけの少ない種類・・これは新明解国語辞典からの引用ですが、その時々の人々に支持された流行語も載せますから、どちらが良いというのでなくても比較しなければ見えないモノはあるようです。

裸麦の発芽に今トライしておるところですが、水に浸けたものを蒔くべきか、そのまま蒔くべきか、そんなことも素人であれば知らずで、上手く発芽しただけで儲けものと思っております。自然の山のなかで発見した(?)秈(うるち)の稲であれば可能なかぎり自然の状態に近づけておきたいなと、その程度の知識の持ち合せしかない筆者・宇留之祢で、此の記事が、初心者かベテランか、とにかくどなたかの成功譚が世に出る切っ掛けに成れたら愉快だな・・そんな想いで私の記事は始まっております。

運よく発芽したときは糯麦(もちむぎ)の記事を改めてあげたいと思っております。ここまでお付き合いくださった方がたに心からお礼をもうします。有り難うございました。

 

そうそう、追記しておきます。(前)の記事中に、粳米の美味しさとの比較と書いた「粳米」は「一般米・平日米」とでも呼ぶべき米でしょう。糯米(もちごめ)は晴れの日用のご馳走で、市販されている米には糯米と一般米があって、市販されている米に粳(うるち)があると私には思えません。拝。