子供達は学校なんで、義父を連れて大人だけで温泉センターに行きました。
僕のお気に入りは御船町の『華ほたる』。泉質がなめらかで料理がおいしく、ビールの冷え具合がです。
ひとっ風呂浴びてビール飲んでると、隣にかわいい赤ちゃん、おもわず「いくつですか?」なんて話してると、赤ちゃんのママが「この子、1才で前科1犯なんですぅ 」と言われる。
理由を聞いたらここに来る前、ショッピングセンターで買い物して車に乗ったら、赤ちゃんが「チュッパチャップス」を手に持ってる。たぶんショーケースに下げてあったのを握ってしまったんだとのこと、知らずに出たんでもちろんお金は払ってない。だから前科1犯なんだそう。 「あんまりかわいいから、神様がプレゼントしてくれたんですよ」なんてべんちゃら言ってたら、思い出しました。
遠~い昔、僕が小学校低学年の頃、住んでた町のてっぺんに大きな神社がありました。今でも春は桜、次にツツジが咲き乱れて花見、ツツジ見と人が集まる名所です。僕らは年中その城山に行ってかんけりしたり、秘密基地を作ったり(ゾーンの♪君がくれたもの♪を聴くとこの頃を思い出して、胸がキューンとします。)とにかく遊びの王国みたいなところでした。
ある日、僕は友達と城山に遊びに行ってちっちゃな古い賽銭箱の上に座り、話をしていました。神社ですから、至るところに『賽銭箱』があります。その時僕は話しながら、なにげなく足で賽銭箱をトントンと蹴ってたんです。
そしたら、賽銭箱の下に隙間が出来ていたらしく、その隙間からお賽銭が僕の足のリズムに合わせて、振動しながら北朝鮮の軍隊みたいに整列して、いっぱい出てくるではありませんか
僕らは顔を見合わせて、思わずニッコリ笑ってました。
そしてそれ以来、何故か僕とその友達はお金持ちになりました。 でもやはり小学生、神様に悪いと思ったのか、出てきたお金の数%はまた元の賽銭箱に返していました。(しかしその利幅は、村上ファンドなんか眼じゃなかったかも知れません)
そんなこんなで約1ケ月たったある日、またその友達と『仕事』に出かけたら、なんと、その賽銭箱が真新しい檜の香りのする賽銭箱に替わってました。(・・・一応、足でトントンしてみましたが、ダメでした。)
その日、『この仕事から足を洗って』、このことはその友達との永遠の秘密にしようと堅く約束したんですが、ここで懺悔してしまいました。
そして大人になった今、初詣とか神社にお参りに行った時、つい賽銭箱の隙間を捜してしまう僕は、まだまだ修行が足りません。
でも僕には、まだ懺悔しなくてはならないことがあと2つあります。
・・・・・その話はまたの機会に・・・。
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