予想をはるかに上回るご来店を戴き、本当にありがとうございました！
僕も毎日残業焙煎の連続で少々疲れましたが、昨日１日お休みを戴いたんで、今日からまたバリバリやりますヨ。
来週には、「コーヒ教室」も待ってます。
日時： １０月２２日（水） 10:00～12;00
場所： 豊川保育園内「松橋町子育て支援センター」
宇城市松橋町南豊崎７９１－２
℡０９６４－３２－０４８２
「ママの為のリフレッシュセミナー」
※定員１０名
（未就学児童とそのママが対象です）
●申込は上記豊川保育園まで
●次回は１２月２４日（水） 10:00～12:00
（申込は１２月からとのこと）
ということで、本題に戻って・・・・、
上の画像、実は僕の携帯の待ち受け画面です。
ちょっと前に３姫と愛犬ラヴィンと近くの川の土手を散歩した時に、３姫が携帯で撮った画像です。
なんか雰囲気が良かったんで、携帯の待ち受けにしました。
でも、僕はこんな川の土手に行くと、遠い昔のある出来事を思い出します。
僕が小学３～４年生だったと思います。
オヤジの一番下の弟、つまり僕の叔父さんがある日の夕方こう言いました。
「今日、夜中にヨギリに行くけど、お前付いてくるや？」
「ヨギリ？」
叔父さんは石原裕次郎の大ファンだったんで、夜中に夜霧の出るところにでも行って
「今夜もありがとう」・・・なんて言いに行くのかな？・・・なんて思いましたが、そんなはずはありません！
よくよく聞いてみると、真夜中には川の魚も隠れずにじっとしてるんで、その魚を投げ網で捕りに行くんだそうな・・・。
そう聞いて、想像してみました・・・・・・。
真夜中の川の中・・・。
人間もこないし、魚たちも「夜の社交場」でのびのびと楽しんでます。
「おや、フナさん！久しぶりですね～」
「あら、コイさんじゃ～ありませんか、お元気でした～」
「いやいや、それがこの前人間に釣られそうになって大変でしたよ～、
ほらっ、この口の傷、釣り針が引っかかって今でも痛いんですよ～」
「おお、メダカさん達団体で何処行くんですか？、あっ、学校ですか！」
なんて賑やかなところに、急に部屋のドアがバタッと開いて、
叔父さん登場！
「みんな、動くな！ガサ入れだッ！そのまま連行だッ。言い訳なら署に行ってから聞く。さッ並んで網の中に入れッ！」
・・・・・なんて、卑怯な捕り方だなあ・・・って思ったのを覚えています。
そんなことはどうでもいいんですが、結局おもしろそうだったんで付いていくことにしました。
夜の１０時頃に家を出て、着いたのは車で２０分くらいの大きな川の土手。
土手の道に車を止めて、叔父さんは早速そっと川の中に入り投げ網をサッと投げました。
綺麗に丸く広がった網が川の中にバサッと落ちて、たぐり寄せると魚がいっぱい入ってました。
僕は４～５回ほど見ていましたが、そのうち飽きてきて車の中に戻りました。
車内に戻ったものの何もすることがなく、ぼ～としてたらいつものイタズラ心が湧いてきました。
車の運転・・・・・難しいのかなあ・・・。
と思って、キーを回してみました・・・。
ギイッといやなエンジン音がしたと思ったら、ガクンという衝撃とともに車が前に１～２ｍ動きました。
そして、運転席が急に斜め４５度くらいに傾きました。
びっくりした僕は、どうにか車外にはいずり出て車を見てみたら・・・・、
そうです！脱輪して今にも土手から落っこちそうになってました。
当時はマニュアル車ですから、ギヤが入ってたんです。
『や、やばい・・。』
僕は慌てて叔父さんを呼びに行きました。
走ってきた叔父さんは、車を見てその後僕を一発ゲンコで殴ってから、車体を持ち上げようと力任せに抱えだしましたが、いくら叔父さんでも１人ではどうにもなりません。・・・もちろん僕も手伝いましたが、全然動きません。
逆に、今にも土手から転がり落ちそうになって、叔父さんが支えてないとあぶない状況になってきました。
と、叔父さんが言いました。
「お前、近くのまだ電気が点いてる家に行って事情を話して男の人に手伝って下さいって行ってこい！」
「は、はいッ」
僕は従順な部下みたいな返事をして土手を走り降りました。
そして、近くの１０～２０軒くらいの集落まで行き、窓の明るい家のドアを叩いて泣きそうな顔で事情を話し、親切な４～５人の大人の人を連れて車のところまで走りました。
叔父さんは、土手の下から両手で車を支えていました・・。
そして、みんなで「せえのッ」で車を抱えて土手上の道に戻してくれました。
叔父さんは、手伝ってくれた人に何回も御礼を言って、それからまた僕にゲンコツ一発。
でも帰りの車内で、「しかし、落ちらんで良かったなあ、お前悪運が強かねえ～」
なんて言いながら、家に帰った頃は叔父さんは普通に戻っていました。
今でも叔父さんちで飲むと、たまにその時のことを言われますが、そんな叔父さんも数年前還暦を迎え、その年の正月、里帰りしてきた僕のいとこ達と組んで「叔父さんのサプライズ還暦祝い」を盛大に催しました。
叔父さんは、感激して泣きながら何回も「みんな、ありがとね」って言ってましたが、酔っぱらったらまた姪っ子甥っ子達をゲンコツで殴ってました・・・。
そして締めの時間も迫ってきた頃、記念写真を撮ろうということになり、みんなで三列に並びました。
もちろん、主賓の叔父さんが最前列の真ん中。他の叔父さん、叔母さんがその横、そしていとこでは、僕が最年長なんで叔父さんのうしろに並びました。
「ハイッ、チ～ズ」って時に、僕は叔父さんの肩に手をやりました。
で、撮影が終わってみんなで拍手してた時です。
なんか手がべたつくな～とじぶんの手のひらを見たら、血だらけになってます・・・。「えっ？」と思ったら、
・・そうでした。前の日に指を切って絆創膏を貼ってたんですが、
汗で剥がれてしまったみたいです。
しかし、・・・・・いやな予感が・・・・。
前で感激にむせぶ叔父さんの新調したばかりのスーツの肩を恐る恐る見てみました。
案の定、叔父さんの肩には、お相撲さんの色紙みたいな真っ赤な僕の手形が・・・・。
僕は、何食わぬ顔で「叔父さん、今日は良かったねえ」なんて言いながら、すごすごと敵前逃亡しました。
・・・・・今度会った時は、またゲンコツ一発だなあ・・・・。
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は、しませんが
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（ジョーダンですヨ）
マスター色んな経験を小さい頃からされてますね だからお話上手なのね～納得
