寂しがり屋のハーモニカ吹き。(障害者の日常生活)

厄介な隣人2

 

 

何遍も言う様だけども。あの刺青の外人越したとばかり思って居たらしぶとく居てさ、作り話を僕の訪問看護師に行って何しろ「kiyasumeさんが弾くギターの音がうるさいのですよ注意してくれませんか」と言われてその気になって帰って来た看護師も看護師だ、いまだにブルースギターとかジャズ、ロックギターを弾いて居ると思って居たからね。

だから言ったんだよね弾いて居たのは15歳の時から23歳までの1975年から1983年頃だよと言ったんだよね。そしたら「なんで6畳間にアンプあるの?マイクもたくさんカラオケ用でしょ。歌歌うのですか?」と言うから、「最近の若者は何にも知らないからね」と言ったら「僕のことでしょ」と言うから「嫌皆んなさ、若いのは、、」と言ってこれはハーモニカ専用アンプだよ。と言われても何が何だかわからない様だったから・・・。

「マイクにハーモニカくっつけて吹くのアンプを通して!」と言ったらなんでそんなところに出て居るのと言うから、「これはね、アート引越センターの女の子たちが適当に置いて行ってただ片付けてないからでしょ?わからないの!!」と言ったら。iMacは高級パソコンだから音が良すぎるんじゃ無いですか。僕はiMac欲しかったけど高すぎて買えなくてノートパソコンのiBookにしたからと言うから、今曲なんか掛けてくれますと言うからyoutubeで「天国への階段」掛けたら、またスマホで同時に掛けてそしたらスマホの音の方が近々して居て高い音が出たので

「スマホの方がうるさいよ!!」と言ったんだよね。

あの外人のジジイは完全に僻みだね。僕がミュージシャンに見えるからとエレキギターを弾いてうるさいなどと嘘を言ったからアパートの管理会社に行ってやった。丸嘘つきやがって・・・・・・。俺が何時ギター弾いたよ・・・・・・・・・。そして警察に言えば措置入院できるとまで行ってやった。

「ただそこまではやりたく無いけど頭おかしい人でしょう?」と言ってやったよ。「前に警官を6人も呼ばれてそのせいでストレスから腸から出血して、内視鏡の検査になったばかりですよ本当は弁償さえそちらがしてくれるのならこのアパート出て行ってもいいのですけどね」と言ってやった。あまりの仕打ちだろう

それに老朽化して居るから鍵が壊れそうだったり、取っ手が握るとすぐに取れてしまうんだよね。言ってやったよ壁がベニヤ板一枚なんじゃ無いの普通は聞こえないですよと言ったよ。意気地がないやろうだから、僕に直接に言いに来れないじゃないかよ。いい歳こいて68歳ぐらいだろう。毎日7時には床に着くからうるさい!!と困るってな?それはお前さんの勝手だろう?眠れないとこっちは寝て居るのに夜中の3時に壁を30回もぶっ叩きやがって、やりたい放題だよ。そしてトイレのタンクに水が溜まるのが遅くてトイレのタンクの上から水が流れないからその旨言ったのと、

ベランダに洗濯機置いて居るけどべランダにコンセントがどこにもないのでこないだ来た電気工事人がとりあえず延長コード買ってきてと言ったら「じゃあドア開けて洗濯機動かしてるんですか」と言ってすぐにそちらと問い合わせてみると言って居たけど。その報告は入って居ます対処いたします。トイレは修理人を回しますからと言って居た。

何がエレキギターを弾く音がうるさいだ!!人を僻み嫉みで見て居るからそう言うとって来た様な話をするんだ。作り話の嘘だろうが!!これで埒が開かなかったら、高井戸警察署と110番かけて言いまくってやる。精神病院送りになればいいんだバカが!!

本当に頭に来るんだよ最近はどいつもこいつもね。訪問看護師も主任さんが1時間半の予定でくると言って居るからそうかと聞いていれば。何時もの看護師が来て主任は他に行ったとか言って居るしね。役所の人間は生活保護なのに贅沢をして居ると言うしね。僕はさ65年掛かってこれだけのものしか集まらなかったんだよねぇ・・・・・

訪問看護師はDVD見るのと聞いて来るし、それはさ、彼らはNetFelixなんだろうけどね僕はさ今の流行は嫌いなんだよ。何?ジュマンジ、動物のパニック映画。ジェラシックパーク恐竜の映画。マーベルコミック、アメリカンコミックの焼き直しの映画、スターウォーズ銀河歴史絵巻。要するに破壊シーンがド派手な映画たち。もっと能のある映画もあるのに最近の若者はそれらが好きでしょう。

「何しろエレキギターはうるさいから弾くのやめて欲しい」には、どたまかち割ってやろうかと腹に据えかねた。俺が何時エレキギター弾けたよ。幻聴でも聞こえて居るんだろう。病院にも行かなくて何やってるんだか恐らくは生活保護の身だとは思うから、、

だから僕も統合失調症だけども同じ病でも他人は大っ嫌いですよ。自分勝手な甘えた野郎しかいないから・・・・・・。スマホは最近もうほとんど見て居ませんよ。電話で使って居てあと人工知能のSiriに今日の天気と気温雨降るかとか聞くだけ。あとGOアプリでタクシー呼ぶ時だけしか使わない。メールのチェックも最近はパソコンだな、、

しかし昨日は頭に来た。本当に頭に来た怒りがまだ治らないから・・・・・・🙏💢。

すみません、愚痴をいっぱい聞かせてしまって・・・・・・・・。

 

 

 

なぜかいつもケンカ腰で攻撃的な人っていますよね? 知らずに近づくと、何か気に障ることをしてしまったかなと、無駄に気に病んでしまうことも。攻撃的な人の心理や性格はいったいどのようなものなのでしょうか。攻撃的な人に出くわしてしまった時の対処法や末路まで、紹介します。

仕事やプライベートにおいて、特に理由はないのに、人から攻撃を受けたことはありませんか? 多くの人がそういった経験を一度や二度はしているのではないでしょうか? 他者を攻撃する人の背景には、何があるのでしょう。本記事では、攻撃的な行動を起こす人たちの心理や、そのような態度を取る理由を探ります。

攻撃的な人のことを理解しておけば、無駄に傷ついたり、精神的なダメージを負うことを避けられるようになるかもしれません。そして、彼らの攻撃性の根源に迫り、理解と対処の糸口を見つけていきましょう。攻撃的な人にはどのような特徴があるのでしょうか? 攻撃の種類には、言葉の攻撃や態度の攻撃、ネガティブな感情をぶつけてくる人など、様々考えられます。攻撃的な人の被害を被らないように、まずはその心理状態や性格を理解しましょう。

攻撃的な人は、他人を支配しようとする傾向が見られます。彼らは自分の主張を優先し、他者の意見や考えを軽視する傾向があるのです。その一方で、「他人に支配されたくない」という気持ちが強い面も。本当は自分に自信がなく、そんな自分を相手に悟らせないために、支配しようとするのです。親に叱られたことがないなど、幼少期の環境が原因の場合も。甘やかされて育ち、子どもっぽい負けず嫌いがこのタイプです。いつも周りがチヤホヤしてくれ、世界の中心が自分であるかのように育った人に、よく見られる特徴です。

自分に自信がないゆえに、人に対して攻撃的な態度をとる人もいます。本来の自分よりも「大きく見せたい」、「認めさせたい」という心理が働き、他者を攻撃することで自分を守っているのです。

感情の起伏が激しい人も、攻撃的になってしまうケースが多く見受けられます。怒りやイライラなどの感情が急激に湧き上がり、制御することが困難になると、結果的に周りを振り回してしまうのです。攻撃的な人は、実は弱い人である場合も多いようです。自己防衛本能が強く働いていたり、承認欲求が強かったりします。そういった心理が無意識に攻撃的な態度に繋がっているようです。

攻撃的な人は、しばしば対人関係の問題を抱えていたりします。その背景には、他者と信頼関係を築いたり、他者の思いに共感をすることが難しいことが挙げられます。したがって、周囲の人々との摩擦や衝突が生じやすいのです。何か問題が起きた時、攻撃的な人は他者を攻撃して、抑圧することがよくあります。これは、問題に対処し、解決するための建設的な方法を見出せないためです。だから、他者を責める安直な手段を取るのだと考えられます。

攻撃的な人に遭遇してしまった場合、できる限り穏便にやり過ごしたいものです。具体的にはどのように対処すればいいのでしょうか?「関わらないようにする」ことは、対処法のひとつです。あからさまに避けるのではなく、適度な距離を置くのも賢い方法でしょう。距離を置くことで、あなた自身を不必要なストレスから守ってあげてください。よく観察していると、攻撃的な人には攻撃的になるきっかけがあったり、パターンがあったりします。相手が、攻撃的な行動を引き起こす可能性のある引き金を理解しておきましょう。「引き金」さえわかっていれば、回避することもできるはずです。

攻撃的な人は、「自分は理解されていない」とか「認められていない」などという感情を持っている人が多いものです。ですから、まずは彼らに寄り添い、共感を示して相手の気持ちを落ち着けましょう。落ち着いたところで、あなたの意見を伝えてみてはいかがでしょうか?あなたがもし「攻撃的な性格だ」と言われたり、そう自分で感じるのであれば、以下の項目を試してみることをおすすめします。

ここまで読んで、「自分は攻撃的な人なのかも…」と心配になった人もいるでしょう。そう感じたのであれば、自分の行動や言動が他の人にどのように影響を与えているかを振り返って見ることが有用です。「攻撃的な人は弱い人が多い」ということは、先述しました。では、あなたは一体何を恐れているのでしょう? 自問自答してみてください。実際には、取るに足らないことに怯えていたりするものです。恐怖心から解き放たれれば、相手をむやみに攻撃することもなくなると思いますよ。

攻撃的な行動は、ストレスが原因であることが多いものです。あなたがストレスを感じたなら、リラックスするための時間を取りましょう。例えばオフィスでデスクワークをしていたとしたら、ちょっと外の空気を吸うだけでもストレスを軽減できるはずですよ。

自分を褒めてあげる

綺麗事を言うのは簡単ですが、自分の性格や行動を変えるのは難しいものです。例えば、相手に物申したかったけれど我慢できた時などは、自分自身を褒めてあげましょう。小さな改善だとしても、それを積み重ねることが大切です。継続的な努力が必要にはなりますが、自分自身が周囲とよりよい人間関係を構築するための重要なステップとなりますよ。

「攻撃的な人」の末路は…?

当然ながら、攻撃的な人の末路は、かわいそうなものばかりです。

友人が去り、孤独になる

攻撃的な言動が過ぎると、周囲の人は遠ざかり、友人ですら離れていってしまいます。ひどい時には、社会的に孤立してしまうことも…。孤立することで、さらなる怒りや不満が生じ、ますます攻撃的になってしまうといった悪循環を引き起こします。

仕事にも悪影響が生じる

職場でも攻撃的な態度を取っていたとしたら、どうしても評価は低くならざるを得ないでしょう。当然、昇進の機会もなく、最悪の場合は、パワハラなどを理由に解雇されてしまうかもしれません。攻撃的な言動は瞬間的に自己の感情を発散することができるかもしれませんが、長期的な視野に立って考えてみると自らに害を及ぼします。

心の健康を損ねる

攻撃的な言動を繰り返していると、冷静になった時、罪悪感や後悔の念に苛まれることもあるでしょう。他者の目が、後から気になってくることもあるかもしれません。結果的にストレスや不安が増大し、情緒不安定になりかねません。

最後に

できれば「攻撃的な人」とは遭遇したくないものですね。職場など接触が避けられない場所にそのような人がいる場合は、紹介した対処法などを一つの参考にしてみてください。

 

まあ、言いたくはないけど最近の人間は自己中で身勝手な人が多い。僕はよく「生活保護を受けて居て」贅沢だと言われるが。「生活保護とは、「日本国民憲法第二十五条「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」に規定する理念に基づいて制定された生活保護法により国民の生存権を保障する制度です。申告があれば誰でも申請が出来ます」と言われて居る国のセーフティーネットです。」もらえるお金は、少し此処の所で増えたので13万4千円ですが。私の様な障がい者には障害者加算として1万7千円がつきます。併せて私は15万幾らか貰えて居ます。最近数千円増えたのです。前は14万7千円でした。

よく人が僕の部屋に入ると言いますよ、「生活保護で随分とこんな贅沢なことをして居ていいのか!!」「「何が贅沢なんですか」「DVDを沢山持っている」「本が沢山ある」「いいコートを数着持っている」「レコードを持っている」贅沢ではないか!!「テレビだって55インチのを持っている」「ラジカセ」がある。成程ねぇ。私は歳幾つだと思いますか65歳ですよ今度の4月で、今までに集めたものがほとんどですよ。大体が月15万で家賃払って生活費払ってやれますか?食費なんか私は月3万でやって居ますよ。生活費、ガス。水道。電気。それにケーブルテレビ代と通信費で6万ぐらい掛かり、家賃が5万6千円掛かります。残りが食費3万円で小遣いなんて1万しか残りません。その1万も美容室代に消えます。まあ、生活費は1万ぐらい浮くのでそのお金でDVD買うこともありますが。ギリギリですよね。そんな贅沢品を買うからだと言いますがあなた方はさっきも言ったけど年に、いや月に旅行何回行きますか?たかだか目の保養に10数万も掛けてるじゃないですか。美味しい割烹料理やらレストランで何万使いますか?新幹線代に飛行機代に幾ら使いますか?それはあなたの勝手だから私がとやかく言うことではありませんが。あなた方も私が65年間掛かって集めた品物を貶したり贅沢品だと言わないで下さい!!趣味が違うだけでしょう???私は旅行なんか65年間修学旅行以来行ったことはないです、ああ昔子供の頃にエキスポ70、大阪万博へは行きましたけどね。あとは中学の修学旅行で東北。高校の修学旅行で北海道しか行って居ませんよ。遥か50数年前ですよ。私の楽しみはハーモニカ吹いて映画見て音楽聴居て本読むのが楽しみなだけですよ。それすら許されないのでしょうか、奥さん、あなたはガーデニングにバラを敷き詰めてジャスミンティーを飲んで戦争になって兵士が来たら話し合いですますのでしょう?平和ボケも良い所ですね。戦争になったら女性は若い子は皆レイプされて殺されますよ。殺し合いが戦争ですから。それから最近はこれも何遍も言うけど、スマホがすべて正しいとでも思っている輩が増えて困ったものですね。なんでもスマホ、映画もスマホNetflix。Amazon movie。最新のくだらない破壊映画。CG合成の破壊シーンを喜んで見ている。他にもいい映画は沢山あるのにね。。。

スマホがあればテレビ入らないあとゲームにとちり狂っている。

 

 

要するに僕がBlu-ray見ようが音楽聴こうが私の勝手だ誰にも何にも言われたくない。此間なんかテレビつけただけで警察に6回も来られて大音響で見ていると嘘信じ込んで来てだから部屋まで入ってこいと言って聞かせたら「普通の音ですね」だからね。それなのにあの刺青の外人のバカが人がテレビ付ける度に警察呼んで、僕が頭に来るのはテレビの音聞いて低音が少し出ているとか言うのですよね。最近のテレビは低音ぐらい出ますよ。僕はあんまり毎日警察に来られるのでストレス性の腸のポリープが破裂して血の下痢が止まらなくなってしまいましてね。内視鏡検査をしたぐらいです。自分勝手な人間がいかに多いいか皆さん自覚して下さい。それに最近の人は何も知らない。あまりに知らないのでバカかと思うよ。そして最低のクズしかいないそれは警官も言って居たよ。「最近は警察に電話掛けて来る人間は相手に言ってくれと言うから、あんたの名はあんたのところにも行くからと言うと名前は言いたくない。警察なんかに来て貰いたくないです、ただ相手を怒ってやって下さいとしか言わないんだよね。お勝手の水道の音が煩いとか、トイレの音が煩いとかバカがよゲス野郎どもがいい気になって警察に電話掛けて来て、あんたもねぇテレビ大きな音で聴きたいのなら島の孤島にでも行って聴きな!!」

この言葉には頭に来たから高井戸警察署に行って、今までの経緯を話したら。警察が折れて「解りました。電話が来ると行かなけれ成らない規則なので見には行きますが部屋の前まで行って音が聞こえなければチャイムも押さずに帰らせますから」と言うので、「それでいいです」と言いましたよ。そしたら無人島で聞けと言ったおまわりが一応決着つけたのに、電話を掛けて来て実際あんた音出てたよと言うから「私のテレビが?????」と聞いたら「低音が出ていた」と言うので言ってやった!!「あんたら警官が毎日毎日来るのでストレスから腸の一部が破裂して血の下痢が止まらなくなったんだけどもあんた治療費払ってくれるのかい?検査費払ってくれるのかい?」「い、や、その、、」「あんた損害賠償してくれるのかい?」「2度と警官の顔も見たくないです。来ないで下さい。だからあなた方は公僕と言われるんですよ」「・・・・・・・」

「それでは言う事は無いのでこれで」「あっ、あの、あ、あ、お体大切にして下さい」と言って電話が切れた。今日本は世界情勢の中でかなり危ないところにいるのですよ。中国は虎視眈々と日本を狙っているしロシア北朝鮮もだ。もともとウクライナは西欧の問題で日本が口を挟む余地はなかったのだけども日本は人道上助けました。何故なら日本も何時ウクライナと同じになるか分からないから。日本はハイテクな国だから翻訳機をウクライナ難民の方達に一人一台渡しています。ウクライナ語で話して翻訳機を相手に聞かせると翻訳されて日本語で流れて、日本語で話すとウクライナ語で聞けて。だから彼らは言葉の壁があってもあまり苦にはならないはずですよ。

ところで、環境問題はもちろん、そのほかの問題も山積みなことはわかるのですが、20年後に何がどうマズくなっているのか、それまでに何をすべきなのかは、よくわからないのが正直なところです。

そんなときに読んだのが、今年発刊された成毛眞さんの『2040年の未来予測』でした。

この本には、今後20年の間にどんなことが起こるのか、あらゆるデータをもとにした、あらゆる分野の予測が書かれています。経済、環境、天災に至るまで、読んでいるとゾッとするようなことばかり。これらが今後高確率で起こるというのだから途方に暮れてしまいます。

思わず思考停止になりそうですが、成毛さんはあとがきでこう語っていました。

「最悪の事態を想定しながら未来を描いておけば、あなたの人生はそれよりも悪くなることはない。そして、そのシミュレーションができていれば、あなた個人に待ち受ける未来は、何も知らずにいたときの景色とは違ってくるはずだ」



また、成毛さんは本書の中で「テクノロジー」が持つ可能性について繰り返し書いています。だとすればこの「未来予測」は悲観するためのものではなく、テクノロジーに対しての動き方や考え方を変えるきっかけのためにあるのかもしれません。

「最悪の事態」を前にした私たちは、この20年の間にどのように生きるべきなのでしょうか? どのようにテクノロジーと付き合っていくべきなのでしょうか? そして成毛さんはこの未来予測に対し、どこに希望や可能性を感じているのでしょうか?

そんな問いを持って、著者の成毛さんにお話をうかがいました。

成毛 眞(なるけ まこと)

1955年北海道生まれ。元日本マイクロソフト代表取締役社長。1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は、書評サイトHONZ代表も務める。『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト』(KADOKAWA)、『バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる』(SB新書)など著書多数。

この20年間に確実に起きる大きな変化

── 『2040年の未来予測』を読み、これまでぼんやりと感じていた未来への不安感がはっきりと言語化されたような気持ちになりました。まず成毛さんは、なぜ今このタイミングで『2040年の未来予測』を書かれたのでしょうか?

一番の理由は、南海トラフ地震と首都直下型地震がもうすぐやってくるからですね。地震学者や火山学者の話では、南海トラフ地震は30年以内に70〜80%、首都直下型地震は70%の確率で起きると言われています。まさに、今この瞬間に起きてもおかしくない。そしてこれらの地震が起きると、日本はほぼ終わるんですよ。

── ほぼ終わる......。

そう。南海トラフ地震が起きると東日本大震災の15倍は被害者が出るし、約13倍の経済的被害が起こると言われています。すると円安に振れてしまって、為替や株式市場がボロボロになりますよね。そうしたら政府はどんどんお金を刷らないといけなくなって、結果的にハイパーインフレが起こります。

首都直下型地震について言えば、富士山の噴火も引き起こすかもしれません。もし噴火したら非常にヤバい。火山灰が2ミリ積もると電車が動かなくなって、5ミリ積もれば車が走らなくなるのですが、今の予想では首都圏内に10センチ積もると言われています。上下水道に火山灰が流れ込んだら、水も飲めなくなる。2か月以上復旧しないと、下手すると餓死者が出てくる危険性もあります。

── すごい状況ですよね。本でそれを読んで、ゾッとしました。

天変地異だけじゃありません。医療費も年金も、どう考えてもこの先破綻します。2025年には団塊の世代が後期高齢者になるから、それだけでパンクする。今65歳以下の方の年金は、延々支払っている金額の半分が戻ればいいところじゃないかな。

そしてこの先どんどん高齢者が亡くなると、空室の中古住宅が一気に出てきます。すると不動産の価格が暴落する。今一所懸命マンションを買っても、20年後にはほぼ負債になっていますよ。

でも、それらは政府が悪いんじゃなくて人口が減るからなんです。これはどうしようもないですよね。急に増やせないですから。

── そうですね、どうしようもないですね......。

あとは地球温暖化も、大きな変化をもたらしています。特に、海はすごいスピードで変わってきていますよね。大気の熱をどんどん吸い取って水温が上がっていって、獲れるものも変わってきているでしょう。地球が壊れるとしたら、海から壊れていくんじゃないでしょうか。

海の温度が上がると、北極やグリーンランドの氷が溶け出します。その溶け方次第では、海流がいつ変わってもおかしくなくて、するとヨーロッパの気候が一撃で変わるんですね。2003年にもヨーロッパで熱波が起きましたが、そのせいで4万5千人も亡くなっています。とんでもない数の方が被害に遭っているので、ヨーロッパは地球環境問題にとても真剣なわけです。

また、ヨーロッパで気候が変動すると偏西風の蛇行が激しくなって、アメリカの上空でヒートドームができます。それが原因で、カナダで50度近い気温になったこともありました。そういうふうに地球上の全然関係ないところで、連動して異常気象が起きている。中国の洪水も日本の台風も、温暖化による気候変動によって起きるものです。

さらに温暖化によって水不足や食糧不足も進み、もしかしたら戦争が起きるかもしれない。このままいくとヤバいって、みんなわかっています。だから必死になってEVを持ち込んだり、CO2を減らそうとがんばっているんですけど、もはや食い止める手立てがない状態です。

── 冒頭からいろんなトピックスについてお話いただきましたが、どれをとっても本当に厳しい状況ですよね。どうしようもないというか......。

そうなんです。この本に書いているのは、よくある60、70歳になったおじいちゃんが「今の若い者はだめだ、今の政府はだめだ」って悲観的になって国を憂えているのとは全然別の話なんですよ。この20年以内にほぼ確実に起こる変化だけで未来を推測した本なんですね。

天変地異、人口動態の変化、医療費と年金の破綻、不動産の暴落、ひいては財政の破綻まで、今言ったことがこれからの20年間に起こるわけです。そういうレベルの変化が起こるのはほぼ確実なんだけど、それでもみんな前を向いてがんばって生きていこうねっていう(笑)、そういう本なんです。

「国に頼るな、個人で生きろ」

画像:アフロ

── ......あの、この本を読んだとき実はかなり暗い気持ちになったんですけど、今のお話を聞いて、改めて救いがないなと思ってしまいました。

救いなんてないですよ。でも救いを求めるのだとしたら、もう「個人で生きていく」しかないってことです。例えばもし南海トラフ地震が起こったら、東日本大震災の10数倍の復旧コストがかかって、国債は破綻して日銀券は暴落します。そうしたらもう、個人で生きるしかないですよね。政府に頼っても何もしてくれませんから。この本のあとがきにも書いています。「国に頼るな、自分で生きろ」と。

── はい、書いてありましたね。「今、これを読んでいるあなたは、国を忘れて、これからの時代をどうやって生き残るのかをまず考えるべきだ。どうすれば幸せな人生を送れるかに全エネルギーを注ぐのをオススメする」と。

そう。この本で言いたいのはただひとつ。「個人で生きろ」ということなんです。「みんなでがんばろう」なんて言ってる場合じゃない。

だって、これまでみんなでがんばっていいことがありました? 政治が変わりました? 政府も大企業も何も変わらないじゃないですか。私も含め、SNSでどれだけワーワー言ってもたったひとつの小さなことすら変わらない。驚くほど、息を呑むほど、この国は変わらない。

それならもう、日本から逃げて個人で生きざるを得ない。だから私が言いたいのは、「日本から逃げて、個人で生きろ」ということなんです

── 日本から逃げて、個人で生きる。

100年、200年の単位で考えると、今後かなりの人口が減るでしょう。半分くらいになっていてもおかしくないですよ。その時に、自分の子孫が生き残っているかどうか。

そうなった時、特に今年齢が一桁の世代は厳しいと思います。寿命は延びるのに生きる環境は過酷。紛争はそこらへんで起こっていて、地球は異常に暑くて、どこかしらで熱波と台風と地震が起こっている。そういう時代で生きるんですから。

── うちの子供が今まさにその世代なのですが、「個人で生きる」ためにどんな教育をしたらいいのでしょうか。

「自分さえ生き残れたらいい」と覚悟を決めろ、という教育をすべきですね。社会のことは、考えない。一人ひとりがそうやって覚悟を決めることができたら、日本はすごくいい国になります。

生き残るために必要なのは、英語とテクノロジー

画像:アフロ

── まさに「国に頼らず自分で生きる」覚悟を持つということですね。だけど、自分が生き残るために必要なことって何なんでしょうか?

英語とテクノロジーを身につけること、それが第一だと思います。アートとか音楽とかスポーツとか、世界で通用するプロになれるような人はそもそも生まれた時から天才なので、努力して目指しても無駄だけど、英語とテクノロジーは後天的に身につけられるでしょ?

── 英語を身につけるのは、日本の外でも生きていけるためにですか?

それもあるけれど、単純に話者の数が多いからです。中国やアメリカの力が強いのって、人数が多いからなんですよね。中国の人口は14億人以上、アメリカも世界中の英語圏から人を連れてくるとやっぱり15億人くらい。同じ言語の話者の母集団の0.1%が天才だとすると、話者の少ない日本よりも、アメリカや中国には10倍も天才がいることになります。

テクノロジーを生み出すのは天才たちなので、話者の母集団が大きくなると、そこでテクノロジーが生まれやすくなるんですね。逆に言えば、だからヨーロッパにはGAFAのような企業が生まれないんです。ドイツ、フランス、イタリアのように話者の数が少ない国では、各言語圏における天才の人数はごく少くなりますからね。さっきも言ったように天才が持つ才能は先天的なものなので、これは教育の問題じゃなくて、単純に数の問題なんです。

── なるほど。だから話者の多い言語を身につけておいた方が有利だと。

とは言え、英語を身につけただけではもちろん役に立ちません。それに加えて、テクノロジーを身につけることも重要です。

── テクノロジーを身につけるというのは、どういうことなんでしょう? 成毛さんは、「テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする」と書かれていましたが......。

はい。でもそれは「テクノロジーで地球がなんとかなる」ということではありません。もうそういう戯言を信じるのはやめたほうがいい。

ただ、あらゆるテクノロジーやサイエンスを知っておくことは重要です。プレートテクトニクスから量子力学まで、広くて浅い知識がこれからもっと必要になる。例えばこのコロナ禍でメッセンジャーRNAワクチンがどう働いているのか、なぜ有効なのか、どんな基準で使われているかなどを、記事で読んでちゃんと理解できるくらいの知識がないと厳しいと思います。

── 本のあとがきには「生き残るのは優秀な人ではなく、環境に適応した人である」とも書かれていましたが、どんな環境にも適応していくために、テクノロジーを知り活用できるようにしようということですか?

そうです。この地球上で一番変わるのはテクノロジーなんです。人口減少、天変地異、いろんなことが巻き起こっているけれど、それに対して政治も企業も、資本主義や株式市場の仕組みも、全然変わらない。だけど一方で、テクノロジーはすごい勢いで変化しています。

量子コンピュータなんか3年前には理論上の話だったけれど、今月(2021年7月)から使えるようになりましたからね。だけど、それを使って何をするか、どんな可能性があるかなんて、99.9%の人はわかってないじゃないですか。全部のテクノロジーがそう。だから、それが何に使えるのかはちゃんと知っておかないといけないんです。

素直な興味関心を持って、適応していくしかない

画像:アフロ

── 今私には10歳の子供がいて子育て真っ最中なんですが、今のお話を聞きながらどんな子育てをすべきなのかなと考えていました。もし今成毛さんに10歳の子供がいたらどんな教育をされますか? 英語はともかく、テクノロジーを身につけさせるとしたら......。

とにかくいろんな経験をさせますね。あらゆる方法であらゆる機会を与える。それしかないですよ。例えば科学博物館に連れて行って、天文、生物、物理、片っ端から触れさせてあげる。どれに興味あるかわからないから、親の趣味ばかりに偏っちゃだめです。子供の興味を伸ばしてあげないと。

テクノロジーに限らなくても、興味のあるものは全部やらせて、合わなかったらすぐやめたらいいんですよ。100個くらい体験してみたら、1個くらいはずっと続けたいって思うものが出てくるかもしれない。まあ、出てこないかもしれないけどね(笑)。

才能って、「何かにめちゃくちゃ興味がある」ってことですからね。人から「馬鹿なんじゃない?」と思われるほど何かに夢中になってしまうことを才能って言うんです。子供には、何の才能があるかわからないですから。

── それは、大人である私たちにも当てはまるのかもしれないですね。私はテクノロジーについて全くの門外漢なのですが、食わず嫌いしている場合じゃなく、機会を得て触れていくしかないのかなと思いました。

機会がない限り、最初の出会いがない限り、何も起こらないですからね。自分が何に興味があるかなんて、やってみないとわからない。わかったらつまらないじゃないですか。

── そうですね。変化に適応していくためにも、日々進化しているテクノロジーに自分から触れてみようと思います。救いのない気持ちで始まったインタビューでしたが(笑)、これから先の方向性を教わったように感じます。

深刻に考えすぎちゃだめですよ。悲観してても仕方ないんだし、「同情しなきゃ」とか「真面目に考えなきゃ」とか決まりきった感情を自分に押し付けるのは良くない。天変地異も、科学的に見れば興味深いじゃないですか。素直な興味関心を持って、適応していくしかないと思います。あとは、生き延びるための迫力ですね。

── 迫力?

そう、人に頼らずに生きていくんだという迫力です。下手に群れる方が危険。だから、若い時から似たような人ばかりでなく、個性的な人やおもしろい人にいっぱい会っておいた方がいいですよ。僕の友人には研究者やノンフィクション書籍の編集者が多いんだけど、頭のいい変わっている人ばっかりですごくおもしろいし、いろんなことを教わりますからね。

やっぱり、結局は人だと思う。人との繋がりを作るってことではなく、人の持つ情報に触れること。文字になるともう遅い。文章として書かれる前の、生の情報に触れることですね。

画像:アフロ

さいごに

「救いなんてないですよ」という言葉すら出た、今回のインタビュー。そんな未来を予測しながらも、成毛さんは一切深刻ぶらず、飄々としてどこか楽しそうですらありました。

「変わらないものではなく、変わっていくものにこそ可能性がある」

そのように考えていらっしゃるからかもしれません。

やってくる変化を恐れるのではなく、それを想定して自分もまた変化に乗じること。世界情勢とともに大きく変化している存在「テクノロジー」を知り、身につけること。それこそが「国に頼らず、個人で生きる」ということであり、今後の未来を生き残る手段なのだと、成毛さんは語りました。

「生き残るためには、幸せになるためには環境に適応しなければならない。生き残るのは優秀な人ではなく、環境に適応した人であることは歴史が証明している。

環境に適応するには環境を知ることが不可欠だ。人間は想像力を超えた現実には太刀打ちできない。最悪の事態が想定できていれば右往左往することはない」
『2040年の未来予測』「おわりに」より

インタビューを始めた時には救いのないように見えた未来予想図ですが、成毛さんのお話を聞いているうちに、「最悪の事態を想定すること」がいかに大切なのかがわかりました。恐れるためではなく、太刀打ちするために。そして、今のところその唯一の武器がテクノロジーなのだということも。

「最悪の事態」を想定していれば、それより悪くなることはない。そう考えることで、ようやく未来に向かってポジティブな気持ちになることができる。それが、今の私たちに持てる、未来への希望なのではないでしょうか。

 日本人として自分の国に誇りを感じている人は、どのくらいいるのだろうか。Z世代に聞いたところ、68.1%が「あてはまる」と回答していることが、若者マーケティング機関「SHIBUYA109 lab.」の調査で分かった。

photo日本人として自分の国に誇りを感じるか

 日本の経済に不安を感じるかと聞くと、76.9%が「不安を感じる」と答えた。また「日本は賃金が低いと思う」(73.4%)、「日本は労働時間が長いと思う」(79.1%)と答えた人もそれぞれ7割を超えた。

 グループインタビューでは「スーパーで、値上がりを感じる。親が物価の話をしているのを聞く」「少子高齢化が一番気になる話題。これからの若者は大変だと思う」といったコメントがあった。

photo日本の経済に不安を感じるか/賃金が低いと思うか/労働時間が長いと思うか

海外と日本のいいところ

 海外の良いところを聞くと、1位は「建物や景観」(54.9%)、次いで「独自の文化や芸術など」(41.2%)、「エンターテインメント性の高さ」(40.5%)となった。一方、「海外の悪いところ」の1位は「治安」(51.5%)、次いで「衛生面」(41.7%)、「商品やサービスの質」(14.9%)だった。

photo海外の良いところ/悪いところ(出典:プレスリリース、以下同)

 日本の良いところを尋ねると、1位は「治安」(80.5%)、2位は「食べ物」(78.5%)、3位は「衛生面」(69.0%)だった。一方、日本の悪いところの1位は「経済力・経済政策」(34.4%)、2位は「教育の制度やシステム」(27.1%)、3位は「環境・社会課題への意識」(24.4%)となった。グループインタビューでは「日本の良いところは安心で安全でごはんがおいしいところ」「安全できれいで暮らしやすい。人もすごく優しい」「安全でポテンシャルがあるし、良いものをつくっているので、もっと発信すればいいのに。もったいないと思う」といった意見が寄せられた。

photo日本の良いところ/悪いところ

 インターネットを使った調査で、一都三県に居住する15~24歳の男女410人が回答した。調査時期は3月。

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