寂しがり屋のハーモニカ吹き。(障害者の日常生活)

「GACKTの言葉」と「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」.....。

 

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-HQ- 月下の夜想曲 / MALICE MIZER / Gackt

 

 

『GACKTに対する僻み妬み嫉み・・・・。』

人が名をなすのには人の何倍も努力をして、そしてその栄光はその本人が自ら捕まえ勝ち得たものなんですよ。誰がなんと言おうともね。彼は運が良かったから?運が良いだけで彼の様に会社を幾つも経営して利益を上げられるか?運だけで芸能界で生き残れるか?運も勿論必要だろう。だけども彼は頭が良くて。優しいんですよね。本当に苦労して来た人間は人に対して思いやりがあるものです。芳雄さんにもGACKTにもそれがある。私が此処まで書いてもまだ色々と言いたい人は居るだろう。大体が勝手「GACKTは成功者だから偉ぶって居て大っ嫌いだ!」と言った女性が居た。彼女が言うのには「運がなくてダメになって行く人も居るのに.....。」と言い。そして「彼は横柄な金持ちの態度を取って居る......。」と言うのだ。しかしそれは仕方が無い事だ。金があれば威張ら無くても周りはあいつは凄い金を持って居るとか。それだけで僻んでやっかみを言う。自分で稼いだ金を持って使って何が悪いのか?

 

 

「命があればやり直しはきく」『GACKT超思考術』制作インタビュー@NORTH VILLAGE ジパング店Vol.02 

 

 

私とて学生時代に自分が統合失調症になろうとは夢にも思っては居なかった。そして親兄弟から捨てられるとも夢にも思って居なかった。私はある意味捨て子です。孤児同然だ。障害孤児だ。でも、自分の身の上は身の上、生まれて来た時からの定めなのですよ。私は自分に運が無いからと成功者をやっかみはしない。世の中。人は人。自分は自分と思えないから。そう思えないから成功者の事が憎らしく思えるのでしょう。「孤独に歩め。得るものは少なく。林の中の象の様に。」私の好きな言葉です。お釈迦様の言葉ですよ。私は後8ヶ月で、生活保護の申請を行いに区役所の生活保護課まで行きます。さて、私の人生が62歳で止まるか。その先があるのか私には解りません。申請が通らなければ命を絶つしかないのですから。幸いにも私の事は身内は見捨てましたが。他人は親切に話し掛けてくれる人も居ます。私には6畳間と5,5畳のこのアパートが終の住処だった。だから此処で死ぬまで暮らすまでです。ネット上や近所の人で私の事をよく思って居ない人が居るのも知って居ます。でもいいのです。陰口は誰でも言いますから。ただ今回のGACKT君の事は言いたくなったまでです。私が彼を弁護しても、しなくても彼は自分の力で解決し。のし上がって今よりもいい存在になる事でしょう。話は一旦此処で辞めます。後はエッセイになります。。。

 

 

『GACKT・インタビュー』

此のインタビューを読めば分かりますが、彼は何事にも真面目に取り組んで居るんですよね。

「結果が出ず自信をなくし掛けて居る人」も居ると思うけど…。 べつに 悲観する必要なんて、まったくない。だってまだ途中じゃ無い。 殆んどの人は、まだ勝負もついて無いのに勝手に挫折して歩くのを辞めてるだけ。それ、「出来ない」じゃないよ。「やってない」んだよ。 人生は死ぬまで勝負の途中なんだ。

 

「彼が17歳の時にやった引越し業者の仕事で自分は何時も一番下で階段の時に物を持つので荷物が重い。一緒に働いて居たオヤジが自分に苦しい方をさせて居るんだろうと思い。今度、運ぶ時には前の方を運びたいと言ったら。その親父が「大丈夫か?」と聞いて来たので階段の上で前を持とうとしたら、びくとも動かなかったそうです。そのオヤジは今まで自分に楽な方を受け持たせてくれて居た。そんな事も解らずに自分は相手がズルをして居ると思って居たと情けなく申し訳ない気持ちになったと書いて居る。」

要するに、普通だったらそこまで深くは考えずになんだ前の方が重たかったのかで終わる所だ。しかし彼は如何なる事でも学びに変える。そして相手を敬う心を持って居る。なかなかの人物だと思いますよ。

そして言う。

 
GACKT君は私よりも13歳年下の男だ。しかし彼の言う事は全て道理が通って居る。だから私は彼の事が好きだ。男としても。そして女性がキャーキャー言う外見にしても。いい男だと思う。ただ今回の話は確かにその通りなのですけど。私には当て嵌ら無いですよ。彼の言う様には何一つ出来ない。投薬の後遺症のせいで毎日眠くて寝て仕舞い。何をやりたくても出来無い。そんな状態がもう40数年間続いて居ます。勝手、保冷車で荷物を運んで居た時に、意識朦朧として居て、保冷車から冷凍食材を出して納めた帰りに保冷車の後ろの荷台のドアが開いて仕舞った事があった。私が鍵を閉めるのを忘れて居たのだ。その当時は私は「ドンパン」と異名を持つ。飲むと気絶して仕舞う様な薬を飲まされて居たからだ。私は車の助手席で眠って居たのだが。運転して居た年配の社員が、気が付いて「危ない!!」と大声を挙げた声で目が覚めて「どうしたんですか?」と聞いたら「後ろ見てみろ!!」と言うので後ろ見たら。丁度自転車に乗ったお母さんが前のカゴに子供を乗せて居て、後ろの扉にぶつかりそうになって居たので、車を止めて、その年配の社員が後ろの扉を閉めて。怒って居た自転車に乗って居た母親に謝って来てくれた。
 
私は、とっさに荷物満載だったから落ちなかったかと思い。何故かと言うと、荷物が子供に当たったら大変だと思ったからだが、年配の社員は出来た人で「〇〇ちゃん、鍵はキチンと閉めなよ。扉が開いたら人に当たるし、だいたいが荷物が満載だから落ちるから、、」しかしこうも言った「そんなに辛い薬を飲まされて居るのかい?」だから私は正直に「働ける状態じゃ無いんですよ。本当は・・・・」と言ったら、「でも仕方が無いんだろう。働かなかったら喰ねえしなぁ、、」そして突然、大阪万博の事を言い出した。「あの頃、俺は喫茶店でコーヒーの焙煎とサイフォンでコーヒー入れて居てなぁ、、そのコーヒーの店が。大阪万博で客にコーヒー入れる事に成って。俺らが万博会場で振舞ったんだよなぁ。その時の同僚が自律神経失調症で苦にして自殺してさぁ、だから、精神分裂ってのか、今は統合疾病症?」「いいえ、統合失調症に名前が変わりました」と言ったら、「俺は高卒だけども大学に行ってもそんな嫌がらせを受けたのかい」と言うので。「よく解りましたね。宗教団体の男に半年以上付き纏われて挙げ句の果てに、、」そう言ったら「だいたい何処の宗教団体か俺には解ったよ・・・・。」と言うのですよね。
 
 

 
 
そして会社に帰って来たら。その日は営業会議で、私も出たのだけども。私の会社は飲料水で有名だったコーヒーだとかカルピスなどの飲料水のメーカー「カセイ」からコーヒー飲料を扱ってくれないかと誘いが来て居ると言い。従兄弟のゆきかずが「今回はこれを売りましょう社長。」社員に向かって「売れる楽しみを味わえるよ....。」と言って居るので私は「なんだかなぁ、、」と思い聞いて居たら社長が「〇〇ちゃんはどう思うの?」と聞いて来たので。私は先ほどの年配の社員に聞いて見て下さいと言って。「山岸さんどう思います?」と言ったら、困った顔をして居たけど。ゆきかずがコップにサンプルを注いで社員全員に飲ませたのだが。私は飲んで甘いだけで何だか、これがコーヒーか?と思って、社長に年取った社員の「山岸さんの意見を聞いた方がいいですよ」と言ったら無視して、「僕より山岸さんの意見の方が、、元コーヒー扱って居たのだから・・・・」と言って、私が「山岸さんどう思う?」と聞いたら「全然、駄目だね....。」と言うので、そう言って居ますよ。と言ったら。社長が「私は〇〇ちゃんの意見を聞きたいんだ」と言って。ゆきかずにどう思うか聞いたら「社長これはうまいです」と言って居るので。「常務がああ言って居るからいいのでは無いですか?」と言ったら「そうか〇〇ちゃんも認めた味だな。では仕入れよう」と言うのですよ。私は何で的確な意見を言って居る人の話を無視して私に聞くのかと訝しがった。そして会議はまだ続居たが、私は体調が優れず眠くなり途中で退席した、そんな事がありましたね。
 
会社の事務所の裏の私のウナギの寝床の様な部屋では。弟が私の好きだった新日本プロレスの放映をビデオデッキでCMカットして録ってくれて居た。私が営業会議で夜8時から始まる放送を観られ無いし。当時、丁度、藤波辰巳と長州力の喧嘩試合が話題になり始めて居たし。タイガーマスクのアクロバテックなダイナマイトキッドとの試合などをコレクションして居たのだ。120分テープに3倍モードで録画して居た。猪木はすでにスーパースターだったし。彼の延髄切りには毎回感動して居た。私は純粋に娯楽として。そして演出があろうと選手たちのファイトを凄いなぁと思い見て居たが。それを気に喰わない男たちが会社には沢山居たのだ。プロレスなんて皆んな筋書きが決まって居て。その通りに演じて居るだけで、身体何て何も鍛えては居ないんだと言うのだ。そしてある社員は私がプロレス会場に行けば解ると言い。今度一緒に会場に連れてってやると言い。
 
私はいいですよ。テレビだけで十分解るからと言うと「あれは全部演技なんだ技なんか何も掛かって居ないんだ」と言うのだ。私は人が何観ても俺の勝手だろう。自分たちは小卒か中卒。高校中退の身で、何を言えた義理があるのだと思って居たら。ある歳が行った社員が、「馬場の全日本プロレスのチケットなら手に入るぞ、どうだ」と言うので、私は馬場が嫌いだったから断ったら、ゆきかずが車に乗れと言う。そして何時もの様に先に私を車に乗せて居て。後から乗って来て、「お前は飛んだ大バカヤローだ!!プロレスなぞ観やがって、あんな八百長も解らない低脳か、やはり頭がキチガイだから解らないか。あ〜〜!!キチガイやろう!!」と言う。私は笑ってしまって。「何観ても俺の勝手でしょう?」と言ったら。「タイガーマスクなんて、倒れて居て相手がコーナの棒の上に登ったら、起きるじゃ無いか八百長だろ!!」と言うので「棒じゃなくてトップ・ロープねぇ.....。あれはダメージ受けたフリして相手を油断させて居るんでしょう?」「貴様俺の言う事聞けないのか!!プロレス何て観るの辞めろ!!」と絶叫するので「ハイハイ、プロレスは八百長ですよね。」と言ったら「ほら〇〇も八百長だと認めたぞ!!他にプロレス観て居るのは誰だ!!」と言うのだ。
 
此処でプロレスを知らない人が、この文を飛んで居るかとも思うので言いますが。プロレスのロープに選手が飛ばされて相手の処まで走って行きますよね。厳密に言えば走る必要は本来なら無いですよ(笑)でもプロレスのルールで、相手の処まで行かないと行けないと言う規則があるのですよ。プロレスは殺し合いでは無くてショー的なスポーツですから、細かいルールが沢山あるのですよ。そして技には掛から無いと行けない規則もあります。もし、レスラーが相手の技に掛から無かったら試合になりません。それに場外乱闘で確かラッシャー木村だったっけな、リングの下に首と手突っ込んで少し経って出て来たら額から血が流れて居た事もありました。確かに自分でリング下に用意してある剃刀で切ったのでしょう。しかし此れは八百長ではありません。プロレスには善玉、悪玉という枠があります。善玉のことをベビーフェイス。悪玉の事をヒールと言います。ヒールは悪役だからスーパースターの技を引立て無くてはなりません。だからそう言う演出をします。プロレスを見て居るファンはそんな事は皆んな承知で観て居ます。そして試合の流れがあります。要するにスーパースターが勝つシナリオです。そのストーリーに沿って試合が展開します。ですが。時たま。そのストーリーが気に喰わない選手も居て喧嘩試合になる事もあります。
 
最後の決め技は選手のオリジナルの技で相手の3カウントを取ります。そうですプロレスはショーなんですよ。プロのフィギィア・スケーターの華麗な滑りと同じです。如何にカッコよく華々しく試合を終えるのかはストーリーがありますが。その時の客の反応と選手のコンデション。相手の選手との確執。色々と条件が揃った上で選手各自が考えて最後のフィナーレを飾るのです。勝手、全日本の天龍源一郎は「プロレスはジャズに似て居る。いい試合は如何にスイングして居るかだ」と言いましたし。アントニオ猪木は試合の上では妥協をしませんでした。いつも武士道精神でした。それが観るものに感動を与えて居たのですよ。特に猪木は千両役者でしたね。彼の演出は鬼気迫るものがあった。いい芝居やら。いい映画を見た気分に成れました。私がプロレスを観て居た時期は小学生から少しと20歳から28歳までです。今のプロレスは演出が下手です。軽めの技で難なく相手から3カウントを取ります。やはり往年のプロレス黄金期の1970年代から1980年代でしょうね。勝手、藤波辰巳が言って居たけど「皆さんは俺たちの華々しくカッコイイ、颯爽とした姿しか見て居ないでしょう。実際問題その裏では練習生などは鼓膜が破れたり、骨折したりして居るんですよ?」昔、タイガーマスクがダイナマイト・キッドとの試合でパイルドライバー(脳天杭打ち)と言う頭から真っ逆さまに落とす技があるのですが。あまりに激しく受け身が取れずに首の骨を骨折してしまった事がありました。誰が、どのレスラーが身体を鍛えて居ないのでしょうか?
 
 
初代タイガーマスク 必殺技紹介
 
Antonio Inoki (5)
 
 
 
 
そして話は続きます。社員旅行に行った時です。私は社長、ゆきかず。けんじと同じ部屋になりました。バカ親父が同じ部屋に入れたのです。私はその当時。睡眠薬を飲んで居ましたが夜8時に飲んだので、9時頃には、まだ眠れません。だから部屋にあったZライトを少しだけ点けて、毎週楽しみに読んで居た週間プロレスを購入して、睡眠薬が効いて来るまで、読みながら眠気が出て来るのを待って居ました。1980年代初頭は凄い売れ行きだったのですよ。何せプロレスは大ブームでしたからね。そうしたら、社長のかしろうが「ああ、灯が点いて居ると眠れません!!」と言うのです。だから、何だろと思ったけど灯りを消して月灯りで読んで居たら、今度は「ああ!!雑誌の紙をめくる音が煩くて眠れません!!」と怒鳴るのです。私はこんな馬鹿連中は居ないだろうと思って居ると。今度は旅館の柱時計の音に対して「時計の音が煩くて眠れません!!」
 

 

 
 
そう怒鳴ったら一緒に寝て居た若い社員が「ケッ!!」と言って毛布だけ持って他の部屋に行ってしまったら。「〇〇ちゃんの息を吐く音がうるさいです!!」私も嫌になったけど薬が回って来たので、寝て朝になるともう朝の4時半から社長は目を覚まして、旅館の椅子に浴衣姿で腰掛けて居るのです」「朝食時になって、流石にゆきかずでも私に言い訳、仕始めたので。私は一言「うるせ〜バカ野郎。もう2度と社員旅行なんてこね〜よ。馬鹿野郎どもが!!」と言ってそれ以来旅行には行きませんでした。大体がゆきかずが前の夜に女の子たちがチアガールの扮装して足挙げてたら「〇〇。世の中は凄いだろう〜〜!!」とまるでストリップを見るが如く言うので吹き出してしまった。確かにパンチラは見えたけどもね。
 
何しろ田舎の旅館だ。働いて居る女の子たちは皆、東南アジアの18歳ぐらいの女の子たちだ。皆、夜遅くから朝方早くまで働きづめだ。少しエッチなラインダンスは見せるは、歌謡ショーはこなすし。朝は朝食ができる前の5時半ごろから喫茶バーでコーヒーも入れて居る。私はその中で目がくるりと大きな子に「君、国はどこ?」と言ったら「国?」と言うので「Where do you come from?」って言ったら「フィリッピン」と言ったっけなあ。しかしあれだけ働かされるのは大変だろうにと思う。フィリッピンの子なんて目の下にクマ作って居たからね。なんか、かわいそうだったよなぁ。日本に来てこんな仕事しかないのかなと思って・・・・・。前に、電車に乗って居たら、カンボジア人らしき男の学生が乗って居たけど周りに誰も座らないんだよね。まあ、今から30年ほど前の事だから差別があったね。日本人の愚かな処ですよ。白人の隣には進んで座るのにね。肌の色が黒いともう座らない。私はその様子を離れた席から見て居て日本人はアジアとか中東の人に冷たいなぁと思いましたよ......。
 
日本人が海外に行ってよく思われない事もあるのにさ、差別でね。アメリカ人が日本人を好意的に観てくれてるとでも思って居るのかねぇ。ジャップ。ニップ。吊り目野郎。色々言われて居るよ。芸能人だって日本人が嫌いな俳優とか女優。映画監督とか居るだろ。日本に原爆落としたのはアメリカ人の65%が正解だったと言って居るらしい。落とされた方は堪ったものでは無いのにね。ただ「火垂るの墓」のアニメと「焼き場に立つ少年」の写真には海外の人たちがショックを受けて泣いてくれたよ。アメリカ人も泣いてくれた。根本的にどこの国の人間でも感情は大方同じなんだよ。肌の色、目の色、背の大きさの違いを除けば。だから本来人は皆解り合えるはずなんだよね。実際はそれなのに差別がある。アメリカでは日本人の兵隊は若い女性を皆レイプし殺し。子供などを虐殺して脳味噌を食べたとか言われて居るの知って居ますか、皆さん。そんな事を言われて居る英霊たちが気の毒ですよね。沖縄で小学6年生の女の子をレイプしたのはアメリカ兵ですよ。若松孝二監督が、アメリカは酷いと生前怒って居ましたよ。女子高生では無いですよ?小学生ですよ?まあ、私の話は此処までにしときます。また長くなりました。
 
 
【海外の反応/アニメ】火垂るの墓 泣きながら翻訳しました Grave of the Firefiles reaction
 
3日ほど前から要約、TSUTAYA・DISCASから「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のTVアニメシリーズが、、送られて来る様になった。もうレンタルで申し込んでから1ヶ月近く待った。そして3日前に2枚と今日2枚が届いた。1枚2話入りで時間にして50分くらいか?1話あたりテレビ・アニメだから25分だろうと思う。3日前に続けて2枚100分程見て。その日のうちに返却し、また今日送られて来たので2枚続けて観た。アニメ自体は素晴らしいクオリティーでストーリー、背景、キャラクターの絵とも。絵画を思わせる様な美しさだ。しかし、私は初めの方にヴァイオレットが孤児で。ディートフリート大佐に拾われて戦闘少女として働かされてから、ギルベルト少佐に引き渡される処から始まり。戦争で彼女が両腕を失い、少佐が眼を撃たれて、片腕を失うシーンが出てくるのだろうと思って居たから、いきなり野戦病院から始まり。自動書記人形サービス会社のホッジンズ社長(元中将)が迎えに来る処から始まったので、「あれ?、」と思ったのだが。原作者の晩佳奈さんの小説と言うかプロットを、それをヴァイオレット寄りにアニメにして居るらしく。まるで1話1話、小説を読んで居るが如きに思えるのですよ。
 
1話が25分足らずなのに完成度が物凄く高いのです。私はこの作品は確か東京MXTVで、2年前の放映時に数話だけ観て居たのですよね。最近のアニメは深夜枠での放送だから。起きて居た時にチャンネル捻ったらやって居て。何か面白そうだなと思って居て、今日は妻と娘に先立たれて酒浸りになって居る作家の処に、ヴァイオレットがタイプライターを持ってやって来て。その作家が、子供に話を聞かせるつもりで考えて居た小説を、2人で考えてタイプするのだけども。子供が「お父さん、あたしがこの池の上歩いて見せてあげるね」と言った事を思い出して言うと。ヴァイレットがその子が差して居た日傘を差して。その子が言って居た様に水の上を3歩ぐらい跳び跳ねると。その作家にはその様子が。我が娘がまるで池の上を歩いて居る様に思えて泣くのですが。観て居て此方も泣けて来ました。そして毎回話の終わりに例えば「愛する人はあなたをずぅ〜と見守って居る」とか言葉が出るのですよね。美輪明宏が「今は優しさの時代に入った」と数年前に行って居たけど。そうなんですよね。声優人たち。特に主人公の澄んで居て。しかし純粋だが純情。しかし力強い主人公ヴァイオレットの声を担当した。石川由依さんの声がいいのですよね。絵柄にぴったりなのですよ。
 
 
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▲石川由依さんによってヴァイオレットに命が吹き込まれた。

 
 
 
【セリフ入り】ヴァイオレット・エヴァーガーデン【angelite】
 
【その少女はかつて】ヴァイオレット・エヴァーガーデン MAD【戦争の道具であった】
 
Violet Evergarden The Movie AMV Birds
 
 
 
そして2枚目の最後はようやく戦争の話に突入して、少佐が撃たれる処で終わって居るので。明後日届くであろう5枚目と6枚目で戦争中の話は明らかになるだろうと思って居た。始めはこのTVシリーズは全話でセル盤は全部で4枚です。レンタル盤は7枚だけども、TVシリーズは4枚全て、購入しようと思ったけど如何にせん高い。Blu-rayで1枚8千幾らかだ。DVDでも7千幾らかはする高すぎて買えない。だからTSUTAYAからレンタルで見て置いて。そのうちCSのアニメチャンネルで再放送があると思って居たので、その時に録画しようと思って居た。劇場版のBlu-rayは発売されたら買います。そう思って居たら。何と北米版で6千幾らで1枚組でTV版が全話13話入って居るものが売って居た。だからそれを購入した。

KAエスマ文庫刊『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』がシリーズ累計50万部を突破した。本作は第5回京都アニメーション大賞「大賞」受賞作で、幾多の戦場を武器として渡り歩いて来た少女が、手紙の代筆業「自動手記人形」の仕事をこなしながら「あいしてる」の言葉の意味を探す成長の物語。原作小説は全4巻で発売されており、2020年9月に公開された『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は興行収入26.3億円を突破、観客動員数も164万人を超える大ヒットを記録している。2018年に放送されたTVアニメで大きな人気を獲得しており、晴れて公開となった劇場版で一層の注目を集めて居る。小説を読んだ感想はアニメが最高によかったので原作に手を出した形です。まず違うのは視点がヴァイオレットではなくクライアント側と言う事。アニメでは抑えめに描かれたクライアントの事情や心理、彼らから見たヴァイオレットと言うドールの印象や心情が描かれて居ます。

どこにでも居る誰かの生々しく温かい心が大きな振幅で描かれて居るので共感したり感情移入したりはしやすいと思います。アニメを見たあとだと、あちらでは描かれて居たヴァイオレットの事情や葛藤、クライアントに抱いた想いが思い出されて来ます。クライアント、主人公にとってのわき役や傍観者と言う立場でヴァイオレットに(本当の主人公に)共感できるのは本を読む上で珍しい体験でした。原作はあくまでも「ヴァイオレト・エヴァーガーデン」と言う特殊な運命に生きる女性について、彼女と関わる人々の思いと合わせながら描かれて居る感じです。なので、アニメの様なイメージで読むと違和感を覚えるかも知れませんね。戦闘描写も多いですし。ライトノベルを読んだのは20年振りになりますが、物語にぐいぐい引き込まれました。著者の方はまるで見て来た様に情景を描きますね。著作者でアニメ原作者の晩佳奈さんは才能に富んだ方だと思いましたよ。

 

 20世紀の妖精と言われた女優。「リリアン・ギッシュ」..... 。

 

Lillian Gish

A Tribute to Lillian Gish

 

唯一の「京アニ大賞」受賞作、小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に宿る“言葉の力”と言う評論文がネット上にあったので紹介します。。。。

唯一の「京アニ大賞」受賞作、小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に宿る“言葉の力”

 

「自動手記人形」という人の心のエキスパート

上述したが、本書は、京都アニメーション大賞唯一の受賞作である。毎年開催され、10回もの歴史を重ねながら、大賞受賞作が1本のみと言うのは異例の事だろう。どれだけ厳しい審査基準なのか解らないが、京都アニメーションの公式サイトによると、大賞受賞作品は必ずアニメ化するのだと言う。少なくとも、応募段階で確実にアニメ化したいと思わせるほどの作品ではなければ──それも日本最高のアニメスタジオである京都アニメーションの基準で──大賞受賞は出来無いのだろう。

そんな本書を最も特徴づけて居るのは、手紙の代筆を請け負う自動手記人形というユニークな職業のあり方だろう。人の心に寄り添い、想いを汲み取り、美しい手紙をしたためる。作品世界のモデルと思われる20世紀初頭の欧州の、当時の職業婦人の花形だったタイピストのように、タイプライターを主な仕事道具とし、ただの記録ではなく、人の心の機微をすくい取る技量を求められる。自動手記人形は、文字通りの手紙の代筆ではない、本人も気づかない心の深奥を探り当て、差出人と送り先の心を結ぶ言葉を綴る能力が必要なのだ。

 ヴァイオレットの同僚、カトレアの仕事風景を著者はこんな風に描写する。

 音楽には始まりと終わりがある。印象的に、もしくは優しく朗らかに、奏でる曲によってそれは違うが始まりから中盤までどんどん盛り上げていく。タイプライターの音はピアノ。万年筆の音はヴァイオリン。そして最後はシンバルの音が鳴って終わるのだ。

「・・・・・・どう?」

 出来上がった手紙は、生き物になっている。言葉一音一音が踊りだす、インクの匂いに人の息吹を感じる。手紙が物語になる。(外伝 P207)

手紙は生き物であることが重要だ。差出人の物語、つまり人生の息吹が宿るように生き生きと感じられるものでなくてはならない。自動手記人形とは言葉で人の人生を伝える「心のエキスパート」なのだ。

非リアルな少女のリアルな葛藤

物語は、代筆業を依頼したある小説家の元に、ヴァイオレットが派遣される処から始まる。TVアニメを観た方ならご存知だろうが、小説版とTVアニメ版は構成が異なる。時系列に沿ってヴァイオレットが自動手記人形となる前から始まり、彼女の成長にスポットを当てているアニメ版に対し、小説版は依頼者と同じ目線で、美しい代筆屋の少女との邂逅を読者に体験させる様に始まる。各話短編集の様な構成で綴られた本書は、毎回異なる依頼者とヴァイオレットの出会いが描かれるが、毎度ファーストコンタクトの折、ヴァイオレットの外見の美しさを丹念に描写する。

 物語から飛び出て来た様な美しさの金髪碧眼の女は、愛想笑いを浮かべる事もなく玲瓏な声で言った。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンと言う女はまさに人形の如く美しく静な佇まいをして居た。金糸の睫毛に覆われた青い瞳は海の底の輝き、乳白色の肌に浮かぶ桜色の頬、艶やかにルージュがひかれた唇。

 どこをとっても欠ける事の無い、満月のような美を持つ女。

 瞬きさえしなければ、ただの鑑賞物になるだろう。(上巻 P17)

依頼者の小説家オスカーはあまりの完成されたヴァイオレットの美しさに、ヴァイオレットの事をアンドロイドだと信じ込んで居た。読者にも途中まで彼女が人間であるのか、人形であるのか明かさずに物語を展開してゆく。本書がKAエスマ文庫という、半ばライトノベルに近い体裁のレーベルから出版されて居る事もあり、20世紀初頭の欧州を思わせる世界観で架空のオーバーテクノロジーを描いた作品なのかと思わせる始まり方をする。

ヴァイオレットの第一印象はどの依頼者もおしなべて「美しすぎてリアリティがない」と言うものだ。そんな精巧な人形のような彼女が、依頼者の心に寄り添い、悩み、考え、美しい言葉を紡いでゆく。そのやり取りを通じて、リアリティのない、透き通った透明のような存在に思われた彼女の輪郭が立ち昇ってくる。人の心をどうすれば深く知ることが出来るのか、喪失をどの様に埋め合わせたらよいのかと葛藤する生身の人間でる事が読み進める程に解るのだ。本書は、ライトノベル的非リアルと人間の本質のリアルにせまる文学のせめぎあいの緊張感の中に存在し、その立ち位置ならではの独特の読後感がある。

 

 

届かなくていい手紙なんてない

本書は、美しさを単純に称揚すべきものとは扱わない。しばしば、それは残酷さと併存して語られ、時には残酷さを覆い隠すものとして描かれる。戦争で多くの人を手に掛けた「兵器」である少女が美しい手紙を書くと言う設定自体にも潜むその両立は、本書の至る処で顔を出す。小説家の愛娘が死んだ日に「とても天気が良かった」りする。世界は個人の死を悼む事なく美しく朗らかであると言う、残酷な自然の摂理。

 自然の摂理といえば、雪の描写には目を見張るものがある。アニメ化されていないエピソード「囚人と自動手記人形」の冒頭、死体の山に雪が降り積もるシーン。

 とある戦場ではひとりの少女が空を見つめて居た。

 ゆっくりと落ちながら浮遊する白く冷たい物質について、少女は傍らにいた主に尋ねた。

 これはなんですか、と。

「雪だ、ヴァイオレット」

主は硝煙の香りが染み込み煤けた手袋を脱ぎ、彼女の目前に手を開く。ひとひらの雪が舞い降りてすぐに溶けた。その光景の摩訶不思議さに少女の唇から吐息が漏れた。主の手に降りそそいでは溶けて行くその物質の名を初めて口にしてみる。

「ゆき」

 言葉を覚えたての幼児にも似た発言をする。

「そうだ、雪だ」

「ゆきは・・・・・・とけるものと、とけないものがありますか?」

 少女はまだ握ったままだった武器で地面に転がる死体を示した。物言わぬ躯には既に粉砂糖をまぶすが如く雪が降り積もっている。(上巻 P192)

汚れない純白の雪は、ぬくもりある生者の肌には積もらないが、体温を失った死体には積もり、美しい雪化粧を作り出す。その様を見たヴァイオレットは、「雪は積もると他の色を消してしまうのですね」と言い放つ。美しい純白の雪が、戦場の惨劇を覆い尽くしてゆく。死体を覆い隠す純白の雪は、美しさの裏に消せない過去を持つヴァイオレットの事でもあるかも知れない。

雪にまつわる死のイメージは、転じて、届けられない手紙の束にそのイメージを重ねる。ギルベルトに向けてヴァイオレットが書いた、出す宛ての無い手紙の山をこの様に著者は描写する。

部屋を訪ねたホッジンズが見たのは床に散らばる手紙の中で座り込んでいるヴァイオレットだった。その数は一通や二通ではない。数十通の手紙が死体の如く静に積み重なっている。死んだ思いが、まるでしんしんと降り続ける雪のように溶ける事なく、ただ存在して居るのだ。(下巻 P88)

後に自動手記人形となるヴァイオレットは、依頼者に「届かなくていい手紙なんてない」と自らに言い聞かせる様に言う。病で死にゆく母が幼い娘に手紙を残し、息を引き取る寸前の若い青年兵が最後の力を振りしぼって愛する者への手紙を綴るのをヴァイオレットは手助けする。肉体が滅んだとしても、想いが手紙として届けられるなら、その想いだけは生き続ける。せめて、想いは死なせたくない、だから「届かなくていい手紙なんてない」とヴァイオレットは言う。

失われた者は決して戻る事は無い。それでもその想いが、その言葉が、残された人々に前を向かせてくれる。それが言葉の力なのだ。「あいしてる」という言葉が、どれだけ人の生きる糧となれるのか、「うつくしい」という言葉が本当はどれだけ美しいのか、本書を読んで筆者は知った。インターネットの言葉の洪水に飲まれそうになった時、筆者はもう一度本書を手に取るだろう、言葉の力を思い出すために。

 

メイン画像:暁佳奈『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上巻』(KAエスマ文庫)

玲瓏(れいろう)と言う言葉がある。小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の主人公ヴァイオレットの声を描写する言葉として繰り返し登場する。意味は「玉などが透き通る様に美しいさま。また、音声の澄んで響くさま」(デジタル大辞泉より)。

本書の主人公を描写するのにふさわしい単語だ。その声は透き通るほどに美しい。しかし、透き通るということは裏返せば色がないと言う事でもあるかもしれない。それは無垢とも言えるし、何も知らないとも言える。

暁佳奈の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、手紙の代筆業に就く少女の活躍を通して、言葉が人々の心を再生させてゆき、主人公が人の心と言葉の複雑さを知ってゆく模様を短編集のように綴った作品だ。これまでに全3巻(上巻・下巻・外伝)が刊行されて居る。どこかの島の孤児であり、だれかの命令を聞くしか出来ない、心を持たぬ「道具」のような存在だったその少女は、戦争に駆り出され「兵器」となり、多くの生命を奪う。唯一心を拓いた相手、ギルベルト少佐の最後の命令「生きろ」を守り、同じくギルベルトが発した「あいしてる」の意味を知るため、自動手記人形と呼ばれる手紙の代筆業に従事し、言葉とともに心の豊かさを身に着けて行く。

アニメーション制作会社、京都アニメーションが主催する「京都アニメーション大賞」全10回の中で唯一の大賞受賞作であり、2018年には同スタジオによってTVアニメ化された。その映像美と瑞々しい物語は大きな感動を呼び、2019年と2020年に2本の劇場版の公開が予定されている。言葉が軽々しく氾濫する現代社会に対して、言葉の大切を切々と伝え、深く心に染み込んでくる作品だ。

 

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