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今日の昼食。また、冷やし中華と餃子のセットですよ。美味しいから今回は醤油ダレにした。これで八百五十円かな。安いと思いますよ。。。
何だか此処の処、調子が悪い事もあって1日寝て居ます。しかし、アメリカもバイデンになってから、コロナのワクチンを打った人10名に抽選で1億数千万円を挙げたそうですね。貰った人はコロナ様様では無いですか〜〜!!トランプと違ってバイデンはやる事のスケールが大きいですね。トランプなんかアメリカのテレビ番組で「娘のイヴァンカとセックスしたいぐらいだ」とか言って居て。奥さんが「いい加減にしてよ!!」と怒って居ましたよね。如何にバカな男かと自分でアメリカ中に知らしめて居ましたよ、あのテレビ番組見て、いかに品がなくて横暴な大統領だったかと思いましたよ。私は此処の処。幻聴が酷くて、まあ、実際に近所から言われて居る事もあるけど。だって、私はこうやってblogで自分の写真を載せて自分が統合失調症で兄弟から見捨てられて居ると書いて居るんですから。私のblog記事を読んで嫌悪感を持つ人とか。バカにする人。反対に同情してくれる人。又は、私の事をよく思ってくれる人とか、色んな人達が居られるかと思います。この間スーパーで買い物をして居たら。中年のオバハンの声で「ほらあの人でしょ・・・・」と私の後ろから私を見て言い出したら。子供の高校生が「母さん言うなよ。そう言う事は・・・。」と聞こえて来たし。昨日何かも、ATMでお金下ろして、大家に家賃を振り込んでから。レンガ亭で冷やし中華と餃子セットを頼んで食べて居て帰ろうとしたら。誰か、若い女の子の声で「あれ、ほらkiyasumeさんが歩いて居る〜〜。」と聞こえて来ました。これらは幻聴では無くて本当に言われた事ですね。
まあ、若い女の子は私を好意的に見て呉れて居た見たいなので。良かったです。でも昨日の午後、夕方近くに意識朦朧として歩いて居たら、何時もお世話になって居る美容室の美容師さんから挨拶されて。でも私はまともに挨拶出来なくて何だろうと思われたかも知れませんね。大体が昼間は、昼、外食に外に出る時か。コンビニに夜中に行く時しか、外に出ないから。それに一昨日、訪問看護師の女の子が来て呉れたんだけども。私は、また「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の北米盤を見て居た処に来て呉れて。「私、このアニメ見ると泣いちゃうよ〜!」っと言うのですが。私の事を偉く心配してくれて、「幻聴聞こえてる?」と言うので、「聞こえて居るよ。でも最近言葉というより気配だね」と言ったんですよ。「要するに『思考吹き込み』と、『思考奪取』が続けて起こる」と言ったんですよね。どう言う事かと言うと。外部のものが頭の中の情報を抜き取ると言う感覚。この事を「思考奪取」と言うのですよ。又、よからぬ考えが。自分の意図しない事なのに、浮かんで来て困る事を「思考吹き込み」と言うのですよね。私は此れでも冷静だと自分の事を思って居ますし。もう13年前の様に部屋中をぶち壊したり。他人と喧嘩にもなりたく無いから。まぁ、、自分で自分を注意深く見て居ますよ。
最近はSNSとかYouTubeで大炎上が起こって居ますね。此間、あのGACKTくんがまたまた炎上したらしくて本人は「コロナを風邪だと言ったら炎上されて困ったよ」と言って居たけど。コロナはだって風邪でしょうが?彼が言って居たけど自分じゃなくて総務省に文句を言ってくれと言って居た。だって総務省のHPに「コロナは風邪の一種です」とはっきり明記してありますからね?風邪じゃなきゃ何なの?インフルエンザだって風邪でしょう?此間。訪問看護師に行ったけど人の口には咎立てられないからね。皆さんは、私だってblogで言いたい放題言って居ると思って居られるでしょうけど。私の生い立ちを考えて見て下さい。自分の想い。嫌な事。トラウマになって居る事をblogに吐き出さないと気が狂いますよ。皆さんは、奥さんやら恋人。又は親しい友人が居られるでしょうけど。私は一人きりなんですから。だから、よくこのアパートの自室の6畳間で独り言を言って話して居ます。隣の部屋のお婆さんとかには聞こえて居るでしょうけど、構わないんですよ。どう思われようともね。よく、電車の中やらタクシーの中、又は、書店で一人幽霊に出会いませんか?一人幽霊とは誰も居ないのに、一人でまるで相手が居るが如く、話して居る人たちの事を言います。
彼ら彼女らは精神異常者が殆どです。何故ならそれは頭に聞こえてくる幻聴やら思考吹き込みに対して反応して話して居るからです。私も恐ろしい事に、たまにそう言う事に陥りそうになります。ただ私の場合は頭の中で聞こえて来る声と対峙して撃退します。前は私もいちいち口に出して話して居ました。しかしアパートです。誰が聞いて居るか判りません。聞いた人があの人は頭がおかしいと噂を近所に広げる場合もありますからね。だから、頭の中に声が幻聴が聞こえたら、その幻聴に向かって抗議して居ます。大概の場合は2時間ぐらいで論破出来ますよ。これって訪問看護師に言わせると凄い事なんだそうです。普通は体ごと乗っ取られてしまい訳が分から無くなって入院になるそうです。しかし、私はその轍はもう踏みませんよ。入院は自らする人も居ますけどね。上げ膳据え膳ですからね。食事も用意して貰えて。レクリエーションの職員と話が出来るし。人によってはその方がいいと言う人も居ます。しかし周りが精精神疾患者だとトラブルが絶えないんですよね。大抵、変な言いがかりやら変な事を言われたりされたりする。
いいですか、私の主治医は私がこうやってblogを書いて居る事も。楽器が演奏出来る事も。哲学書が好きな事も。絵が描けた事も知りませんでした。私は彼からしたら頭のおかしい単なるバカなのですよね。だから人を見縊って居ますよ。だから前に主治医に言ったんですよね。「私は心理学も哲学もある程度は判りますよ。そう言った書物文献を読んで居ますから。」そう言ったら物凄く吃驚して私の顔をまじまじと見たのですよね。それから暫く経って私は「先生、私は絵も描けますよ」と言ったら驚愕して居るのですよ。どれだけ人をバカにして居たかですね。私は今は仲が悪くなってしまった女性から「kiyasumeさん。そんな病院変えた方がいいんじゃない?生活保護になると病院変えるのも一苦労だからね」とアドバイスを受けましたが。まあねぇ、、精神病院はどこも同じですよね。実際に主治医からバカだと思われても仕方が無いぐらい。精神病患者は訳分からない人が多いからね。大体がみんな人生を舐めて居る人が多いいですよ。前にblog記事に書いたけど。ナースコールを3分置きに押したり尿瓶に溜まったおしっこを捨ててくれと隣の私のべットまで持って来た大バカ野郎が居ましたしね。そいつはケア・マネージャーから「あんたは人生舐めて生きて来たんだから。今の結果があっても仕方が無いよね」と言われて居ましたよ。そいつは3階から飛び降りて両足を骨折したんだそうです。そして「気が狂ったらどうしよう?」と。そればかり言って居た。自分で気をしっかり持って居れば。気が狂うなんて事はありませんよ。
まあ、此処の処。幻聴は消えて居ますが。何時また振り返すか判りませんから。私が自分に課して居る事は。本当に人から蔑まれて罵倒されても決して怒らない事にして居るんですよ。前に通って居た美容室は大柄な美容師で美容師のくせに長髪を嫌い。私の着るものに難癖を付け出して皮肉を言い出し。横柄な態度を仕出して。でも私は起こりませんでしたけど。まあ、そいつは美容師では無く理髪師だったんですよね。最近は床屋だと言うと客が来ないので、美容室のふりをするかカット屋として生き残るかしか無いから。染色とパーマは理髪師でも出来ますからね。でも理髪師よりも美容師の方が、腕も確かだし最新の髪型を知って居ますよ。私が今通って居る美容室なんかは、若い夫婦連れがやって居ますが。腕は確かですよ。私はいい処が見つかったと喜んで居ます。前の処は57歳の理髪師が美容師に化けて居て。今度は47歳の若い美容師さんです。奥さんも染色が上手くて。あのご夫婦を見て居ると何か癒されますよ。お洒落とは人との差異なんですよね。
例えばUNIQLO着て居ても。人との差異があるから。各自、お洒落に見えますよ。ファスト・ファッションは例えばGUにしても。最近はいい商品の服を出して来て居ますね。ただ私は最近では、もう、ヨウジ・ヤマモトとかコム・デ・ギャルソンとかの方に目が写って居て。最近では黒しか着て居ませんけどね。あとデニムを購入して居るのでデニム・ファッションをしようと思って居ますけど。それにブロークン・バッチ・デニムにブルースメンのサニーボーイ・ウイリアムソンのプリントTシャツにロックギタリストのジミーペイジのプリントTシャツ着ようと思って居ますよ。ああ、この間、要約チェスターコートの袖を詰めに行って。それとボタンを一つ追加して下さいと言いましたけどね。三千三百円でした。ああ、ボタン・ホイールは値段。後から請求されると思うけど。そんなにはしないはずですよ。後一着、安い3千円台の薄手のブレザー。多分中国製だと思うけど購入したら。ポケットがダミーなんですよね。ポケットに見えるけど使えない物なんですよ。だから、それもリフォームしてポケット付けて貰おうかと思って居ますよ。私が住んで居る町は物凄く開けて居るんですよ。いい街に越して来たと思って毎日楽しいですよ。散歩に出掛けてもね......。以上、近況報告でした.....。少し痩せました。
さて、映画です。今回も西部劇です。マカロニ・ウエスタンの名作「殺しが静かにやってくる」です(過去記事からの再録です)。
『殺しが静かにやって来る』( 原題:Il grande silenzio/The Great Silence)は、1968制作のマカロニ・ウエスタン。
セルジオ・コルブッチ監督の後期の代表作。出演はジャン=ルイ・トランティニャン、クラウス・キンスキーらで、主演のトランティニャンは主人公の設定上、台詞がない。すさまじい暴力描写のため、数カ国で上映禁止処分を受けたいわくつきの作品。上映していた時期はその暴力描写で賛否両論あったが、後にカルトムービーとなる。雪が降りしきるスノーヒルでの決闘は斬新です。
時は1898年。フロンティア・ライン消滅の宣言と共に、西部開拓時代が終わりを告げて間もない頃。舞台は雪原の町ユタ州スノーヒル。
見渡す限りの銀世界が広がる谷に現れたのは、漆黒の装いを纏った男サイレンス。彼は、賞金稼ぎを専門のターゲットとする殺し屋でした。賞金首として殺された野盗の家族たちのやり切れない思いを受けたサイレンスが、彼らに加勢したのです。この日、野盗たちは食料を調達するために山から下りて来ていたところでした。そして、そんな彼らを木々の間から付け狙う賞金稼ぎたち。人間狩りが始まろうとしていました。
その時、間一髪のところで現れたサイレンス。白銀の中にぽつんと現れた、ひどく目立つ黒ずくめの男を格好の標的と狙う賞金稼ぎたち。しかし、自動拳銃を巧みに操るサイレンスの圧倒的な速さの前には、彼らの存在など無に等しいもの。次々と倒されていく賞金稼ぎたちの中、敵わないと思ったのか一人の男が命乞いを始めます。サイレンスは、ただ黙ってその男の右手の親指を撃ち抜きました。
それを隠れて見ていた野盗たち。その内の血気盛んな一人の若者が、殺された仲間の恨みを晴らすため、指を失い悶え苦しむ男を撃ち殺してしまいます。その出来事を横目に見ながら、野盗の群れを束ねる長老から感謝の言葉と共に礼金を受け取り、ただ黙って去っていくサイレンス。
殺す必要はなかったと若者に諭す長老。二度と銃を持てなくするだけで十分だというサイレンスの考えを伝えるも、聞く耳を持たない若者たちは反撃をしようと町へと下りて行ってしまいます。しかし、そんな彼らを待ち構えていたのは、冷酷非道な金髪の男ロコ率いる賞金稼ぎたちからの銃弾の嵐でした。
殺された野盗の中には、町で暮らすポーリーンの夫がいました。そもそも、今や野盗に成り下がってしまっている人たちも、この町のれっきとした住民だったのです。彼らの仕事を奪うことで野盗にならざるを得ない状況にまで追い込んだのが、この町を牛耳る判事ポリカット。彼は直接手を下さず、賞金稼ぎのロコを使って人間狩りをさせていました。
そんな中、町に到着した駅馬車に乗っていたのは、着任したばかりの保安官とサイレンスでした。サイレンスのことを友人から聞き知ったポーリーンは、彼にロコ殺しを依頼しようと手紙を送っていたのです。
サイレンスを家へと迎えたポーリーンでしたが、彼は一言も言葉を発しません。訝しむ彼女の様子を見かねたサイレンスは、おもむろに喉の傷を見せます。彼がまだ幼い頃、賞金稼ぎに両親を無残にも殺され、口封じのために声帯を切り裂かれたことで口が聞けなくなってしまったのです。
一方、新任の保安官に挨拶しようと出迎えた時にサイレンスの存在に気付いていたポリカットは、ロコに殺すよう指示を出します。しかし、正当防衛の状況でしか銃を抜かないというサイレンスのやり方やその強さを知っていたロコは一瞬渋ったものの、その依頼を請け負います。
酒場でポーカーに興じるロコら賞金稼ぎたちの前に現れたサイレンス。銃を抜かせようと挑発するサイレンスでしたが、彼のやり方を知っているロコは、銃を使わず素手で殴りかかります。乱闘になる中、サイレンスが背中を向けてしまった瞬間、銃に手を掛けるロコ。その時、居合わせた保安官が止めに入り、ロコを逮捕します。
慌てたポリカットが釈放するよう圧力をかけますが、保安官はこれに応じず。彼は道理の分かる男でした。ロコを縛り上げ、馬に乗って刑務所へと護送する保安官。道中、ロコへの復讐に燃える野盗の群れに出くわしますが、保安官がポリカットの息のかかった人間ではないことを得心し、彼らは引き上げていきます。
刑務所に着いてしまったら終わりだと確信したロコは策略を巡らせます。雪の中に埋まっていたライフルに気付き、小便がしたいと止まらせるロコ。応じてしまった保安官はまんまと射殺されてしまいます。
一方、乱闘で傷付いたサイレンスの治療をしていたポーリーン。肌と肌が触れ合っていく内、愛を交わし眠ってしまった二人に魔の手が迫っていました。
手下を引き連れたポリカットらの襲撃に遭うサイレンスとポーリーン。ポーリーンを人質にしたポリカットは、サイレンスに衝撃の事実を告げます。幼い頃、両親を殺したのはポリカットだったのです。
二度と歯向かえないよう、手下に右手を焼かれるサイレンス。声にならない悲痛な叫びをあげるサイレンス。その隙に、以前から狙っていたポーリーンをレイプしようとするポリカット。何とか手下を撃退したサイレンスが彼女を助け、ポリカットを左手で撃ち殺します。
その頃ロコたちは、野盗たちを捕らえ、ポーリーンにメッセージを伝えていました。野盗たちを殺されたくなければ、一人で酒場まで来いというのです。手が使えないサイレンスを止めるポーリーンでしたが、ボロボロの身体を引きずって彼は酒場へと向かいます。
決闘を持ち掛けるロコ。それに応じるサイレンス。しかし、全てはロコの策略に過ぎなかったのです。物陰に隠れていたロコの手下が卑怯にもサイレンスの左手を撃ち抜いてしまいます。そして蜂の巣にされるサイレンス。泣きながらすがりついたポーリーンが銃を手に反撃しようとするも、彼女もあっさりとロコに殺されてしまいます。
そして、捕らえられた野盗たちをも皆殺しにするロコたち賞金稼ぎ。
物語は最後にこう締めくくります。“ブリザードが荒れ狂った1898年の大虐殺の年。多くの山人たちが賞金稼ぎの餌食となった。生活の手段として、合法的に人々が虐殺されたのだ。そして、スノーヒルに伝説が生まれた。”
「この土地の泥は落とせても、ここで死んだ哀れな男の血は永遠にぬぐえない」
この作品は学生の頃テレビの深夜放送で観ました。萬屋錦之助の「子連れ狼」をなぜか思い出しました。非情の世界に生きる賞金稼ぎたち。金の為なら手段を選びません。思えば、セルジオ・レオーネが描く賞金稼ぎたちは凄腕なれど、悪党には容赦しないが、人情を持った男として描かれています。しかしセルジオ・コルブッチは正反対です。賞金稼ぎは容赦しない人間として描かれています。彼の初期の傑作西部劇「続・荒野の用心棒/ジャンゴ」は土砂ぶりの雨が上がったぬかるみの土地が舞台でした。コルブッチも黒澤明の影響を受けていると思います。この映画はのっけから一面の銀世界で始まります。此処から、もうすでにこの作品が西部劇のフォーマットを破っている事がわかります。血と埃。渇いた風が吹く荒野。ではなく一面の銀世界、詩情があふれています。そして、命は奪わず、「親指」=「敵のガンマンの生命」だけを奪う主人公、サイレンスの美学が描かれています。それと対照的に描かれる、冷酷非情の賞金稼ぎロコは大悪党として描かれています。サイレンスは幼き日に盗賊に両親を殺され、喉を切り裂かれます。それ以来彼は口が聞けません。主人公サイレンスの哀愁を帯びたタフネスさや、ヒロインであるポーリーンの哀しさなど。本作はバイオレンス西部劇の風格すらある。そしてこの作品は何と悪党が勝ってしまう映画なのです。主人公のサイレンスはラスト殺されてしまいます。私は映画をテレビで観ていて、「えっ?こんなラストがあって良いのか」と思わず唸ってしまいました。ただ、ラストの雪が降る中の対決シーンで、この二人は敵、味方なれど同じガンマンとしてプライドを持っていると感じました。悪党は悪党なりのプライドを、そう感じさせたのは、監督の手腕なのです。
本作は西部劇史上稀にみる衝撃的なラストで終わる(主演のトランティニャンの発案といわれている)が、DVDスペシャル・エディションには特典として、ハッピーエンド版のエンディングが収録されている(音声はなし)。この「幻のハッピーエンドバージョン」がなぜ製作されたかについては2説ある。
一つはハッピーエンドバージョンのほうが本来のストーリーだったが、トランティニャンなどが主張したため(上述)ラストをネガティブなものに変更した、という説。もう一つは反対に、あまりに衝撃的なラストにプロデューサー側が難色を示したため、コルブッチ側がわざとでたらめなハッピーエンドを作って見せてプロデューサーが「こんなハッピーエンドなら元のラストのほうがマシ」と許可せざるを得ないように仕向けた、という説である。どちらが本当なのかは解っていない。
クリント・イーストウッドの『シノーラ』は当初はこの映画のリメイクとして企画されていたが、版権許可が降りず止む無くストーリーを変えて出来た映画だと言われている。
そして監督セルジオ・コルブッチは後世へ計り知れない影響を与えているのです。2015年に発表されたタランティーノ監督作品『ヘイトフル・エイト』の舞台は本作と同じ雪山。しかも音楽はエンニオ・モリコーネとくれば、もう明らかですね。他にもタランティーノの盟友ロバート・ロドリゲスなど、現在も映画界で活躍する数々のコルブッチイズムの継承者たち。そんな彼らの原点ともいうべき、セルジオ・コルブッチのカルト・ムービーがこの「殺しが静かにやって来る」です。この作品は日本の時代劇にも影響を与えました。若山富三郎主演の「唖侍・鬼一法眼」がこの映画からヒントを得ています。私はこの時代劇も好きです。
下は10年前に放映された、ニッポンROCK40年の番組です。冒頭、無音状態が何十秒か続きますが、その後、本編が始まります。日本のロックの歴史が解りますので、一度、観て見て下さい。よろしく。