ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

壊れていく自由民主党 - 22 ( 青山繁晴氏への提言・諫言 )

2025-03-03 15:58:58 | 徒然の記

   〈「壊れていく自由民主党」のまとめ 〉

 今のところ「ねこ庭」は、以下の方々を自由民主党の「保守」政治家と考えて、期待しています。

  青山繁晴、西田昌司、麻生太郎、高市早苗、中山恭子、有村治子、杉田水脈、小野田紀美

 しかし先日少し間口を広げて検討すると、見城徹、井川意高、佐藤尊徳氏という保守言論人を知ったように、自由民主党の中には「ねこ庭」が知らない保守政治家がまだいるのかもしれません。

 それは新しい希望につながるのですが、今は青山、西田氏など8氏しか思い浮かびません。8氏の中で最も積極的に国民への発信をしているのが、青山氏と西田氏なので、「ねこ庭」は支援しています。

 今回は2氏への提言を、シリーズの「まとめ」として報告したいと思います。提言というより、苦言、諫言という言葉がふさわしいのかもしれませんが、反日左翼系の人々がする批判攻撃とは違います。「ねこ庭」の諫言は、日本を大切にする心、つまり「愛国心」の上に立っているからです。

 〈 青山繁晴氏への提言・諫言 〉

  ・「ねこ庭」は貴方が実行された二つの行動を、高く評価いたします。

    1. 毎週自分の動画で、党内の議連の内容を国民に報告・説明をし、政治を国民に身近なものとしたこと

    2.   衆参の国会議員を、「護る会」という一つの議員集団としてまとめたこと

  ・動画で意見を発信している政治家は多数いますが、党内の議連の会議報告に絞り、際どい説明をする議員は他にいません。名前を明らかにしないとしても、国民は貴方の説明で、自民党内のリベラル議員の存在を知り、政府役人の言動が分かります。

  ・大きな抵抗や反対があったはずなのに、こうした動画の発信を毎週続けるというのは、熱意と信念がなければできません。国民の多くが貴方を支援するのは、積み重ねられた苦労と信念の強さを知るからです。後援会なしに選挙を戦い、常に全国区でトップ当選を果たしている事実は、貴方が口先だけの人物でない証明になります。

  ・しかし自由民主党がリベラルの石破氏を首相にした現在、このままでいくと反日政党の立憲との連立が現実味を帯びてきました。

  ・貴方が自由民主党を中から変えるより前に、石破氏が保守からリベラルの党に変えてしまいそうな気配です。

  ・貴方は今、国の危機を国民に訴えていますが、貴方が同時にやらねばならないことは、党の危機を党内の議員に訴え、石破内閣を退陣させることではないのでしょうか。

  ・自由民主党を中から変えると言った、その正念場が今ではないのでしょうか。

  ・衆参合わせて100人の議員集団となった「護る会」の代表として、自由民主党の危機に対し動かないのだとしたら、「護る会」の保守議員は数合わせだけの「張子の虎」になります。

 ⚫︎ 青山さんは自分で自分の言った言葉に酔っているのでしょうね。 口に出した時点で満足してしまって、自分が言った事が実現しようがしまいが関係ないのでしょう。 だから、自民党に居続ける事ができる・・・・。
 
 ⚫︎ 水面下の事は分からんが表立って「岸田」「石破」の愚行を抑えられない現状を見ると「ガス抜き要員」と言われるわな。
 
  ・「三橋TV」で貴方に寄せられた厳しいコメントを、思い出してください。

  ・「護る会」の仲間に対してだけでなく、西田氏との連携・強化についても努力すべきです。今がその時ではないのでしょうか。

 青山氏への提言・諫言だけでスペースがなくなり、西田氏への提言・諫言が難しくなりました。「護る会」ヘの言及を除きますと、西田氏へ提言・諫言はほとんど同じ内容になります。

  ・青山氏との連携・強化についても努力すべきです。今がその時ではないのでしょうか。

 「壊れていく自由民主党」でなく、「再生する自由民主党」であるという意味を込め、これを「まとめ」の言葉として、長いシリーズを終わります。お付き合い頂いた方々に、厚くお礼を申し上げます。有難うございました。

 次回は28回で中断している「自由民主党への疑問」シリーズへ戻ります。

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壊れていく自由民主党 - 21 ( 「壊れていく自由民主党」のまとめ )

2025-03-02 21:22:12 | 徒然の記

 〈「壊れていく自由民主党」のまとめ 〉

 昭和30 ( 1955 ) 年に保守合同をし政権党となった自由民主党は、内部の対立はあっても右と左がバランスを保っていました。

 安倍氏が銃撃されて亡くなったのち、岸田氏と菅義偉氏が外国勢力の脅しに負け、リベラルの石破氏を総理にしてから一気に党が左に傾き、左右のバランスが崩れてしまいました。

 石破氏が首相になったのは氏の責任でなく、党内のリベラル議員たちが保守派を排除した結果です。しかも排除された保守派の議員たちが、利権と金を優先し、国民のための政治を二の次にしていた事実が明るみに出ました。

 一連の現象を眺めて「ねこ庭」は「壊れていく自由民主党」と言い、党が壊れていくと言うことは、日本が壊れていくことにつながるとの危機感を抱きました。

 2月14、15、16日とブログを3日間休み、答え探しのため新聞とネットの動画を見て、三人の保守言論人を見つけました。見城徹、井川意高、佐藤尊徳の3氏です。そのおかげで、同じ保守論人に少なくとも二つの大きなグループがあることを知りました。

  ・見城徹、井川意高、佐藤尊徳氏等・・・故安倍氏を評価する仲間

  ・山口敬之、門田隆将、高橋洋一氏等・・・高市氏を総理にするのが目的の仲間

 同じ保守でも頻繁に意見を交換したり行動していないところが、西田氏と青山氏の関係に似ています。

 検討作業を振り返り、どんな「まとめ」をすれば良いのか。20回を「まとめ」るのは困難ですが、「戦後日本史の大河」の一部として眺めると簡単でした。

  ・自由民主党は、壊れているのではない。

  ・日本の保守政党は保守合同する以前から、何度も争い、分裂して崩壊しそうな危機を乗り越えてきている。

  ・GHQに7年間統治されて以来、アメリカ、ソ連、中国の反日勢力が日本に浸透し、政治と経済に強い影響力を及ぼしているが、目新しい話でなく、戦前の日本にも彼らは手を伸ばしていた。

  ・情報の自由な社会になり、外国勢力の関与が国民の目に見えるようになったため、介入の事実が目立つだけの話だ。

  ・だから国民と保守政治家が協力すれば、現在の政治の混乱は必ず収束し、「戦後レジームからの脱却」は可能だ。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問された方々には、強がりの豪語と思われるかもしれませんが、そうではありません。

 1億2千万人の国民が、「東京裁判」で失わされたご先祖への敬愛と感謝の念と、日本の文化と伝統への誇りを取り戻せば、保守政治家と協力して「戦後レジームからの脱却」ができると考えます。

 紛争と対立の社会は、必ずいつか収束し平和になります。しかしやがてその収束と平和に新しい紛争と対立が生まれ・・と、人間社会はこの繰り返しの歴史でした。

 正  ー  反  ー  合、 正  ー  反  ー  合 の繰り返しを、西洋では弁証法という名前で呼ぶそうですが、「ねこ庭」は平家物語の「諸行無常」の思考で考えます。

 奢れる者は必ず滅び、別の新しい権力者が生まれ、その権力者が庶民の平和と幸福をもたらしますが、やがて人間の性 ( さが )として奢れる者に変わる。すると別の権力者が生まれ・・・という繰り返しです。

 「戦後日本史の大河」だけでなく、「日本史の大河」と「世界史の大河」を眺めますと、現在の日本に失望する気持ちが無くなります。

 しかし眺めているだけでは、国民の幸せと平和は訪れませんので、今を生きている者は親や子や兄弟たちのため頑張らなくてなりません。

 どんな風に頑張るかと言いますと、鍵を握るのはやはり国のリーダーである政治家です。私たち国民は、それぞれの立場で政治家への提言と励まし、いわゆる「草莽崛起運動」が役目です。

 青山氏は、政治家は国民の代理人だと謙遜して言いますが、社会を動かす法律を作るのですから、専門の知識だけでなく仲間を動かす力が不可欠です。愛国心と研鑽がなければ出来ない仕事です。

 青山氏が国民に敬意を表しているのならそれで良しとし、私たち国民が国のリーダーである政治家に敬意と感謝を忘れないようにすれば釣り合いが取れます。

 「草莽崛起運動」の一つとして、「ねこ庭」は青山氏と西田氏に何を提案するのか。これが今回の「まとめ」です。

 一回で終わる予定でしたが、スペースが無くなりました。もう一度頭の整理をするため一区切りさせて頂き、続きを次回に伸ばすことをご容赦ください。

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壊れていく自由民主党 - 20 ( 反青山氏の多い視聴者のコメント ) 

2025-03-01 21:36:03 | 徒然の記

 今回は、「もう一つの動画で見た、反青山氏の多い視聴者のコメント」紹介です。

 2月18日に公開された「三橋TV」ですが、チャンネル登録者数 が72.6万人の人気動画で、サブタイトルが、二つ付いていました。

 「皆騙されていたんですね・・この動画が削除されるまでに見てください」

 年収の壁引き上げ」の行末は? 「高すぎる国民負担率」を下げるため、自民党はどう動いていくのか、徹底インタビュー ( 三橋貴明 × 青山繁晴参議院議員 )

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壊れていく自由民主党 - 19 ( 動画を見た視聴者のコメント ) 

2025-02-28 20:57:46 | 徒然の記

 〈 令和6年12月17日 【ぼくらの国会】「増税派の主張は正しいのか」〉

 今回はこの動画を見た視聴者のコメント483件の中から、無作為に選んだ26件を紹介します。青山氏の支援者が多数なので、厳しい批判はありませんが、「ねこ庭」に似た素朴な疑問を述べたものがあります。

 483件の中に該当するコメントはありませんでしたが、「ねこ庭」が違和感を抱いたのは次の言葉でした。

  「そこにこそ、何十兆円という予算を投入しなければならない。」

  「それを僅かな予算で済ませているのは、今までの、資源を輸入するという仕組みで生きている、その生活をやめたくないからである。」

 「ねこ庭」は、「海洋資源開発」に関する氏の動画を過去にいくつも見てきました。開発事業に巨額の資金が必要とは聞いていましたが、何十兆円という予算を投入しなければならないという具体的な数字の話は初めてでした。

 経済産業省が邪魔をしていると説明していましたが、予算をつけない財務省への言及はありませんでした。過去の動画だけを見ていますと、今にも海底資源の開発が可能なのに、経済産業省が協力しないのが元凶だと思わされます。

 しかし何十兆円もの予算が必要というのであれば、経済産業省の一存で出来る話でなく、短期間で実現で可能な事業でないことも予測がつきます。

 氏の話には肝心の部分が語られず、楽観論が先行しているという発見をし、これまで何となく信じられない気持になっていた理由に納得がいきました。

 氏は視聴者者に嘘はついていませんが、大手マスコミと同様の「語らない自由」を駆使している場合があるということになります。

 と言って、「ねこ庭」は氏の批判者になっているのではありません。自由民主党の中で氏の果たす役割と存在は依然として大きく、党内での活躍を期待する気持は不変です。

 紹介する26件のコメントの中で「ねこ庭」が、共鳴したものを青色表示にしています。単純な支援者でない「ねこ庭」の複雑な思いをご理解の上、コメントをお読みください。今回はスペースのことを考慮せず、一気に紹介しますのでどうかお付き合いください。

 〈 26件のコメント 〉

  ⚫︎ 経済成長を一切考えない経済政策とは一体なんなんでしょう。
 
  ⚫︎ 増税が悪いというよりも、日本の経済活動を壊してきた政治が悪い。
 
  ⚫︎ 決済税にすると何故そんなに大きな税収に成るのか、その理屈がよく分からないです。決済税にすると国民が支払う税金は減るのですか?もう少し理屈を説明して頂きたいです。
 
  ⚫︎ なぜ自民党は宮沢税調を止められないの️
 
  ⚫︎ 財務省がいらなくなるなんて夢のような話ですが、問題は反対してくる既得権益をチューチューしてる奴らをどうやってぶっ潰すかですよね
 
  ⚫︎ 103万円の壁の話について、「物価に応じて年金を増額するように、物価に応じて控除額を上げろ」というだけの話であって、高度成長期には普通にしていたことだと聞いています。 これに反対する自民党は完全に増税政党と認識されている、青山先生が今、立ち上がり、行動を起こさないと今度の参議院選挙も大敗すると思う。
 
  ⚫︎ 官僚の天下りの為の無駄な法人を精査して下さい。あちこちにばら撒く税金のシステムの見直しを、医療ビザの廃止、経営ビザの厳格化など国会議員も減らして下さい
 
  ⚫︎ CBDC、やはり無理と思う。お年寄りの買い物を見ててそう思う。
 
 
  ⚫︎ 国会議員の数を増やし、給与を上げすぎた結果、国会議員という高給取りの仕事に必死にぶら下がり続ける議員が増えた。 国会議員のくせに国民のことは考えず、自分の懐や将来のことしか考えられない情けない奴らばかりが議員として残ってしまった。 そんな奴らを見抜けず、選んでいる国民にも大きな問題がある。
 
  ⚫︎ そういう所謂「識者」が本当に分かっているなら、何故「失われた30年」なんて状況が続いているのですか? 本当に「識者」が正しい答えを知っているなら、早く処方箋を出してください。 中にはお金持ちの人はいるのでしょうが、多くの国民は、そんなに左うちわの状況ではないですよ。
 
 
 
 
  ⚫︎ 量子コンピュータの活用は1つの方法だと思いますが、 そもそも税は財源ではありません。 国債は借り換えを永遠に続ければ良いので、大学無償化や、農家への所得補償、防衛力強化、ボロボロの公共事業支出大幅増額、地方交付税交付金の大幅増額、年金額を1人20万円や、介護報酬の大幅増他を進め、 さらに消費税廃止、ガソリン税廃止、社会保険料大幅減額等を行えば、 日本経済は好景気になり、再び高度経済成長をすることが出来ると思います。
 安藤裕さんや三橋貴明さんの動画を見て下さればよくわかると思います。 日本を救って下さい。 よろしくお願い致します。
 
  ⚫︎ 決済税の平等で明朗な0.3パーセンの日本社会が実現することを熱望してます。
 
  ⚫︎ 青山さん、いつもありがとうございます。 量子コンピュータからのCBDCで諸税が不要になるという理論があるということは、逆に財務省はそれを回避しようと変な法令とかを提案してきそうで怖いですね…どうかそうならないようにしていただきたいです。
 
 
  ⚫︎ 他の税金が、必要無くなっても私利私欲の為に取り上げようとする人間や組織が、必ずあると思います。
 
  ⚫︎ 実現すれば素晴らしい未来と思えますが、利権が無くなる人達が邪魔する未来しか見えない
 
  ⚫︎ 青山さんは以前からCBDCの世界をおっしゃられていました。世界の・社会の大きな流れ と捉えられるべき大事な技術、既得権益側の抵抗は厳しいでしょうが、流れを的確に 政治の世界を改革に向けて、日本の国益に沿ってて導かれる事を青山さんのご活躍で 期待します。
 
  ⚫︎ 0.3%の決済税、まさに夢のような話ですが、ひとつ大きな疑問があります。税収が65兆強から130兆になるということは、その増収分はどこが(誰が)負担することになるのでしょうか? 0.3%に目がくらみますが、実は国民ひとりひとりが負担することになるのであれば、それこそ、五公五民を超えた負担になってしまい、元も子もありません。
この増収分が、単に今までの無駄に費やされた部分や、脱税の部分が消えることで生まれるのならいいのですが。
 
  ⚫︎ 青山さんの言うことには夢もあるし、それなりの説得力もありますね。ただ103万円の壁のやり取りを見ていると、既得権を持った人達の抵抗は大変なものがあるでしょう多分無理だと思いますが、私が生きてる間に変わるといいですね
 
  ⚫︎ 年金で生活できない高齢者がいる一方で、年金をたんまりもらって遊んで暮らしている高齢者がいる。この格差が問題でしょう。 そもそも年金が多いのは運に恵まれて、収入の多かった世帯。 長生き保険であるべき年金が、格差拡大装置になっているのが問題。
 
  ⚫︎ 【中央銀行デジタル通貨=Central Bank Digital Currency】が西暦2030年頃実用化すると、要は税金は【決済税3%】のみの【大減税】になるのですね!この希望を妨害から守り滞りなく実現させましょう。
 
 
 次回は、「もう一つの動画を見た、反青山氏の視聴者のコメント」の紹介です。
 
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壊れていく自由民主党 - 18 ( 「CDBC」希望の話 ? ) 

2025-02-28 15:21:04 | 徒然の記

 〈 令和6年12月17日 【ぼくらの国会】「増税派の主張は正しいのか」〉

 本日の動画は、青山氏の自慢話の部分です。省略しても良いのですが、息子たちと訪問される方々には紹介したいと思います。

 これはそのまま、中断している「自由民主党への疑問」シリーズにつながり、必要のない自慢話に目をつむれば、「海洋資源開発問題」を含め重要なことが述べられています。あえて追加しました。

  ・人間の歴史は、常にテクノロジー ( 技術 ) でひっくり返ってきた

  ・産業革命では、労働自体がひっくり返ってしまった

  ・直接関係ないように見えるが、人が月に降り立ったというテクノロジーで、人間の死生観、生き方、社会の仕組みなどが大きな変動を受けた

  ・だから自分は、テクノロジーを考えないと経済学も未来が無いと思っている

  ・自分が慶應大学の文学部を去って、早稲田の政治経済学部の経済へ進んだのは、経済とテクノロジーの関係を考えたためだった

  ・ちなみに、早稲田の政治経済学部の入試で数学が必須科目になったが、これはすごく正しい。近代経済学で単に数式を扱うということでなく、テクノロジーを入れないといけないからだ

  ・2030年に「量子コンピュータ」と「完全暗号」が姿を表すというのは、目の前のことであり、経済学自体がものすごい変化を目前にしていることになる

  ・だから経済学、経済学者は、これを予測して国民の税負担率の問題を考えなくてならない。税に対するあらゆる国民の大きな不満に対して、「量子コンピュータ」と「完全暗号」というテクノロジーの変化をヒントにして考えを改めなければならない。

  ・これだけ働いて、どうしてこれだけも税金を持っていかれるのかという鬱積した不満を、特定の富裕層を除いて多くの国民が抱いている現在、「量子コンピュータ」、「完全暗号」、「CDBC」という大きなテクノロジーの変化というヒントがあっても、今までの仕組みを守りたいという考えの人間たちがいる。

  ・「海洋資源開発問題」を見ても分かるが、高水圧に耐える海中ロボットが発達し、海底資源が取れるようになっているのに目を向けない。

  ・日本は領海とする海の広さが世界で6番目に広く、隠れた資源大国である。

  ・メタンプルーム、メタンハイドレートだけでなく、レアアース、レアメタル、コバルトリッチクラスト、マンガン団塊、熱水鉱床、金銀銅を含む熱水鉱床を、全部合わせて実用化していくのが当然で、そこにこそ何十兆円という予算を投入しなければならない。

  ・それを僅かな予算で済ませているのは、今までの、資源を輸入するという仕組みで生きている、その生活をやめたくないからである。自分は本当は、これを既得権益と言っている。

 スペースの節約をやめ、ここからは再び氏の言葉で紹介します。

  ・ですから「CBDC」についても、同じことが必然的に起きています。現に「CBDC」は誹謗中傷の対象になっていて、そういうトレンドにされていることを感じます。

  ・しかし現実には、官民合わせて実際の話になっているということを、他の場所では語られないので、税の国民負担率の問題に関してこういう希望があるということを、あえて話しました。

 隣に座って話を聞いていた三浦秘書が、ここで質問をしました。

  ・「CBDC」の推進に特化した議連というものは、あるんですか。

 自由民主党が本気なら、特化した議連が作られるのが自然な話です。興味深い氏の答えを紹介します。

  ・ないね。しかしメンバーを見てほしい。

  ・会議の司会進行をしている大野敬太郎さんは、こういうことに前から熱心に取り組んでいる人で能力のある人です。

  ・渡海紀三朗さんは、今は政治改革本部長ですけれど、前は政調会長だったでしょ。

  ・なかなか表には出ないけれども、これが自由民主党の良い面で、こういう先端的なことに関わっている人が少なからずいるということです。「CBDC」の推進に特化した議連がなくても、量子技術推進連盟があればここから提言が出せますからね。

  ・英国は「CBDC」について財務当局と検討していて、おそらく世界で一番進んでいます。

  ・中国は人民元が弱いので、それに替わるものとして「CBDC」を試行錯誤しながら検討しています。14億の国民の生活が電化していなくても、決済についてだけ電化しようとしています。独裁の共産主義国家ですから、本気になれば進むのは早いだろうと思います。

 以上で動画の全てを紹介しました。氏は希望の話と言っていますが、現金が全てなくなり、決済が全部カードになるという暮らしが古い頭の「ねこ庭」には想像ができません。サブタイトル (「CDBC」希望の話 ? ) に疑問符を付けたのは、その意味です。

 次回は、青山氏の話を聞いた視聴者の反応を二つ紹介します。一つはこの動画の視聴者のコメント群で、今一つは昨日見つけた別の動画のコメント群です。青山氏を支援する人々と、批判する反青山の人々のコメントになります。

 二つの相反するコメントを紹介するのは、惑いつつ、躊躇いながら検討作業を進めている「ねこ庭」の自分を見る気がするためです。面倒と思われる方は、スルーしてください。

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