「宮本武蔵-双剣に馳せる夢-」は、原案・脚本を押井守が担当。監督は、長年押井守とコンビを組んで演出を担当してきた西久保瑞穂。そしてアニメーション制作をプロダクションI.Gが行った劇場アニメだ。この映画は、その名のとおり宮本武蔵を題材にした作品だが、「宮本武蔵についての虚構を排し、真実の姿を描く」がテーマ。武蔵による剣劇アクションシーンをふんだんに盛り込みながらも、武蔵の剣法から軍略家としての武蔵の姿などが、CGや実写映像を交えつつ、架空の宮本武蔵研究家「犬飼喜一(仮)」によって解説される、異色の「歴史アニメドキュメンタリー」になっている。
舞台挨拶に立った押井は、吉川英治の小説「宮本武蔵」や、それを原作にした井上雄彦のマンガ「バガボンド」で描かれている武蔵は真実とは大きく異なっており、この映画「宮本武蔵-双剣に馳せる夢-」で描かれた武蔵こそが真実に限りなく近いはずであると力説。そして「実在した武蔵という人物自体が、非常におもしろいんです。実在の武蔵を語るだけで劇的なものになるので、ドラマはいらないんです。ヒストリーチャンネルとかNHKスペシャルとか、『その時歴史が動いた』『プロジェクトX』のようなドキュメンタリー番組が好きな人なら楽しめる映画になったと思います」と語った。
予告篇です、一回のクリックで見られます。
宮本武蔵 -双剣に馳せる夢- 予告 第二弾
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