カテゴリーが違うかも

民主党のマニフェストの中に「子ども手当」というものがあるのを皆さんは御存知だと思う。

高校野球からは逸脱しているとは思うけど、思ったことを書いてみたい。

「子ども手当」は、中学生以下の子どもがいる保護者に対して、月に26,000円（子ども一人当たり）が支給されることになっている。

今までも児童手当というものがあったから、お子さんをお持ちの方は、その延長の家計の足しとして助かる政策だと捉えておられると思う。
一生懸命育てておられる方がほとんどだから、性善説として捕らえるなら僕は不満は無い。

しかし、一見平等に見えるこの政策は本当に子ども達に届くのだろうか。
親に支給するということは、実は親次第。

なぜこんなことを書くかと言えば、嫌な親をたくさん見ているからということになる。
子ども達の健全な成長を願った貴重な手当だ。
任せていい親と任せてはいけない親が存在することを無視していいのだろうか。
（言い過ぎていることは承知の上です。嫌な方は読まないでください。）

それなら、高校の授業料無償化のほうがわかりやすい。
高校に行きたくても行けない人を救えるから、結果として平等に近づける。

子ども達が抱える疾病は、それぞれ違うのだから、負担する医療費だって全く違う。
26,000円貰っても何の足しにもならない人がたくさんいる。
それなら、必要なこどもの医療費を無料にすることのほうがわかりやすい。
健康な人は、使えないけど健康であることを実感できるのではないのかな。
個人の貯蓄に回るより、みんなで使えるし。

子供達に本当に還元されるものを無料にして、その家庭の支出を抑えたほうがよっぽど公平だと思う。

親の思いの大きさに左右されず、必要なものが保障されるのだから。


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