がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

道具は何も言わないけれど

2009-09-10 21:59:11 | つぶやき
打った後に地面に叩きつけられるバットやその打球を捕球する値段の高いグローブ。そして、いつもいつも硬い棒で殴り続けられるボール。

その道具たちを自分の力で手にしたものなら僕は何も言わない。
その所有権と裁量は自分にあるわけだから。

でもほとんどの場合は、誰かに与えられたものだ。

その費用を家計から捻出するためには、何かしらの我慢や貯金の取り崩しが伴う。
保護者は苦しみながらも、君達の前では当たり前にこなして、また家から送り出してくれているのではないのかな。

それを当たり前だと思えば、「道具を大事に使おう」なんて気持ちは起こらない。
しかし、メジャーで活躍する選手でさえも、自分の道具を愛し、感謝している。

そこに気付かずにプレーしている選手は、居心地のよい場所に帰ると、道具に愛情を注がず、自分の疲れをとるためだけに寝床に入ってしまいがちではないか。

しかし、本当に野球道を極めようとするのであれば、せめて道具は大切にしてほしいし、周りの人が自分の行動をどう見ているのかという意識だけは、どれだけ時間を使ったとしても身に付けてほしいと思うんだ。

グランドに立てば、誰もがエンタ-ティナ-だ。
それを支える人や道具にも気を配れる人に成長してほしい。
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