時の流れの中で

生活の中で見たこと、聞いたこと、考えたことなどを、思いつくままに、文や写真や絵などでつづっていきます。

柿の実

2006年10月07日 | タウンウオッチイング
今年は、柿の成り年なのでしょうか。柿の実が枝にいっぱいなっていました。

私の家には、今は柿の木がありませんが、子どもの頃には、柿の木がありました。
その柿は、渋柿でした。
だから、真っ赤になってもなかなか取らなかったのです。
家の前を通る人が、「おいしそうに成っているわね。とらないの。」とよく言いました。そのたびに、「これ渋柿だから。」と、答えていました。

ある日、学校帰りに、「私のクラスの男の子が、柿の実を取っているのをみた。」と友人が言いました。
渋柿とは思わずに取っていったのでしょう。
赤く実っていたので、食べてみたかったのでしょう。

「柿を取っているのを、見られておこられないか。」と思いながらとっている男の子の姿が、浮かんできます。

1口食べた時どんな顔をしたのでしょうか。

柿の実を見ると、子どもの頃のことが重なってきます。


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3 コメント

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Unknown (takahasitieko)
2006-10-09 10:44:38
私の家には、今大きな柿の木ご近所の目印になるくらい高く伸びています。この間の風で葉が大分落ちました。今年も終わりに近づきつつあると思うのです。少々手がかかりますが、我が家の大事な一員です。小鳥たちが、四季を通じて集まっておしゃべりしていきます。耳を傾けてると、ご挨拶が分かるような気がします。私が下で、草取りなどしていてもよくしゃべって元気な孫みたいです。このあたりの家々の柿の木は真っ赤に実を付けて冬越しいるのをよく見かけます。この柿の実、山の熊たちに届けられないかしら?といつも思います。ちなみにうちの柿はとてもあまくておいしいので、鳥たちのごちそうで冬越しまでには無くなってしまいます。秋は、これからが本番ですね。
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tiekoさんへ (時の流れの中で)
2006-10-09 16:06:48
大きな柿の木、柿の実を鳥達にご馳走をするために、全部を取らないで、真っ赤な実を付けた木がある家々。

tiekoさんの住んでいる家の周りが、なんとなく想像できます。

自然に恵まれた、豊かなところと聞いていましたが。

一度訪ねてみたいと、思っています。

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柿の木は鳥たちのセンター (tieko)
2006-11-02 12:00:21
 実は、今年は柿の実はなりませんでした。お聞きしますと、一年おきという方もいらっしゃいますね。よく茂っておりますが、お写真のような素敵な実りにはいたりませんでした。茂りすぎてもう手が届きませんので、今度剪定してもらいます。
 でも、柿の木はうちのシンボル。よく鳥たちが集まってきます。今朝も、ヒヨ ヒヨ ヒーヨと美声が聞こえますので見ておりましたら、大きさはヒヨドリ、色も濃い灰色です。ずいぶん長くさえずっていて、まわりに小鳥たちも来ています。やがて、情報交換が済んだのか、飛び立っていきました。鳥たちは、たいてい友連れできているようです。
 今年はまだ、モズの声を聞きません。これからなのでしょうか。例年は10月にはもう聞いて、おや秋も深まっていくのだなあと季節感を味わっていましたが、11月ですのに暖かいのでしょうね。
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