時の流れの中で

生活の中で見たこと、聞いたこと、考えたことなどを、思いつくままに、文や写真や絵などでつづっていきます。

すごろくウオーク 63の8

2006年09月28日 | すごろくウオーク
 真福寺の山門を出て右の坂道を歩くことにしました。
 
 道幅が3メートル位の山の中に続くような、木々に囲まれた、曲がっているので、先が見えない、薄暗い道です。地図には載っていません。でも、私たちと入れ違いに、2人の人が降りてきて、お寺に入りました。私たちが「行こうか。行くまいか。」話し合っていると、軽自動車が下りてきました。「行って、道がなくなったら戻ってこよう。」と言うことになり、歩き始めました。
 
 50メートル位歩くと、立て札が立っていました。

      御林
 高坂小学校奥から真福寺への山林を御林(おばやし)といい、浦賀奉行所が管理した幕 府の御用林でした。
 椎の樹林帯が陽光をさえぎり、江戸と浦賀を結ぶ往時の浦賀道の面影をよく残している 所です。
 江戸城が大火で焼失した時、この御林からも大木が切り出されたと伝えられています。
 峠の辺りを「かんのんやま」といい、高坂側の坂道は「六部坂」と呼ばれます。
 真福寺側の坂道には、青面金剛(しょうめんこんごう)と刻まれた三基の庚申塔があり ます。

「この道、1人だったら、絶対あるかない。」
「僕だって歩かないよ。薄暗くて、怖いもの。」
「曲りくねっていて、前からどんな人が、くるか分からない。」
「昔の人たち、よく歩いたね。不安だっただろうね。」
等といいながらあるきました。
 
 歩きながら、今と違って、とても大変だった、昔の人たちの旅のことを考えました。
みんなの歩きが、いつもより速いので、20分ぐらいで、明るく開けた道にでました。

 若宮台の久里浜住宅地をぬけて、JR久里浜駅に出ました。そこで、解散をしました。

 


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