龍光院で毘沙門天さまに福をお祈りしました。
毘沙門天は、仏教の守護神である四天王の内、北方を守る多聞天の別称です。
左手に捧げる宝塔からは、知恵と財宝を湧出して人々に無量の福徳を施与し、右手に持つ槍は、悪業や煩悩を降伏する力を表しています。
龍光院
慶長16年(1611)に徳川家康の側室であった阿茶局が建立した雲光院の塔頭として日本橋馬喰町に創建されました。その後、明暦3年(1657)の有名な振袖火事で全焼して神田岩井町へ移転、更に天和2年(1682)の江戸大火で再び全焼し同年深川に移りました。その後も大正12年(1923)の関東大震災、昭和20年(1945)の下町大空襲などの火災に遭いその都度焼失、現在の本堂・庫裏は太平洋戦争後に復興したものです。
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