2012年3月23日はサカ歴の新年にあたるバリ島の祝日(インドネシア全体の祝日でもあるが) ニュピ日で、この日までに、
3月20日は各寺院のご神体を海辺に運び(海から遠い村は川?)、それらを清める儀式
3月22日大きな人形を(オゴホゴ)を村中を練り歩き、村を清める儀式
3月23日ニュピ当日 一切の活動はできず、火と電灯も使えず、外出も禁じられ、静寂の日。
バリ・ヒンドゥ―の連続した儀式が続いてる。
バリ島では西暦と伝統的な暦であるサコ暦とウク暦の3つが共存、暮らしに密接なのはウク暦で主要な宗教的行事はほとんどウク暦に基づいており、サコ暦の中ではニュピ(新年)日などとなっている。
昨年、2012年5月頃、ニュピ日を教えてとメールしたら、「来年のニュピ日を知ってる人は周りにはいない」ということでそのままになっていたが、年末ころから2012年のニュピが3月23日であるとの記事が日本語のホームページに掲載されるようになってきた。ニュピが分かったのはバリ島で新年のカレンダーが発売されたのであろう。
来年の祭日が分からないのは、
バリ人気質もあるのだろうが、
バリで生活と繋がっている暦が3種類もあり、
暦(カレンダー)が発行されないと行事の日が分からない
各暦の計算が難しい
などの理由が考えられるが
暦は、古代から支配者が暦を定め自らの権威を示したと言われているように一般人は次の年の暦は複雑すぎて作れなかった(分からなかった)のだろう。
2011年2月滞在の時ウブドで撮った製作中のオゴホゴ