ピッコロビーネk&kのぶどう栽培日記

ピッコロビーネとはイタリア語で“小さなブドウ畑”
新しい栽培方法を探求し、おいしいぶどうつくりにチャレンジしてます。

今年のぶどう終わりました。その1

2022-09-18 | 日記

台風14号が近づいています。

今回は直撃しそうなので、あらかた収穫して今年のぶどうを終わりにしました。

ピッコロビーネK&Kをご愛顧いただいた皆さんには、たくさん食べていただき。本当にありがとうございました。感謝です。

自分が作ってみたいだけで選んだ品種なので、お気に召すもの、召さないもの、いろいろあったと思います。

自分なりに栽培5年目の反省をしたいと思い2回に分けて投稿します。

そして、来年にむけては、一層おいしいぶどうを探求していきたいと思います。

食べていただいた皆さん、どの品種が良かったか教えていただけるとありがたいです。

【BKシードレス】

 もう少し果粒が小さい想定で、房の長さ、着粒数を決めましたが、房重は平均550gとなりました。

 糖度、食味はよかったですが、房も大きく房数も多かったため、着色があまりよくありませんでした。

 来年はもう少し小さくしたいと考えています。

【マスカサーティーン】

 収穫直前まで果粒が肥大せず、ずいぶんやきもきしましたが、最終的にはまあまあの果粒の大きさになりました。

 この品種は生育後半にグッと肥大する性質かもしれません。

 シャインに比べるとマスカット香が弱いですが、皮はやや薄めで上品な食味で、おすすめの品種と思っていますが、ただ、これといった特徴が弱いので、シャインと一緒に食べるとやはり負けるのでしょうか?皆さんはどうですか。

 来年はもう少し果粒が大きくなるのでは。と思っています。

【マニキュアフィンガー】

 今年は種無しにしませんでした。果粒は親指のような太いものもあり、房も大きめに作ったので、房重は平均600gぐらいになりました。

 この品種は、皮ごと食べられるのですが渋みがあり、好き嫌いがはっきり分かれるようです。

 来年はもう少し房を小さくし、面積を減らし、別の品種を植えようと考えています。

【ナガノパープル】

 種無し処理をした直後は、粒がそろわず歯抜けのような状態で、房にならないのではと心配しましたが

 結果的に、1粒〃が大きくなり粒同士が密着してちょうどよい感じに仕上がりました。

 着色もしっかり黒紫色になり、糖度、食味とも良好で、食べた方からも「とてもおいしい」とう評価をいただきました。

 一番の問題である裂果も少なく、今年は大変良かったかなと思っています。

【ピオーネ】

 おなじみのピオーネですが、ピッコロビーネでは「赤いピオーネ」になってしまってます。

 赤くても糖度は18度以上になるのですが、これはピオーネには見えません。せめてもう少し黒みがかってほしいところです。

 房は小さめにして、房数は標準的にしてこの状態なので、どうもこの園はピオーネには向かないようです。

 今年、黒系で果粒が大きく着色が良いといわれる「グロースクローネ」という新しい品種を注文しており、これをピオーネに変えようと考えています。

次につづく・・・

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿