5月11日に開花前の花穂の切込みを行いました。
ブドウの花を花穂といい、結実すると果房という言い方をします。
花穂はそのままでは巨大な房になり、着色も悪く糖度も上がりません。
そろった房の形、重さ、甘さの第一歩が花穂の切込みです。
花が咲く直前に行うのがよい時期です。
これはBKシードレスです。開花が始まりました。
BKシードレスはぶどうラボで作っているほかの品種に比べ、やや小粒なので、中間よりやや下部分を使います。
こんな感じです。
これはナガノパープルです。大粒品種なので、一番下3~4cm残すだけです。
そして今日5月17日、BKシードレスが一番早く満開(1花穂の全部の蕾が開くと満開)になり、全体の7割近くが咲いています。
次にピオーネ、ナガノパープル、マスカサーティーン、シャインマスカット、昭平紅、マニキュアフィンガーの順に満開がきそうです。
満開になれば、種無しにするため、1回目のジベレリン処理を行います。(つづく)
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