西念寺 大瓶束

大瓶束 ダイビンヅカ と読みます。ビール瓶のビンですね。円柱形の化粧束の事を瓶束と言います。今回はケラバ(破風板の下の三角の部分)に取り付けます。樹種はピーラーです。

西念寺 錫杖彫り

シャクジョウボリと読みます。虹梁の下場に彫刻する物です。御坊さんが托鉢タクハツなどの時に持っている杖のことを、錫杖といいます。それをモデルにした彫刻です。

西念寺 象鼻木鼻

古い西念寺の、象鼻です。象鼻と言うだけあってゾウサンに見えますね。木鼻と言うこともあります。
当初、古い物を使う予定でしたが、新調することになりました。新しいのは、これから取りかかります。

西念寺 向拝虹梁、柱

海老虹梁と並び、今回の寺の目玉になる台湾桧の向拝の柱と虹梁です。墨付けが終わりキザミが始まりました。

西念寺 カエルマタ

向拝の虹梁の上に飾りのついた束が乗ります。
蛙股といいます。多分カエルの足に見えるからでしょう、社寺建築にはいろんな生き物の名前が出てきます。