(株)キタセのブログ

キタセの建てる家

西念寺 浜縁

2015年02月21日 | 西念寺
浜縁(はまえん)板を木取りして、加工を始めます。厚みが7センチもある桧の無地の板です。







浜縁(はまえん)とは、神社などの向拝の階段下にある縁または床のことです。浜床(はまゆか)。

西念寺 長押

2015年02月18日 | 西念寺
長押(なげし)をキザミ終わり、仕上げをしています。







長押(なげし)とは、 日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。鴨居の上から被せたり、柱間を渡せたりするように壁に沿って取り付けられます。↓


西念寺 懸魚

2015年02月17日 | 西念寺
懸魚(げぎょ)を取り付けました。

懸魚について↓

 屋根の破風板に下がる大きな飾りが特徴となっています、これは「懸魚(げぎょ)」と呼ばれています。

 「懸魚」とは、神社やお寺の屋根の破風板部分に取り付けられた妻飾りのことで、屋根の構造が、切妻造りか入母屋造りであればたいてい付けられています。
  この「懸魚」の語源は、文字通り「魚を懸ける」ことであり、水と関わりの深い魚を屋根に懸けることによって、「水をかける」という意味に通じています。
 つまり、水の代わりに魚を屋根に懸けて、火に弱い木造の建物を火災から守るために、火伏せのまじないとして取り付けられたものです。
  







先日、行ってきました安倍文殊院の懸魚です。↓