滝の迫力や神秘的な厳かさなど、滝ほど実際に行って見てみないと伝わらないものはないと思いませんか?写真や映像からだけでは伝わらない滝の美しさ、素晴らしさを実際に体験していただきたいと思い、日本中の迫力満点の滝を落差ランキング・流量など調べておすすめの滝を紹介させていただきます。また、滝の魅力は水の流れそのものだけでなく、滝壺から吹きつける風、轟音、水しぶき、虹など、五感を駆使して感じるものだと思います。
三重「赤目四十八滝」
口語短歌
「滝川の清らかな流れ深い森 四季折々の自然楽しむ」
https://www.akame48taki.com/about/
心に、体に、感じて下さい。大いなる赤目の自然へ、ようこそ。赤目四十八滝は、滝川の清らかな流れと深い森がつくる深山幽谷。滝をつなぐ約3.3Kmの回遊路は遊歩道となっていて、桜、新緑、紅葉と四季折々の鮮やかな風景の中、滝を望むことができます。「平成の名水百選」「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」にも選ばれ、ハイキングや散策、森林浴など、さまざまに自然を楽しむことができます。また、赤目四十八滝のすべてを楽しんでも往復3時間程度。その間、名の有る滝だけで、滝壷を含めて23瀑もの滝を見ることができます。又、長坂山へ向かうトレッキング道からは赤目渓谷を一望できます。
茨城「袋田の滝」
口語短歌
「遠くから袋田の滝眺めると 心魅了され時忘れるも」
https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/fukuroda_falls.html
日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」は、大子町は元より茨城県が誇る観光名所。平安時代の歌僧・西行法師は袋田の滝を見て、「花もみち 経緯にして 山姫の 錦織出す 袋田の瀧」と詠い、その魅力を称えました。遠くから眺めると穏やかな白いラインが、近付くと地面を叩きつける荒々しさを見せます。眺めていると心が魅了され、時が経つのも忘れてしまうことでしょう。
静岡「白糸の滝」
口語短歌
「その姿白糸の名にふさわしく 絹糸さらし幻想世界」
天下の名瀑としてその名を轟かす白糸ノ滝。この滝は、富士山の雪解け水が、上部の水を通す地層である新富士火山層と下部の水を通さない地層である古富士火山層の境の絶壁から湧き出しています。高さ20m・幅150mの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちています。 その姿は白糸の名にふさわしく、幾筋もの絹糸をさらしているようです。優しく、女性的な美しさで、滝壺近くに立つと、三方が水のアーチとなって幻想的な世界を見せてくれます。 国の名勝及び天然記念物です。
静岡「浄蓮の滝」
口語短歌
「岩と滝おりなす景色絶景で 流れ落ちる浄蓮の滝」
https://izugeopark.org/geosites/joren/
鉢窪山と丸山は伊豆東部火山群の火口のひとつで約1万7000年前の噴火でできました。
この噴火で流れ出した溶岩は、国道136号が走っている茅野(かやの)の台地をつくり、その後、溶岩の上の平坦面には集落と農地ができました。溶岩流の端の崖を流れ落ちる滝がこの浄蓮の滝です。滝の横には溶岩が冷えて収縮する際にできる柱状の岩「柱状節理」ができ、柱状節理と滝がおりなす美しい景観を作り出しています。滝のまわりには国内では九州南部と浄蓮の滝でしか見られない「ハイコモチシダ(別名:ジョウレンシダ)」が滝の飛沫をうけ、群生しています。滝の下流に少し歩くと、滝の下からの湧水を利用したわさび沢が広がっています。
参照
https://www.traveltowns.jp/falls/
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