「2022年度版軽井沢レイクガーデン・Rose Library」イングリッシュローズ編③
2022-07-31 07:17:17
「ザ・ダーク・レディ」2022年6月25日撮影11
口語短歌
「大輪で 赤紫の ボタンアイ 花名と違う 美しきレディ」
ザ ダークレディの特徴は、同じ赤紫色系の仲間の中では最も大輪サイズの品種です。もうひとつはボタン・アイという花形で、ロゼット咲きの花弁は少しずつ盛り上がり、弁芯の近くの花弁がさらに内側に巻き込むようにして、ボタンのような形になります。これは、オールドローズやイングリッシュローズなどのクラシカルな品種だけにみられる特徴です。
品種名 ザ・ダーク・レディ
分類と系統 イングリッシュローズ
原名 The Dark Lady
咲く時期 返り咲き
花形 ロゼッタ咲き
花色 濃いピンク
花径 11cm、大輪
樹形 半横張性
香り 強香
作出年1991年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス
参照
http://roseroserose.hanabie.com/zukan-sa01/the_darklady.html
「アライブ」2022年6月25日撮影12
口語短歌
「一茎に 一輪咲かせ 見事さを 愛でて楽しむ 四季咲き薔薇も」
心を浮き立たせるような明るいピンクの花と、夢のような芳香を持ったハイブリットティーローズです。そのすばらしい香りは、フランス・グラースの調香師から、レモンヴァーベナとアプリコットのフレッシュな香りを持つ「フルーティー・ノート」の香りと表現されました。
2009年フランス国立園芸協会新品種バラ国際コンクール金賞受賞。ドイツADR受賞。
他にも世界各地のコンクールにて金賞、芳香賞など合計8つ受賞。
品種名 アライブ
分類と系統
原名 Rosaceae Rosa ’Alive’
咲く時期 四季咲き
花形 クオーターロゼッタ咲
花色 ピンク
花径 大輪12cm
香り 強香
栽培用途 鉢植え・プランター・庭植え向き
耐病性 普通
育てやすさ 育てやすい、日照条件・日なた、耐暑性・やや弱し
作出年2009年 作出者メイアン社 作出国フランス
参照
https://item.rakuten.co.jp/hana-online/rose_kei_alive/
「シャリファ・アスマ」2022年6月25日撮影13
口語短歌
「フルーティな 香り一面に 広がり 名前の由来 王女にちなむ」
淡桃色の花は中心部は濃い色となり3~5輪の房咲きでカップ咲きからロゼット咲きとなる。
花首強く上を向いて咲きとても強いフルーツ香がある。葉は濃い緑色でしわが多くゴワゴワとしている。樹形は半横張り性で株のまとまりはよい。冬季剪定で樹高の1/2位を目安に切り戻すと良い。乾燥時にはハダニに注意が必要。花名はオマーン王国の王女にちなむ。
品種名 シャリファ・アスマ
分類と系統 シュラブ
原名 Sharifa Asma
咲く時期 四季咲き
花形 ロゼッタ咲き
花色 淡桃色
花径 10cm
香り 強香
作出年1989年 作出者イギリス 作出国デビッド・オースチン
参照
https://www.komatsugarden-online.com/shopdetail/000000001185/
「セプタードアイル」2022年6月25日撮影14
口語短歌
「パワフルな 優れた香り 持つ薔薇は シェークスピアの セリフに由来」
カップ咲きの花を数え切れないほどつけ、その奥に雄しべをのぞかせる可愛らしいバラです。ソフトピンクからだんだん淡いピンクへと、外側に向かって濃淡が出ます。枝はまっすぐに伸び、花が葉の真上の位置で支えられるように咲く感じです。また、このチャーミングなバラは頼もしいほど丈夫で耐寒性も十分あります。成長が旺盛で、暖かい地方では夏季の剪定が必要になるでしょう。剪定はコンパクトでよく茂った株を作り、返り咲きを促進する働きがあります。このパワフルなミルラ香は、優れた香りを持つバラに贈られる、王立バラ協会のヘンリー・エドランド賞を受賞しています。
シェークスピアの「リチャード2世」のセリフ:「この歴代の王座、この王権に統治される島・・・銀色の海に浮かぶ宝石」に由来したバラで、セプタード・アイルとは「王が治める島」という意味合いです。
品種名 セプタードアイル
分類と系統 イングリッシュローズ
原名 Scepter'd Isle
咲く時期 返り咲き
花形 八重・多弁
花色 ライトオインク
花径 中輪
香り 強香
作出年1996年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス
参照
https://item.rakuten.co.jp/roseshop/122-1304020107-055/
「ジュード・ジ・オブスキュア」2022年6月25日撮影15
口語短歌
「白ワイン 思わせる香り 強健で 最高級の 名花の一つ」
もっとも優雅な姿のイングリッシュローズのひとつと言えるでしょう。内側に向かってカーブを描いたような花びらはゴブレット型をした大輪になります。花びらの内側は黄色に少し茶色が混ざったような心地よいバフイエロー、外側は淡いイエローです。強健で病気にもなりにくく、暖かい地域ではつるバラのようにも育てられます。時おり強烈なシトラス香の混じったグアバと、甘口の白ワインを思わせる香りで、姿、強健さからも最高級の名花のひとつです。トーマス・ハーディの小説の主人公ジュードから名前が付けられました。
品種名 ジュード・ジ・オブスキュア
分類と系統 イングリッシュローズ
原名 Jude the Obscure
咲く時期 返り咲き
花形 ゴブレッド型
花色 内側バフイイエロー、外側ソフトイエロー
花径 大輪
香り 強香
作出年1995年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス
参照
https://item.rakuten.co.jp/roseshop/122-1304041107-047/
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