ひなまつりと言えば雛人形。全国各地で行われるひなまつりイベントは、地域によって使われる人形も多種多様です。伊豆のつるし雛や、文化財・百段階段での展示など、風習が感じられるひなまつりイベントをご紹介します
静岡県「雛のつるし飾りまつり」
「手作りのつるし飾りは大作で 娘の成長願う心も」
100年以上の歴史を持つつるし飾り。その発祥地、伊豆稲取で毎年大々的に行われているイベントが「雛のつるし飾りまつり」です。女の子の成長を願って雛人形の代わりに作られたというつるし飾りは全て手作り。なかには、5年の歳月をかけて作られたというこだわりの大作も見られます。イベント中は稲取全体がひなまつりの雰囲気になるので、ひな人形の展示会場だけでなく、花火や市場、イルミネーションなど思い切り楽しみましょう。
「開催期間」2023年1月20日(金)〜3月31日(金)
福岡県「柳川雛祭りさげもんめぐり」
「さげもんは色とりどりの鞠つけて 飾られた光景は圧巻」
伊豆のつるし飾りと並んで日本の3大つるし飾りと言われているのが柳川雛祭りの「さげもん」です。色とりどりの鞠を51個つなげて飾ることで、「お子さまが長生きできるように」という願いが込められているのだとか。さげもんが複数飾られた時の光景はまさに圧巻の一言。カラフルなその見た目は写真映えも狙えるものばかりです
「開催期間」2023年2月11日(土)~4月3日(月)
山形県「港町坂田の傘福」
「優雅さに目を奪われる傘福は 異なる意味も願掛け手作り」
日本3大つるし飾りの最後の1つがこちら。江戸時代から山形に伝わる「港町酒田の傘福」です。傘福は、その名の通り傘をモチーフとしたつるし飾り。お子さんへの願掛けとして手作りされていて、足が丈夫になってほしいなら「草履」を飾るなど、それぞれに異なる意味があるそうです。大きいものだと高さ270cmになる作品もあり、その優雅さには思わず目を奪われてしまいます。
「開催期間」2023年2月26日(日)~11月5日(日)
参照
https://imatabi.jp/student-travel/46598/
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