英国における初夏の風景を彩るのがバラの花。6月から7月中旬にピークを迎えるイングランドのバラ園ですが、一年をとおして人々の憩いの場となっています。世界中で高評価を受けているNetflixドラマ、「ブリジャートン家」に登場した「レンジャーズ・ハウス」も、そのひとつです。原作ファンもドラマファンも、緑に囲まれて癒されてみてはいかがでしょうか。
「古代ローマ人にも愛されたバラに出合えるモティスフォント」
口語短歌
「十字軍 歴史を刻む 品種こそ 古代ローマの 濃密香り」
ロンドンから列車で約2時間、現在はギャラリーとなっている18世紀の建物と広大な敷地の中にあるバラ園です。ここでは十字軍によってもたらされた品種や、古代ローマ人によって育てられた濃密な香りがする昔のバラなど、500種以上が咲く美しい光景を楽しむことができます。
「壮大な歴史を有する巨大庭園ヒーバー・キャッスル＆ガーデンズ」
口語短歌
「壮大な 巨大庭園 絢爛に 薔薇に包まれ 優雅に過ごす」
ヘンリー8世の再婚相手として知られるアン・ブーリンが幼少時代を過ごした城を、20世紀初頭になって米国人富豪が買い取り、敷地内にこの巨大かつ絢爛な庭園を建設しました。同園内のバラ園には、約4000本のバラが生い茂ります。
「バラの権威が作ったバラ園デービッド・オースティン・ローズ・ガーデンズ」
口語短歌
「憧れの ローズ庭園で 過ごす夢 薔薇尽くしの 贅を極める」
英国で著名な「イングリッシュ・ローズ」と総称されるバラの育種家であるデービッド・オースティン氏が手掛けたバラ園です。同氏が開発したバラを始めとする約700種が敷地内に咲きます。ティー・ルームやガーデン・ショップも充実しています。
「バラに包まれた道を散歩できるハイド・ホール」
口語短歌
「想像を 超える発想 麻ロープ 巻きつけられた 見応えの薔薇」
王立園芸協会が運営する庭園。1950年代まで荒れた農場だった土地が、今は約1.5平方キロに及ぶ花園となっている。麻のロープに巻きつけられた大量のバラで囲われた「ローズ・ロープ・ウォーク」は必見です。
参照
http://www.news-digest.co.uk/news/listing/events/10453-rose-gardens-in-england.html
