全国の夕日と海が美しいフォトジェニックなスポットを集めました。まるでゴジラが口から火を噴いているように見える「ゴジラ岩」や瀬戸内海の島々を茜色に染める様子が見られる「鷲羽山」、天空の鏡ともいわれ神秘的な写真が撮れる「父母ヶ浜」など様々。ぜひ、お気に入りの夕日スポットを見つけてください。
和歌山県「千畳敷」
口語短歌
「夕暮時打ち寄せる波迫力も 千畳敷をくれない染める 」
千畳という名の通り、広大な岩畳が「千畳敷」です。特徴的なのは瀬戸埼の先端から突き出した白い岩。約1800万年前から1500万年前にできた地層が、打ち寄せる波により浸食され迫力ある景観を創り出しています。夕暮れ時は、とってもダイナミックな岩に夕日があたり赤く染まり、白い岩が赤く染められ日中とは異なる雰囲気になります。時折、高さのある白波が打ち付けるので、あまり海に近づきすぎないよう気を付けて夕日を楽しみましょう。
岡山県「鷲羽山」
口語短歌
「茜色染まる景色を眺むるは 鷲羽山こそ雄大な景色」
鷲が羽を広げた様子に似ていることから名づけられた「鷲羽山」は、瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地です。標高133mの山頂では、瀬戸内海に点在する50余りの島々と、四国に向かってかけられている瀬戸大橋の雄大な姿を眺めることができます。金・土・祝前日は、JR児島駅から日没の時間に合わせて「鷲羽山夕景鑑賞バス(520円)」が運行しています。茜色に染まる景色を眺められる鷲羽山夕景鑑賞バスを利用するのもおすすめです。
高知県「室戸岬」
口語短歌
「太陽の不思議さこそ蜃気楼 室戸の岬だるま夕日が」
9月下旬から3月中旬頃にかけて「だるま夕日」が見られる好スポットが「室戸岬」です。「だるま夕日」とは太陽の蜃気楼の一種で、太陽が海に沈み始める一瞬だけ、だるまのような形に見えることからそう呼ばれています。また、室戸岬は太平洋に突き出した地形であることから、朝日と夕日、どちらも見られる珍しい場所。早朝に訪れれば「だるま朝日」を見ることもできますよ。
香川県「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」
口語短歌
「天空の鏡のような美しさ ロマンティックな色に染められて」
干潮時に砂浜に現れる水たまりが、水鏡となって周りを映し出す様は、まさに空を映す“天空の鏡”のよう!水平線が消えてしまったかのような写真はSNSでも話題を集めています。雲の様子が映り込めば天空にいるような雰囲気に。また、茜色に染まるころにはシルエットが浮かび上がりロマンティックな雰囲気の写真を撮ることができます。干潮時に風がなく、水面が穏やかな時がまさに絶好のタイミング!特に干潮時間と日の入り時刻が重なる日には、美しい写真を撮ることができます。
参照
https://www.jalan.net/news/article/459272/
コメント一覧
最新の画像もっと見る
最近の「写真と短歌で綴る「世界文化紀行」」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事