「アメリカメジャーリーグ球場一覧・アメリカンリーグ西地区④」シアトル・マリナーズ~写真と短歌で綴る世界文化紀行
2024年メジャーリーグではドジャースの大谷翔平選手が大活躍をしました。BSNHKでは大谷選手の出場試合は連日放映しました。そして大谷選手も期待に応えて見事ナショナルリーグのMVPを獲得、「50-50」の言葉は世間を賑わせました。しかし考えて見ると彼が活躍している球場を私は余りにも知りません。そこでメジャーリーグの全球場を特集することにしました。メジャーリーグは「アメリカンリーグ」と「ナショナルリーグ」に分かれそれぞれが東・中・西地区(5チーム)に分かれ15チーム、全30チームが球場を持っています。そこで活躍した日本人選手にも思いを馳せて振り返ることにします。最初は「アメリカンリーグ」東地区より特集します。
口語短歌
アメリカンリーグ中地区「シアトル・マリナーズ」T-モバイル・パーク
「守備範囲 広い外野手 強肩で モバイルパークは イチロー向きで」
1990年代に入り、マリナーズの本拠地球場の老朽化のため、新球場建設を決定しました。1995年、州議会で、新球場建設資金提供法案が可決され、地元自治体の支援を受け建設することになりました。1998年に、地元の保険会社セーフコが命名権を買い取り、球場名は「セーフコ・フィールド」になりました。2018年、T-Mobile USが25年間の命名権を取得し、「T-モバイル・パーク」となりました。シアトル特有の湿った気候により、打球が失速しやすく長打が出にくとされています。開閉式の屋根がついていて、雨が多いシアトルでも天候を気にすることなく、試合を行うことが可能です。フィールドが広く、とりわけ左中間が深いため、守備範囲が広い強肩の外野手が求められ、右打者は苦戦します。センター奥の広場はザ・ペン「T-Mobile ‘Pen」と呼ばれ、試合の2時間前にオープンしています。ザ・ペン「T-Mobile ‘Pen」では、3つのAR体験ができます。なお過去に活躍した日本人はマック鈴木(鈴木誠)、佐々木主浩、イチロー(鈴木一朗)、長谷川滋利、木田優夫、城島健司、川崎宗則 、岩隈久志選手です。
参照
https://www.sports-his.com/baseball/pdf/map.pdf