「死ぬまでに泊まりたい世界のベストホテル」イタリア「パッサラクア」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
世界のベストホテル50のランキングが発表され、イタリア・コモ湖の「パッサラクア」がベスト1に選ばれました。世界のレストランのランキングを発表している「50 Best」が、今年初めて、ホテルのランキングを発表しました。第1位に輝いたイタリアの「パッサラクア」は、作曲家の邸宅だった18世紀のビィラを修復した、全24室のバロック様式の隠れ家的ブティックホテルで、テラス式の美しい庭園を擁しています。
口語短歌
イタリア「パッサラクア」
「驚きと発見に満ちたビィラこそ 隠れ家のような湖畔の宿」
自然が美しいコモ湖岸沿い、モルトラージオの町のふもとにそびえる階段状の敷地に建つパッサラクア。湖畔の村のすぐ近くにありながらも、広々とした敷地のおかげで、隠れ家のように静かに過ごせます。専用桟橋を使って湖にアクセスできるので、ゲストは専用ボートで湖を移動できます。イングリッシュローズや樹齢500年のモクレンに彩られた手入れの行き届いた緑豊かな庭園と、コモ湖のパノラマを一望するプール、スパでの贅沢なトリートメントなど、歴史ある湖畔の宿で、何もしない贅沢な時をお過ごしください。
パッサラクアが高い評価を得ているのは、その優美な美しさのためだけではない。新時代のホスピタリティーを切り開く存在としても注目されているのだ。そのかじを握るのは、イタリアで最も成功を収めている女性ホテル経営者、ヴァレンティーナ・デ・サンティスです。
彼女は「パッサラクアは湖に浮かぶ不思議な場所です。私たちは、ゲストが(驚嘆)と(田舎で休暇を過ごすことの感覚を取り戻す)ことを目標にしています。つまり、望むことが全てかなえられていながら、驚きと発見に満ちた場所にいると感じていただくこと。そしてまた、自宅から遠く離れていながら我が家にいるかのように感じていただくことこそ、私たちの使命なのです」と語ります。
参照
https://honichi.com/news/2023/09/27/the-world's-50-best-hotels/