函館随一の夜景スポットとして知られる函館山へは、ロープウェイを使って行きます。山頂まではロープウェイでわずか3分という近さで、函館の街が手が届きそうなくらい目の前に見えます。函館の夜景の見どころと言えば、両側に見える海でしょう。街の光と海の闇のコントラストが、函館の夜景を一層引き立てます。
「函館山の夜景とは」
口語短歌
「海沿いの 光の縁どり 街路灯 色鮮やかな 曲線美映え」
「世界三大夜景」の一つとして世界に広く知られ、「100万ドルの夜景」とも称される超有名な夜景スポット。標高334メートルから見る光景は、暖かな光を放つ市街地の左側に津軽海峡、右側に函館湾が広がり、その幻想的な夜景を見るために連日多くの観光客が訪れます。函館山には屋内と屋外に展望台が2つあります。5月~9月の暖かい時期は屋外、屋内共にたくさんの人で込み合います。反面、10月~4月の冬期間は屋外が割と空いているので、完全防寒をした上でなら、静かに夜景を楽しむことができます。
「函館山のハート伝説」
口語短歌
「街明かり 見える夜景に 伝説の ハートの文字が 浮かび上がるも」
函館山から見える夜景に「ハート」という文字が浮かび上がるという伝説があるのをご存知でしょうか。ロマンティックな夜景の中に、そんな言葉が隠れていたら、恋人やパートナーとの気分も一層深まるもの。ハートの文字を見つければ一緒に見た人と結ばれる、願いが叶うといった素敵な言い伝えもあるようです。
「函館通のための夜景スポット」
口語短歌
「裏夜景 反対側から 一望し 秘かなスポット 話題沸騰も」
街の反対側から函館山方面を一望する「裏夜景」も秘かなスポットとして話題になっています。函館市の隣の七飯町にある城岱牧場は函館市街地から車で30分程。牧場なので牛が放牧されていて、緑豊かなのんびりした雰囲気が北海道らしさを醸し出しています。2012年には屋内展望台も新設された裏夜景の人気No.1スポットです。城岱牧場展望台までは城岱スカイラインを経由して行くことができますが、例年10月下旬から5月上旬までは冬期通行止めになります。展望台の手前にはいつでも利用できる無料の駐車場が30台分あります。夏シーズン、大沼公園方面に観光へ行った帰りに立ち寄るのもいいです。
「函館港・中央埠頭からの夜景」
口語短歌
「月の光 海にうつりて 細長き 静寂な海と 織りなす道も」
表夜景、裏夜景だけではありません。函館の街はさまざまな角度から夜景を楽しむことができます。函館通になるために穴場スポットも紹介します。中央ふ頭通へ、函館駅から10分程の穴場夜景スポット。日中は釣り人がイワシやサバをサビキ釣りで楽しむ釣り場ですが、日が暮れると函館山をバックに街がキラキラと輝きはじめロマンティックなムードが高まります。青函連絡船・摩周丸もライトアップされ夜景にアクセントをあたえてくれます。
「大森浜からの夜景」
口語短歌
「海岸の 啄木公園 潮風を 夕暮ともに 輝く夜景」
大森浜は函館山から湯の川温泉方面につづく津軽海峡に面した海岸です。湯の川温泉に向かっていく途中に石川啄木像が建つ「啄木小公園」があり、この辺りがちょうど良いポイントです。夏~秋は真イカ漁の最盛期、津軽海峡に無数に灯る真イカ漁の漁火を見ることもできます。夏の暖かい季節は夕焼けを眺めながら海岸に座れば、潮風を感じて夕暮れとともに輝く夜景をゆっくりと語り合いながら観賞できます。
参照
https://hokkaido-labo.com/area/hakodate/hakodate-night-view
「2021年軽井沢レイクガーデンに咲いた薔薇」
「リリアンオースティン」2021年8月7日撮影
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