モネの色彩「軽井沢レイクガーデンの紅葉」11月04日現在


自然の豊かな表情が四季折々に語りかけるナチュラルガーデン(11月7日クローズ)
イングリッシュローズ、フレンチローズ中心に約400種類のバラと宿根草約300種類を植栽

「フレンチローズガーデン」
フレンチローズを中心とし、クレマチスとバラのバーゴラが魅力のエリア
「ラビリンスローズガーデン」、
宿根草とバラの競演が楽しめる、石に囲まれたウッドランド内のエリア
「フレグランスローズパス」、
日本最大級の長さを誇るバラの小径で香り豊かなバラを存分に楽しめるエリア
「イングリッシュローズガーデン」、
イングリッシュローズを中心に160種600株の英国系バラが楽しめるエリア
「レイクサイドパス」、
水辺の植物と浅間フウロの群生が見どころの小径
「ウッドランド」
晴天時に丘に上がると浅間山の眺望が素晴らしい宿根草と樹木のエリア

クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
「日本にあるモネの作品一覧」
「セーヌ河の朝1898年国立西洋美術館」

モネは「セーヌ河の朝」の連作を制作するにあたり、14枚のキャンバスを並行して作業していたというのです。そのような場面を目にした人がいたのですね。
(この連作自体は、21作品確認されているようです。)
夜明け前から準備して、その日の天気によって描き分けていたのでしょう。
「セーヌ河の朝、雨」に描かれているセーヌ河は、雨か風の影響のためか川面にはさざ波が立っているように見えます。その様子が実に美しい。
モネの光をとらえる目とその光景を描く腕は、どのように脳内で統制されていたのでしょうか?近くで観ると無造作に殴りつけられた筆の跡にしか見えません。
それが少し離れて観ることで、まるでエメラルドを覗き込んだような光景に変わるのです。同じ光景をカラー写真で見たなら、この作品のような感動を味わうことができるのか疑問です。すでに絵画に対する写実性の要求は薄らいでいた時代だったのだと思いますが、画家モネの表現する光景はまるで別世界の景色に仕上げられています。
大胆な表現なのに、繊細に光を紡いでいるすばらしい作品です。
国立西洋美術館

https://www.shimz.co.jp/heritage/history/details/1996_1.html
「モネ・人物に焦点を当てた絵画」
「カミーユ(緑衣の女性)」

1866年、サロンに出品され絶賛された本作に描かれるのは、制作当時はまだ結婚していなかったものの、4年後の1870年には画家の妻となった女性≪カミーユ・ドンシュー≫19歳時の全身肖像である。小説家であり印象派芸術の擁護者でもあったエミール・ゾラは本作を「此れは紛れも無く、写実主義を超えた、あらゆる細部を描写する繊細な理解者の、男らしい男の作品である」と評した。本作でカミーユがとる頭髪を気にし後ろを振り向く姿勢は、(作品を)観る者に衣服を見せるかのように背面を中心として構成されている。
このカミーユの仕草の自然的で流れるような美しさを始め、質の良さを存分に感じさせる緑と黒のスカートの柔らかな質感や豪華な衣服は、シンプルな暗面の背景の中で際立った存在感を示している。
http://www.salvastyle.com/menu_impressionism/monet.html
「ラパリジャンヌ」より10月11日に撮影しましたので順次掲載します。
「ビエ・ドゥー」(80)
フランスらしい、おしゃれなバラです。白とピンクの薄い斑入り(絞り模様で、軽く入るのでシャドーストライプという)です。めだちませんが、ニュアンスが絶妙です。斑入りの入り方は、いろいろです。秋に枝がよく伸びるので、小型のつるバラのようにも扱えます。
ちょっと変わった新しいバラをほしい方にぜひコレクションしていただきたいフレンチローズです。

品種名 ビエ・ドゥー
分類と系統 シュラブ」
原名 Billet doux
咲く時期
花形 カップ咲き
花色 白, 白桃, ピンク, 縞, 複色, 絞りピンクに白のストライプ
花径 中輪
樹形 木立、シュラブ
香り 中香
樹勢 強い
育てやすさ 普通, 初心者向け, 寒冷地可能
育成環境 日向を好む, 寒冷地可能
特徴 人気品種, 珍しい, 育てやすい, 耐寒性高い
作出年2012年 作出者デルバール 作出国フランス
秋の紅葉「軽井沢雲場池」番外編

11月7日復路からの撮影分です。7日掲載では投稿していません。