しろじ

主に新潟・秋田の話題です。

新県立体育館①

2023-05-18 23:52:06 | 秋田の話題

当ブログ初の秋田の話題。

秋田魁新報の電子版を利用しているが、17日付でこんな記事が。

「新県立体育館、アリーナ収容人数6千人以上で協議 整備費170億円と試算」

 

八橋にある県立体育館の老朽化による建て替えに合わせて、バスケットボールチーム「秋田ノーザンハピネッツ」の新B1加盟のためのアリーナを建設するというもの。

記事を読むと、収容人数5千人以上・整備費140億円とする「財源重視」案と、収容人数7千人以上・整備費200億円とする「規模重視」案の二つがあり、今回行われた基本計画検討委員会の第3回会合では既存の二つの意見の中間を取ったというものだ。新B1加盟のための基準は5千人以上収容のため、もちろんその条件は満たすようだが6千人というのは現在の収容人数と変化がない。個人的には最低でも7千人、できるなら8千~1万人近く収容できるアリーナを建設してほしいと考えている。というのも、バスケだけではなく大規模なライブやイベント、あるいはスポーツ大会などでも活用できるように、中途半端なものではなく思い切って大きな施設を作るべきだと個人的には考えるからだ。

現在東北でアーティスト達がアリーナライブなどを行うとすれば、宮城のセキスイハイムスーパーアリーナが多い。ここの収容人数は約7000人だ。ここを超える規模となれば一つの大きな強みとなる。すぐに秋田でも行うようになるとは都市規模上容易には考えられないが、選択肢として浮上することは大きな意味があるはずだ。

現在秋田県内にも、由利本荘市に立派な「ナイスアリーナ」がある。こちらの収容人数は5千人だ。5千人といえばそれなりの規模だが、やはり立地がよくない。県内で見ても端の方なのに、青森、岩手方面からだと秋田市をさらに超える位置にあるためなかなか足を運ぶことはないだろう。そもそも、車で来ることが大前提となっており特に若者にとっては来場しにくい。やはり県都である秋田市に大規模なアリーナを作るべきだ。

また、メインのバスケの試合会場という視点から見ても、大規模なアリーナを作る意義はあるはずだ。

ハピネッツの今シーズンの平均来場者数は約3500人で、加盟の基準である4000人をまだクリアしていない。ただ、リーグ全体で見れば全体8位であり地方の都市としては健闘しているといえるだろう。リーグ全体でも観客人数が増加していることに加え、秋田の強みは何といっても熱狂的なブースターであることを加味すると、新B1への移行を通してさらに増加することも十分見込める。むしろこの波に乗って本気で人々をバスケの虜にさせる、そして秋田に足を運んでもらうと危機感をもって最善策を考えるべきだ。それくらい見逃せないチャンスなのではないだろうか。メインであるバスケを通じて秋田の人々のこのアリーナへの関心や魅力度を高めることで、この施設自体の認知度も高めていく。そのためにも、やはり中途半端なものではなくある意味目立つ、大きな施設にする必要があるだろう。

琉球の本拠地である沖縄アリーナは最大収容人数が10000人だ。来場客数もダントツ一位の約6800人であり、バスケに限らずエンターテインメントを提供する施設として機能している。会場が大きくて魅力的な施設だと、バスケに興味のある人は勿論、そうじゃない人も足を運んでみたくなるのは当然だ。大都市でなくてもこのようなアリーナが機能しているのだから、秋田もぜひ参考にしてほしい。

立地に関しては、アクセスの面から見ても、やはり八橋が最善だろう。県外の方々も、秋田駅まで電車で来てもらって、そこからは八橋へ向かうバスがたくさんある。西口を出て広小路を通り、山王大通りを直進するというルートは多くの路線が重複している。いざ試合となればシャトルバスなども運行されるのだろうけど。一直線であるため分かりやすいというのも利点だ。

また、新聞の記事より、現在の県立体育館、旧気象台、県スポーツ科学センターのそれぞれの跡地を駐車場にして、約500台分が確保される見通しが示されている。駐車場に関しては、大きめの立体駐車場を作って1000台分ほど確保できないだろうか。バスでのアクセスが良いといっても車で来る人も大勢いるだろう。(むしろ、車がメインという状況はそんなに簡単には変わらないはず)そもそも車で来ることを考えても、秋田中央インターで降りてあとは直進(秋田中央道路経由)だから、こちらもシンプルだ。

 

県には、積極的な考えで動いてほしい。今後の動向にも注目だ。

 


今季初の真夏日

2023-05-18 21:54:54 | 新潟の話題

2023年5月18日、新潟市では今季初の真夏日(30度以上)を記録した。秋葉区(新津)で33.8度、中央区で31.0度となった。新潟県内では既に昨日、上越市(高田)で30.4度、湯沢町で30.2度の真夏日を記録している所もある。

 

周りの人も半袖を着ている人が多かったし、教室は冷房を入れていた(逆に寒いくらいだったが)。まだ本格的な夏が始まるわけではないが、服装や家の中の物を夏仕様に変えていくよい合図となった。しまうタイミングを逃して、こたつ布団をまだテーブルに着けたままだったがさすがに今日の暑さで外した。

明日の最高気温は20度と、一日で10度の差もある。雨の影響もあるだろうが、30度を記録した次の日の20度はだいぶ涼しく感じるはずだ。皆さんも体調管理にはお気を付けて。

 

ところで、過去は一体いつごろシーズン初の真夏日を記録しているのか気になったので調べてみた。使うのは「goo天気」。「過去の天気」と検索すれば日本気象協会の過去の天気のwebサイトが出てくるが、「新潟 過去の天気」と地名を先頭に入れると一番上に出てくる。個人的にこのサイトが見やすい。

過去5年間のシーズン初の真夏日を記録した日付は以下の通り。

 

 

2018年 5/26 31.5度

2019年 5/20 30.0度

2020年 6/9  30.9度

2021年 6/3  30.7度

2022年 6/23 31.4度

 

あくまでも30度以上の真夏日を記録した日付であり、これ以前に29度などを記録している場合もあるためこの比較自体にそこまで意味はないだろう。ただ、過去のデータより今年は真夏日を記録したのが早い方だということは分かる。

 

昨年(2022年)の6月の天気の一部。goo天気はこのように気温と天気のイラストがあるため一目で分かりやすい。

 

 

このgoo天気は1961年から比較できるため、非常に面白い。皆さんも暇な時間があったらぜひ。