山口貯水池 2016.2011
市内を流れる柳瀬川の上流をせき止めて作られ、昭和9年に東京都の水瓶として完成した人造湖。
湖周辺は県立狭山自然公園となっており、埼玉の「自然百選」にも選ばれています。
桜の木
↓歩行者通路
↓左側は運動場や住宅地
↓ 右側は狭山湖
昭和2年に東京市民(当時)の水がめとして多摩湖(村山貯水池)が完成しましが、 東京市の人口が急激に増えたため、その水だけでは水量が足りなくなり、その飲み水を確保するため村山貯水池(多摩湖)に続いて計画されました。
この計画で、山口村大字勝楽寺村(しょうらくじむら)の大部分と大字上山口の一部が水没することになり、282軒1720人が住みなれた土地を手放して村を離れることになりました。
↓ 「五風十雨の味わい」 当時東京都知事の石原慎太郎の書。
五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る
気候が順調ということで、
世の中が平和な様子を意味しています。(石碑の裏に書いてありました)
↓ 高欄(てすり)と親柱(照明と避電針用の塔)
昭和初期に建設された高欄が55年ぶりに出現。親柱とともに一部を保存
↓ 取水塔 湖底から35mの高さ
狭山湖に第一取水塔と第二取水塔があり、主として第一取水塔は東村山浄水場および境貯水池に原水を送る施設です。第二取水塔は村山下貯水池に原水を送る施設です。
埼玉県所沢市・入間市に位置しているが、東京都水道局管理のため、
埼玉県の上水道としては供給されていない。