日本維新の会 神戸市会議員 大井としひろの活動報告「おーいブログ」です。

神戸市須磨区から発信!日本維新の会 神戸市会議員(須磨区)大井敏弘活動報告ブログ 「おーい」とお気軽にお声掛けください

全体議員総会

2005年10月25日 23時27分17秒 | 神戸市会
今日は、民主党神戸市会議員総会が、12時から神戸市役所27階民主党議員団控え室で開催され出席しました。
主な議題は、民主党・予算要望書の件他について会派で協議を行いました。

14時からは、市役所28階第4・5委員会室で、神戸市会議員全員と矢田市長・助役・市会事務局で「全体議員総会」が開催されました。

新議員あいさつで、今回補欠選挙で当選した兵庫区の西本ただし議員、長田区の平井まち子議員、垂水区の森下やす子議員の挨拶がありました。

その後、矢田市長挨拶があり、施政方針「豊かな神戸の実現に向けて」と題して所信表明がおこなわれました。

発言内容は、先に行われました神戸市長選挙で公約に掲げられました内容を具体的に述べられ、
「今までの復興の取り組みを礎に、新たな飛躍に挑戦し、一人ひとりの市民が真の豊かさを実感できる神戸を実現する。

・医療産業クラスターづくりや空港を活かしたまちづくりなどに積極的に取り組み、市民所得の10%アップをめざす。

・市民が主役のまちをめざし、地域の力を高め、協働と参画のまちづくりをさらに進める。

・民間の知恵や力をもっと行政に活かす。

・市民の目線で行財政を改革し、より質の高い市民サービスを提供する。

ことを基本姿勢とし、具体的数値も示されて各種の政策を提言されて、政策の実現に全力を尽くすと述べられました。

神戸市長 初登庁

2005年10月24日 10時23分36秒 | 神戸市会
神戸市長選挙で二期目の当選を果たされました矢田立郎神戸市長が、今日の12時過ぎに神戸市役所に初登庁をされました。
これからの神戸市の大事な舵取りを託す矢田神戸市長に市民や市の職員、市会議員団が、拍手と花束の贈呈などで出迎えました。

午後の2時からは、市役所26階の第一委員会室において、福祉環境委員会が開催され民主党会派を代表して、出席しました。
委員会の協議事項は、

1.陳情台235号 障害者の福祉・医療サービス利用に係る応益負担等の中止を要請する意見書提出を求める陳情

2.陳情236号 世代育成支援策等の推進に係る国の予算拡充を要請する意見書提出を求める陳情

3.陳情237号 ガイドヘルプ制度の存続を求める陳情

 以上陳情の3件の審査を行ないました。

私達民主党は、1.については、今国会で民主党が「障害者自立支援法」の対案を出し議論をしている時であり、継続審議を主張し、2.については、神戸市としても国に対してことあるごとに予算拡充については要請しており、本件は審査打ち切りを主張し、3.については、申し出者の趣旨賛同できるとして、採択を主張し、結果1.審査打ち切り、2.審査打ち切り、3.採択と意見決定がなされました。
詳細については、おってご報告の議事録をご参照ください。

今日の朝立ちは、名谷駅で市会ニュースの配布をさせていただきました。
今日は、なかなか新聞を取っていただけなかったと感じました。
民主党への風あたりは、厳しいと実感しています。

定例市会閉会

2005年10月06日 01時16分51秒 | 神戸市会
おーいぶろぐ:神戸市会議員 大井としひろ公式ホームページ は、兄弟ウェブです。
ご意見やご要望他がありましたらお気軽にご指摘ください。
よろしくお願いいたします。 大井としひろ


平成17年度第三回定例市会は、公営企業会計決算8件を認定し、関連議案25件を可決して、本日閉会いたしました。

平成17年度第三回定例市会:議案/内容

詳細については、おって公式ホームページ(会議録)にて、ご報告いたします。

夕方の6時過ぎから神戸国際会館大ホールにて、「矢田たつお後援会連合会 総決起集会」に民主党市会・県会・国会議員団とともに出席をさせていただきました。
絶大なるご支援をよろしくお願いいたします。

神戸市長選挙もいよいよ目前に迫りました。
選挙日程は、10月9日(日)告示、10月23日(日)投票で実施されます。

併せて、神戸市会議員の補欠選挙が、兵庫区、長田区、垂水区の3区で実施されます。
特に兵庫区からは、民主党公認候補の「横山恵治(よこやまけいじ)」さんが、立候補を予定しております。ご支援をよろしくお願いいたします。
選挙日程は、10月14日(金)告示、10月23日(日)投票で実施されます。



意見表明

2005年10月03日 15時01分25秒 | 神戸市会
今日は、神戸市営地下鉄名谷駅での朝立ちです。
マイクを使わず地声でのごあいさつをさせていただきました。
みなさん、うんうんとうなづいて、「ご苦労さん」と声をかけていただきました。
地道に市民の皆さんの声を拾い集めて、神戸市政・兵庫県政・そして国政へ、民主党の政策のなかに市民の皆さんの声を活かしていかなければと思いました。
心も新たに一から出直します

11時からは、市会で委員会の予定があり、11時から矢田市長候補の事務所開きが行なわれる前に矢田事務所に出向き、激励のごあいさつをさせていただきました。
テレビ局や事務所関係者でばたばたされておりました。
檄文を事務局の人に手渡しさせていてだきました。


今日は、神戸市会では、企業会計決算特別委員会の各会派の意見表明が行なわれ、民主党の意見表明を向山理事がおこないました。
民主党の意見表明の内容は、下記のとおりです。


民主党神戸市会議員団は,下記の理由により,平成16年度公営企業各会計決算を認定し,関連議案を原案のとおり承認いたします。

 承認理由

平成16年度の公営企業各会計決算は、日本経済の長引く不況により経営上厳しい状況が続いている。
しかし、自動車事業で民間企業への管理委託を進めるなど各事業で人件費の削減や物件費の抑制など効率的な経営に努められたことを評価します。
今後、市民生活に不可欠なサービスを担う公営企業として全庁挙げたサービスの維持・向上とさらなる経営改善に取り組まれることを期待し、平成16年度決算を認定し関連議案を承認します。
 

要 望 事 項

1.下水道事業については、再生水の利用率を高めるべく神戸空港、医療産業都市関連への利用を働きかけられたい。また、ヒートアイランド対策にも取り組まれたい。

2.港湾事業については、大水深(-16m)岸壁を早急に整備し国内・国際港間競争力を高め、また内航フィーダー網の充実による貨物の集積を図るとともに、神戸港内での物づくり企業や加工産業など、総合ロジスティック拠点の誘致に取り組まれたい。さらに、ウォーターフロントの再開発にあたっては、集客力を高めるべく光を使ったイベントを実施するなど夜の魅力アップにも努められたい。

3.今後のニュータウン開発において、少子高齢化社会を見据えた、若年世帯の呼び込み策として保育所とマンションの組み合わせによる整備、高齢化対策として、福祉サービスセンターや医療施設とマンションの組み合わせやユニバーサルデザインを配慮した団地整備に努められたい。

4.自動車事業においては、運転士等女性の登用を積極的に図るとともに、利用拡大を図るべく通学定期券の割引率の向上やキャラクターバスの導入などに努められたい。また、走行環境改善として、専用レーン、優先レーン等への路上駐車をなくすべく警察、道路管理者と連携を密にして対策を講じられたい。

5.高速鉄道事業については、地下鉄海岸線の経営改善として23の沿線プロジェクトの完遂を図るとともに、さらに新たに運南地区全体の活性化を図るべく全庁的プロジェクトを立ち上げ海岸線の乗客増に努められたい。

6.水道事業において「新たな経営目標」で明記されている6つの目標の達成に向けて具体化を図られたい。

7.病院事業については、新中央市民病院構想の中に緩和ケアを中心としたホスピス病棟の開設に、外部組織の活用等の工夫をするなどして実現に取り組まれたい。

8.地球温暖化防止対策への取り組みとして環境重視の社会づくりを目指し、各公営企業においては環境負荷の高い熱源からクリーンエネルギーへの転換を図られたい。

との八つの要望を付して、意見の表明を行ないました。
明日、各会派の意見を交え、意見の決定が行なわれます。

総括質疑

2005年09月30日 22時17分27秒 | 神戸市会
9月30日(金)
総括質疑

今日の朝立ちは、JR須磨駅です。
朝から今日は陽ざしが強く2時間ほどの朝立ちでしたが、日に焼けたのか、顔がひりひりします。
今日は特にマイクも持たずに地声で、「おはようございます」「いってらっしゃい」「ご意見お聞かせください」「身近な問題でも何でも結構です。ご意見お聞かせください。」「民主党は、一から出直します。」とお一人お一人にお声をかけさせていただきました。
「ごくろうさん」「がんばって」と多くの方からお声をかけていただきました。
ありがとうございます。

JR須磨駅では、やっとエレベーターが設置される事になり、その工事で足場がかけられていました。
やっと春には、念願のエレベーターがつきます。
毎回、朝立ちで多くの方から「JR須磨駅の急な階段何とかしてほしい」と言われ続けてきたことが、やっと来年の春には解消します。

今日の10時から神戸市役所28階の第四会議室にて、決算特別委員会 総括会議が開催され、矢田市長や助役の出席の下、各会派の代表より質疑が行われた。

我が会派からは、向山議員(北区選出)が、代表質問を致しました。
主な質問内容(要旨)は、以下のとおり。

1.都心ウォーターフロントの活性化を図り、回遊性を強化するには、新港第一突堤とメリケンパークの導線の確保が不可欠である。市長の考えを伺いたい。

2.新港第一突堤の東側水際線では水上イベント的な利用に供するのがふさわしいとの答弁があったが、滞在型の観光客を引き付けるためには、夜の神戸の魅力アッブを図る必要があり、ライトアップなど光を使ったイベントを実施してはどうか。

など、その他、新都市整備事業について、交通事業について、病院事業について、質疑を行いました。


企業会計決算特別委員会で代表質問行なう

2005年09月28日 09時46分08秒 | 神戸市会
2005年9月28日(水)
企業会計決算特別委員会で代表質問行なう

今日は朝の7時から兵庫区和田岬にあります三菱重工の門前にて、10月23日投票日の神戸市会議員兵庫区補欠選挙候補予定者で民主党公認「横山恵治(よこやまけいじ)」氏とともに朝立ちを行ないました。
民主党が一から出直す最初の選挙です。
なんとしても勝ちたい。勝たせてください。

今日は、朝の10時から企業会計決算特別委員会があり、局別審査(保健福祉局)で、病院事業について、民主党会派を代表しまして質疑を行ないました。
主な質問内容(要旨)は、以下のとおりです。

1 運営形態の見直しについて
 病院事業については地方公営企業法の全部適用または地方独立行政法人への移行、いずれかの導入による運営形態の見直しに向けた検討を進めているとのことであるが、検討に時間がかかっているのは、何がネックになっているのか。制度のメリットやデメリットを併せて伺いたい。

2 救急医療体制について
 救急医療は、市民の生命を守る市民病院群にとって重点を置くべき医療機能として取り組まれているが、スタッフの体制はどうなっているか。平成16年度から医師の臨床研修が必修化され、プライマリケアの修得のため、救急部における研修も行われていると思うが、正規の医師がしっかりとサポートし、確実な診断が行われるよう十分な体制はとれているか。

3 病院機能評価について
昨年度の委員会において、市民病院では、医療機能評価機構の認証を受けたら終わりではなく、引き続き改善を行っていくとのことであったが、その後、この評価はどのように生かされているか。

4 病院の基本理念について
 視察に訪れた癌研有明病院では、院長がリーダーシップをとって随所に気を配り、病院の使命・共有する価値観・将来展望を明らかにし、これに基づく病院の基本方針、患者さんの権利、2008年までに到達すべきゴール、さらには、ゴールを達成するための診療・研究・教育・事務・評価システムといった院長の考え方がパンフレットにも明記されていた。市民病院においては、こういった考え方が、患者や医療スタッフに徹底されているか。

5 ホスピス・緩和ケアについて
 癌研有明病院や横浜市立みなと赤十字病院には、すばらしいホスピスがあった。
昨年度の委員会で質問した際に、「急性期病院の役割と矛盾しないかという問題が一方であるが、新中央市民病院では癒しと安らぎの環境整備を一つのコンセプトに掲げており、視野に入れながら検討していく」との答弁があった。また、「全国の緩和ケア病棟の3%が市内にあり、比較的整備が進んでいる。」とのことであったが、これらは、民間病院であり、市民病院にあっても良いのではないかと思うがどうか。

6 人材について
 昨年度の委員会で、「研修医の受験者が大幅に増え、優秀な人材が確保できた。医師についても厳しい選考を行い、全国公募も行っている。」との答弁があったが、以前ほど市民病院の評判がよくないとの声も聞く。
特に、西市民病院においては、医師の退職が相次ぎ、医師不足となっているのは何故なのか。
また、医師がどうというよりも、看護師なども含めた医療スタッフが、チームとして機能できていないのではないか。
さらに、西神戸医療センターも含めた市民病院群の人材の確保・育成についても再度伺いたい。

7 新中央市民病院について
(1)癌研有明病院では、コミュニケーションを深めるため医局の壁を全て取払い、また、患者を動かさず、患者を中心に専門家が裏の通路を通って移動し、スタッフのコミュニケーションがとれるという構造面における院長の工夫が随所に見られ、まさにチームになっていると感じた。
 また、1階の大フロアには、ピアノや図書館、憩いの場があり、特に、災害時には仮設ベッドをおけるようなスペースの工夫がなされていた。
病院でもこういった構造面での工夫をしてほしいと思うがどうか。

(2)来年2月には、神戸空港の開港が予定されており、これだけ空港が近くにある病院は他にはないのではないかと思う。この立地の良さを生かしていってもらいたいと思うがどうか。
(例えば、①ドクタージェット、②海外からの京都観光帰りに病院に寄るなど。)

8.医療事故の防止について
 市民病院では、先般、医療事故の公表基準を定め、これに基づく医療事故の公表を行っていくことになった。情報の開示は確かに大切なことではあるが、何よりも医療事故を起こさないよう防止の取り組みを行っていくことが重要である。
 特に小児科をはじめ、医師や看護師の仕事は大変ハードであるとは思うが、市民病院では、医療事故防止のため、どのように取り組んでいくのか。

ご意見等ございましたらお聞かせください。
おって、議事録については、大井としひろ公式ホームページ「議会活動」欄にて、ご報告をさせていただきます。

代表質疑 発言要旨   公営企業会計決算特別委員会開催

2005年09月21日 21時30分02秒 | 神戸市会
2005年9月21日(水)
代表質疑 発言要旨  公営企業会計決算特別委員会開催

今日から神戸市会では、公営企業会計決算特別委員会が28階第4委員会室にて開催され、決算特別委員会委員として出席いたしました。
今日は、下水道事業関係の建設局について、各会派の代表者より質疑が行なわれました。

昨日の本会議での私の代表質問の質疑の内容について、ご報告をいたします。

Q1.神戸エンタープライズプロモーションビューローについて
 今年の4月に「神戸エンタープライズプロモーションビューロー」を発足させ,企業誘致のワンストップサービス機能の充実を図るとともに,土地価格を3割引から最大5割引とする制度を立ち上げ,土地分譲の促進制度を立ち上げたのは、時期を得た選択であったと私は思う。
この夏の市長会見でも企業誘致への意気込みが伺える話があったが,市長や助役を始め,神戸エンタープライズプロモーションビューローの職員が企業誘致をする中で,今までと違った新たな成果はあったのか。また,今後に向けての決意と見通しをお伺いしたい。
A1.(矢田市長)
神戸エンタープライズプロモーションビューローについては、発足以来、関西圏はもとより関東圏にも、アライアンス協定を組んでいる企業の協力も頂きながら、わたくしみずからトップセールとして17社回った。
また、DM(ダイレクトメール)の送付は1.9万社におよび、そのうち100社あまりから興味を頂いている。
また現在11社と具体的な交渉を行っているところだ。うち関西圏からは8社。 関西圏だけでなく東京圏での展示会などにもおもむき、神戸のアクセスの良さ、インセンティブなどをPRしている。
 現在の処分面積は分譲で8件 約6.1ha 賃貸で33件 約21.7haとなっており、うち医療関連業種は11件 約11ha 賃貸は25件 約19haである。
 契約については、1haを越えたものもあり、16年実績は1.5haであったのに対し、17年見通しは17haで、ポートアイランド2期については、22社16haであり、医療関連産業は、KIBCに4社含む77社となっている。
 また、複合産業団地には、LPGガス関連の立地も決まり、分譲2社。賃貸2社である。
 今後、大型物流センターの誘致などに力を入れたい。
 ポートアイランドに関しては、ポートピアランド跡地にIKEAの進出が決まり、またPC3には、兵庫医大などの進出が決まり、PC1~5については、ほぼ終了となっている。
 今後、ビューロー担当者によって、3年で50haの分譲を目標に努力していく。

Q2.都心ウォーターフロントの再開発について
(1) 新港第1突堤については再開発に向けての具体的なイメージが外から見ていて少し分かりにくいのではないか。
先日開催された民間事業者への説明会では,エントランスゾーン,マリーナ・水上イベントゾーン,交流ゾーン・展望広場,レストラン・アミューズメントゾーン,客船等の係留等の具体的なイメージを説明したようであるが,神戸市として具体的にどのような親水空間としてのグランドデザインを持っているのか伺いたい。
(2) また,新港第1突堤だけでなく,第2,第3,第4突堤を統一されたグランドデザインのもとに,世界に負けないような美しい景観を持つみなととして再開発し,神戸港の活性化,神戸市の活性化を図るべきと考えるがどうか。
A2.(矢田市長)
都心ウォーターフォロントの再開発は重要と認識している。現在、西から東への整備。公共上屋の撤去を皮切りに進めている。全体として26haあり、三宮に近い、都心につながる観光資源としてのメリットを活かしたい。
みなといきいきプラン」では、(親水ゾーンとして)①「市民が海に親しみ、海辺のライフスタイルを体感できる「みなと」」②「市民が愛着を持ち、誇れる「みなと」」③来訪者が集い、賑わう、魅力ある「みなと」」を3本柱にしているが、都心型突堤を特徴にしたい。
具体的に1突は、客船に特化し、2突は水上イベントなど考えている。
いくつか提案もあり、新港1は西のパイロットケースとして、景観も大事にしながら、また2~4は背後地に倉庫街となっているので、ご意見、を頂きながら、またユニバーサルデザインに配慮した再開発を進めたい。
Q3.スーパー中枢港湾について
 スーパー中枢港湾の指定をスタートとして,利用者にとってより安く,より利便性の高いみなととすることが,港間競争に勝ち抜き神戸港の復権を果たす必須条件である。
「みなと神戸-いきいきプラン」の中では,「メガターミナルの形成と効率的なターミナル運営の実現」,「内航フィーダー網の充実・競争力強化による貨物の集積」,「IT化の推進による効率化」などが目標として示されているが,スーパー中枢港湾として,より安く,より使いやすいみなとを実現するため,どのような取り組みを進めていくのか見解を伺いたい。

A3.(鵜崎助役)
コスト、スピード、サービスなど、埠頭公社では、トータル30%のコスト削減、ガントリークレーンの3分の1減額などいろいろしていきている。国も30%コスト削減。リードタイムの1日への短縮など、スーパー中枢港湾の要件としている。
昨年まとめた「みなといきいきプラン」では、「メガターミナル形成と効率的なターミナル運営」など4本柱を掲げ、昨年スパ中の指定を受けたところであり、PC14~18は、ヤードの共同利用、ゲートの共同化など、国の補助も頂きながら事業を進めている
。今後、ポートアイランド2期での専用道の確保も課題となる。
内航フィーダーについては、岸壁利用(着岸)など措置を図り、競争力の強化を図っている。
また、RCへのガントリー移設なども図る予定だ。さらに、IT化の推進としては、JCLネットの運用も始まり、全国に先駆けて神戸、大阪と共同開始となった。今後、トン税問題も協議を進め、利用者により安く使いやすい港として、大阪港と連携していきたい。
Q4.新中央市民病院について
 昨年11月に新中央市民病院基本構想が策定され,21世紀にふさわしい,アジアのスタンダードになれる病院を目指した,新しい中央市民病院の実現に向けた取り組みが進められている。取り組みを進めるにあたっては,東京の癌研有明病院や横浜市立みなと赤十字病院など,国内,さらには海外の先進的病院の優れたところを十分に研究し,積極的に取り入れ,神戸市民が世界に誇れる病院となれるよう,今までとは違った発想で取り組むべきである。新中央市民病院について,どのような病院を目指し,実現しようとしているのか見解を伺いたい。

A4.(矢田市長)
新中央市民病院は、基幹病院として、また地域医療の役割分担として21世紀を睨んだ「患者本位の病院」を目指し、多様な患者のニーズに応えながら、人権にも配慮したアジアのスタンダード病院を目指す。
特に重点分野として、3大疾病の「心筋梗塞」「脳卒中」「がん」への対応は重要と考えており、生育医療センターや癌、移植などのセンターなど6つの分野で、体制を新設再編していく予定だ。
また、「ユニバーサルデザインの導入」「災害に強い病院」などの観点も重要で、ライフラインの2重化や会議室を緊急時には病床として利用など検討している。
またアクセスとし、空、海、陸の3交通に対応したい。
さらに、新病院は医療産業都市の中核施設になるため、「人材確保」においても重要と認識している。
Q5.病院における人材の確保・育成について
 どんなに優れた施設や機器・設備があっても,そこで働く人々が十分でなければ,病院の機能が最大限に発揮されないと考える。
新中央市民病院がアジアのスタンダードを目指すのであれば,病院の最高の機能が発揮されるよう,どのようにして優秀な人材を確保し,育てていくのか,さらに組織の活性化や職員の意識を変える仕組みをどう取り入れていくのか,今から検討していくべきと考えるがどうか。
また,西市民病院や西神戸医療センターも含めた市民病院群全体の人材の確保・育成について,どのように取り組んでいくのか伺いたい。

A5.(梶本助役)
人材確保については、医師、看護士、また検査義士や事務職員にいたるコメディカルスタッフにおいてもできるかぎり公募による任用をおこなっており、育成についても医師には、学会や他の機関への派遣、看護士についても大学などへの編入など支援しているが、今後制度の充実をはかりたい。
また、17年度より病院版BSC(バランストスコアカード)の導入をはかり、病院長をトップに全部門に目標管理制度導入した。
組織の意識改革が重要で、特に女性職員が働ける環境整備が重要と認識しており、アジアのスタンダードを目指したい。
また、西市民、西神戸との人事交流も活発化させたい。
Q6.地下鉄海岸線について
 神戸の重要な都市インフラである地下鉄海岸線は危機的な財政状況にあり,「レボリューション2004」に沿って抜本的な経営改善に取り組んでいるが,交通局だけに責任を転嫁すべきではないと考える。
そこで,各部局が連携し,23の沿線プロジェクト相互間及びプロジェクトと地域との連携やスポーツ・観光資源を活用した,沿線地域の魅力作りに抜本的に取り組んでいくべきと考えるがどうか。
また,その際には,市民からの意見や提案を取り入れ,事業化していくべきと考えるがどうか。

A6.(矢田市長)
地下鉄海岸線について、23の沿線プロジェクトについては、9つは完了し、残り14に着手しており、着実にすすめていく。
兵庫運河、中央卸売市場、歴史群、工場、長田の食、ケミカルなどがある。
例をあげると兵庫運河では、地域型ボートクラブが立ち上がった。今後、安全の確保をはかり、ペットボトルのいかだレース、水上ジャズコンサートなど、さまざまな水上イベントを行っていきたい。
「新たな水上利用」として、中央卸売市場の西側跡地周辺を、県も県庁発祥の地としていろいろ検討してもらっている。
また、7月には協働と参画のもと活性化のための検討会議も行われたところであり、今後議会からの提案も受けながらすすめていきたい。
Q7.浸水対策について
 雨水対策は下水道事業の重要な役割であるが,アメリカ南部の超大型ハリケーンや,東京都での1時間に100ミリを超える局地的な集中豪雨による浸水など,甚大な浸水被害が各地で発生している。三宮の浸水対策については全市を挙げて緊急対策に取り組むとのことであったが,対策は万全なのか伺いたい。また,新たなビジョンの中でも安全都市推進が重要なテーマに位置づけられているが,今後の浸水対策の方向をどのように考えているのか伺いたい。
A7.(松下助役)
昨年の台風の後、3箇所のポンプ設置など、行ない 月に完成した。昨年並みのものには対応できる。 また、今回の台風14号には、事前対策として、ポンプ配置を行ない、2号線付近の潮位の低い箇所での冠水は防ぐことができた。
本格的な対策としては、10年後になるが、新たなビジョンでも浸水対策については、重要課題と掲げており、今後、計画を超えるものについて、降雨レーダーを活用し、また危険箇所のマップなどの整備など、「減災」の視点で「安全、安心なまちづくり」をすすめていきたい。
Q1(再質問)
 来年2月16日の開港を控え、まだ、民間企業の進出が決まっていない空港産業用地について、どのような誘致促進策を行うのか、お伺いしたい。

A1.(矢田市長)
空港関連の事業者には400社アプローチし、レンタカー、小型飛行機運行支援、航空貨物などの企業が関心を持っており、値下げも含め個別に対応していく。

Q2.(再質問)
 第一突堤の再開発について
ポートタワーは入場者が少ない。観光客誘致の起爆剤となるようなシンボル的なものを造るべきでないか。市長のアイデアやお考えをお聞きしたい。

A2.(矢田市長)
メリケン波止場西については、景観に配慮しながら、また全体としての売り込みが必要であり、西の再開発にはいろいろアイデアを頂きながらすすめたい。
【要望】厳しい財政状況ではあるが、市長を先頭に、関係部局が連携をとって、神戸の活性化に全力で立ち向っていただきたい。

代表質問

2005年09月20日 02時11分24秒 | 神戸市会
2005年9月20日(火)
代表質問

今日の10時からの神戸市会本会議で民主党を代表して、平成16年度公営企業会計について、矢田市長に下記項目について代表質疑を行ないました。

《主な質問要旨》
1.神戸エンタープライズプロモーションビューローについて
2.都心ウォーターフロントの再開発について
3.スーパー中枢港湾について
4.新中央市民病院について
5.病院における人材の確保・育成について
6.地下鉄海岸線について
7.浸水対策について

代表質疑の詳細については、おってご報告いたします。

本日の神戸新聞の夕刊の第一面に私が質問したことに対して矢田市長が答弁された事が、大きくニュースとして取り上げられています。
内容は、「神戸空港島用地売却について、市長が値下げについて初めて言及」したとの報道です。
神戸エンタープライズプロモーションビューローについての再質問で、「空港産業用地についてどのような誘致促進策を行うのか」と言う私の質問に対し、矢田市長が空港島土地処分について一時的に値下げする方針を表明され、価格の値下げを言及するのが初めてであったことから大きく取り上げられたものです。

一平方メートルあたり、27万円と言う価格が高すぎるとの指摘があり、「分譲促進制度を参考に時限的に導入を考えている」とのこと。
空港島の土地を安く売る事で、進出する企業が出てくるのであればそれもよしとするべきでないか。
商いのことわざに「損して得とれ」と言うではないか。
昨年の企業会計決算委員会で私は、神戸港の地理的優位性や神戸の特性を活かして船社や荷主の誘致を行なっていただきたい。
思い切って、土地を安価であるいは、ただで使用させるとかして、他の港が驚愕するようなポートセールスを展開しなければ神戸港が平成の時代に無くなるのではないか危惧する。といわせていただいたこともあります。

神戸市の財政計画の見直しを余儀なくされても、企業が進出し、神戸経済が活性化され、営業収支が上がり、最終的に神戸市への市税収入が増えるのであれば、それはそれで良いのではないか。

最終的には、いかに神戸の経済をV字復活させるかであり、そのための施策や打ち手をしっかりとやること。
そのために、神戸市はもっと汗をかくべきだ。と私は思います。

福祉環境委員会

2005年09月15日 02時13分30秒 | 神戸市会
2005年9月15日(木)

福祉環境委員会

今日は、朝から神戸市役所26階第一委員会室にて、福祉環境委員会が開催され出席しました。
内容については、今日は時間がありませんので後日ご報告いたします。
20日(火)に代表質問を行なう予定があり、今まで(午前2時半)原稿作成をしていました。
今朝も6時過ぎからJR須磨駅で朝立ちです。
活動日記が書けないのがつらいです。

神戸市会 定例市会開会する。

2005年09月13日 21時29分18秒 | 神戸市会
2005年9月13日(火)
神戸市会 定例市会開会する。

今日から神戸市会平成17年度第3回定例市会が、開会しました。
10月6日まで開会します。
主な議案
9月20日(火)の定例市会第二日に民主党を代表して、私 大井としひろが、矢田市長に代表質問を行なう予定です。
乞う ご期待。

昨日、今日と衆議院選挙ポスター等の掲示をしていただいた支援者宅にお礼のごあいさつとポスターの回収にお伺いしました。
皆さん「よくがんばった」とおっしゃっていただきましたが、「何で負けたんやろ」と異口同音におっしゃっておられました。

結果については、謙虚に反省をし、詳細に結果を分析をして総括を行い、今後の活動に活かしてまいります。

月曜日の早朝、神戸市営地下鉄名谷駅にて、朝立ちを行い、通勤の皆様にお詫びと御礼のあいさつをさせていただきました。
「今度ガンバレ」とお声をかけていただきました。