現在ではデジタル録音の機器がすぐに手に入りますが、MDもMP3もましてやカセットテープもまだなく、「オープン・リール」と呼ばれた磁気テープも大型で高価だった時代、幼稚園で歌やダンスの教材のための録音をどうしたと思いますか?
昭和20年代、銀座の楽器店(たぶん日本楽器(現在のYAMAHA)ではないかと思いますが)で、録音をドーナツ版のレコードにしてくれるスタジオが出来ました。当時の井草幼稚園の先生方が、ピアノ伴奏も自前で収録に挑んだお話が紹介されています。当時のレコード収録ですから採り直しのきかない「一発録音」ではないかと(資料が今のところなく断言はできませんが)推測します。
しかも、そのとき録音していた歌の作者・増子とし先生が偶然にも居合わせたというハプニングつきです。
増子とし先生は、当園の園歌も作曲された本多鉄磨先生と組んで、その後昭和34年に「おもいでのアルバム」を発表。それから23年後の昭和57年にNHK『みんなのうた』で流れるや一躍、全国的に知られるようになりました。
HPをご覧ください。
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