80周年記念年度はまだ3カ月残っていますが、記念行事などとは関係なく、昔の卒業生の方々との再会、往来がこの2,3年不思議と増えてきました。
先々週は、転園してきて年長組の最後の半年間だけ在園した男性(今は映画音楽等の作曲家で名前を言えばご存知の方も)が、お父様とお散歩がてらなつかしくなってと、園の前にいらっしゃいました。わずか半年の在園でも担任の先生のことははっきり覚えていました。
大みそかの今日。つい先ほど、60年前卒業の方がご兄弟でひょっこり訪ねて来られました。
今年が80周年だったことはやはりご存知なく、です。
「朋(とも)あり遠方より来る、また楽しからずや」…孔子様の心境になれる、本当にありがたいことです。
先週と昨日は、記念行事にどうしても来られなかった先生方へ、ご報告のご挨拶にうかがいました。
昨日は、福島県いわき市在住の田村先生。戦前、当園で先生をされ、その後地元で託児保育所を長く開設していました。90歳を超えられました。デイ・サービスを受けられていますが、背筋がしゃんとして、凛とした快活さは昔と変わらずで、ケアマネージャーの方からご家族に「昔、何かやってらしたんですか?普通のお婆ちゃんと全然違いますね」と聞かれたとのこと。
来年のGWの頃には、井草幼稚園時代の教え子4,5名の方が会いに来られる計画もいま持ち上がっています。
先週は2泊3日で台湾・台北へ。戦後、東京教育大学(1970年代に閉学)に留学されていたご夫妻で、当園とゆかりが深く、日本の幼稚園をモデルに、帰国されてから台北市で幼稚園を開かれました。現在は閉園されましたが、三女の方が今年度から台北市内の教会付属の幼稚園の園長として赴任され、ご活躍中です。ご家族総出で80周年を台湾で祝ってくださいました。
その日のことを長女の方がご自身のブログに書いて下さいました。「有朋自遠方来」(朋あり遠方より来る)、と
感激のことはさらにあり、
やはり戦前に当園卒業で、現在は奈良にお住まいの男性の方から、先月(11月)長文のお手紙をいただきました。当時担任の高岡先生の消息をたずねて熊本までお出かけになったのです。
しかし全く手がかりがつかめず諦めて帰られたのですが、
奇跡が起こります。
この顛末は今は書ききれませんので、またの機会に…
来年も平安で良い一年になりますよう、お念じいたします。
そしてまたどうぞよろしくお願い申し上げます。 《平成25年 大晦日》
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