「井草幼稚園」の場所を知らない人に、園名だけを伝えると、ほとんど西武新宿線沿いに園があると思われるのは無理もありません。
住所表記の「井草」や「上･下井草」からも離れているのになぜ？と思われることでしょう。ここだけではなく、井荻駅から遠いのに「井荻小学校」があったり、井草八幡もあり、地元伝統芸能に「井草囃子」があります。それもそのはず、江戸時代からここは上井草村の中にあり、昭和7年10月に杉並区が発足してからは、この付近は「杉並区井荻町」だったので、井草や井荻の名が混在しています。
さて話は変わりますが、新宿以西、JR中央線や西武線、京王線や小田急線で東西横断は便利ですが、南北縦貫に鉄道がないことは周知の通りです。これまでにも縦貫鉄道の必要性は時々出てはきましたが、実現には至っていません。
しかし、とある有力な筋からの非公開の情報によれば、水面下で荻窪方面から大泉方面へと地下鉄計画が現実味を帯びてきたとのことです。しかも！地下鉄実現の暁には、当園の最寄り駅は、青梅街道沿いに昔の地名を留めるべく「井草駅」と名付けられることが、早くも先行して決定されているとのことです。
《井草駅》…これは昨年9月に園庭に出来た駅舎の名です。「上井草駅」「下井草駅」はあっても「井草駅」はないので、せめて遊具にそれを名付けた所ですが、上･下井草駅の三角形の頂点に、本当の「井草駅」が実現するとのことです。
現在、「井草駅」を画像検索すると、不動産広告の「上・下」のついた「井草」物件画像に押されてまだ下の方ではありますが、当園の「井草駅」が登場するようになりました。
近い将来は、本当の「井草駅」と園庭の「井草駅」が並んで表示されることになると私たちは期待に胸をふくらませています。
さて、地下鉄線の名前は、何線がいいでしょうね？ 今からみんなで考えて､公募の際にはどんどん良いネーミングを出していきましょう！
《4月1日記》
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