井草幼稚園 ブログ*零れ話つづれ織り~ こぼればなし・つづれおり

岩船大祭

新潟県村上市に岩船という港町があります。とてものどかで、潮風の吹く、素敵な町ですshipkirakira
先日、無事に終わりました秋の遠足後、私は幼稚園にお休みを頂き、車を走らせその岩船へcarsymbol5
なぜなら!年に一度の大イベント!!主人の実家である岩船で、岩船大祭が始まるからです!!!right公式観光サイト
新潟県無形民俗文化財である岩船大祭とは、海上の安全や大漁を願う「船霊祭(ふなだまさい)」で、巨大な山車(しゃぎり)に、子どもたちが乗り込み、太鼓や笛や鐘でお囃子を、一軒ごとに奏でていきます。大人には、山車を引っ張ったり、電線や信号にぶつからないよう、山車の上から笛で合図をしたりと、様々な役が割り振られます。

本祭りの前日には(宵祭り)、着物やスーツといった正装をして、神社へとお参りに(この地域では、祭りが正月のようなもの)。。。そして、本祭り当日は、日が昇らぬ明け方から、山車を運び出し、一日かけて、町を練り歩きます。途中、山車の上から、餅をまいたり、桜吹雪が舞ったり、また、疲れた時には、どこの家でも休めます。ただし、入る前に、「おめでとうございまーす!!」と、叫ぶことsymbol5

説明はこの位にして・・・。

その祭りの素晴らしいこと!!普段は穏やかな町の人々が、力強く、勇ましく、声を張り上げ、声を枯らしていく姿は、見ているだけで、鳥肌がたちました。夜中の3時過ぎ、最後のお囃子が町中に響き渡り、祭りの終わりを告げました。
しかし、一日耳にしていた笛の音太鼓の音、お囃子、山車の軋む音は、なかなか頭から離れません。そして、祭りを終えたくない人々が、提灯を持ち、町中を歩き続けます。

身に染みる寒さ、真っ暗に戻った町の静けさ、耳に残る笛太鼓の音、ボーっと浮かび上がる提灯の灯りは、なんとも幻想的でした。

ちなみに・・・

度々行われた餅まきの際、死ぬ気で餅を拾ったこと。

幼稚園に、お休みを頂いてまで祭りに行った私が、嫁として遂行できた任務は、これだけでした。。。
いよいよ明日で、10月も終わりです☆日に日に寒さも増してきましたね。
体調を崩さぬよう、皆様お過ごしくださいねazarashi

コメント一覧

ふなずし
「タマズシ」先生が岩船大祭から持ち帰った園へのおみやげは、「岩船大祭の呼び太鼓」と呼ばれる数え歌です。
これは、お祭りで練り歩く巨大な山車(しゃぎり)の上に乗った子供たちが、お囃子に合わせて歌っていくものだそうです。
そう遠くない時期に、この「呼び太鼓」を井草の園児が再現し、聞いていただきたいと考えています。
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