創立時からの建物とその資料調査が少しづつ進められています。《ひなまつり子ども会》の翌日、平成28年2月15日、二人の建築士さんが屋根裏調査にはいったところ…
ホール中央から舞台よりの屋根裏の柱に、上棟式の際に打ち付けれた棟札が見つかりました。 表には「南無阿弥陀佛」と書いてあり、裏には…
上棟式が行われた昭和7年12月の記載と、創立者・鈴木積善、設計者・森久吉ほか、工事責任者、大工の棟梁の名が墨痕鮮やかに書かれています。札木はかなり分厚く大きなものです。揮毫は小石川・伝通院第71世貫主 木村玄俊上人。
棟札の表面は空気にさらされて黒ずんでいますが、裏面は打ち付けれた柱に密着していたので、板木が風化していません。
思わず手を合わせました。
創立者・積善と園舎設計の森久吉先生(宮内省〈現・宮内庁〉技官)は、浄土宗が関東大震災罹災孤児のために作った小石川学園や小石川・伝通院での仏教活動を通じての盟友の間柄でした。
棟札はいったん取り外し、写真と記録を取ったあとですぐに元の所に打ち付けられました。
調査に入られた建築士のK先生、H先生、天井裏のホコリの中を長時間、有難うございました
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