井草幼稚園 ブログ*零れ話つづれ織り~ こぼればなし・つづれおり

大国主命と白兎

今日は、夏の歌の5曲目として「大黒さま」の歌を歌いました。
『因幡の白兎』のお話を元にした歌です。
 symbol7 大きな袋を肩にかけ 大黒さまが来かかると~
  ここに因幡の白兎 皮を剥かれて赤裸~♪♪
ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その歌の導入として、「大国主命と白兎」という紙芝居を読みました。
『因幡の白兎』のお話の紙芝居です。
今から…何年前になるでしょうか。
高橋五山氏が作画され、昭和11年に作られたものです。
題字は右から左に読みます。
耳にする機会の減ってきた謙譲語も数多く出てきます。
16画面にもおよぶお話は、20分近くかかったかもしれませんclock
読む前、「子どもたちは飽きずに聞けるかな?」
「内容が伝わるかな」と心配しましたが、
年長組の子はもちろん、年少組の子どもたちまでしっかりと聞いていたので
驚きですbikkuri
 『うさぎさん、かわいそうだったね。』
 『治ってよかった!』
 『毛がなくなって、血がでちゃったんだよね。』

難しい言葉が出てこようとも、言い回しを変えなくても、
子どもたちにはしっかり伝わるのだということ感じた時間でしたsunadokei
ぜひ、このブログを読まれた方も井草幼稚園のホームページにある、
「紙芝居」right『大国主命と白兎』をご覧下さいpc
子どもたちは、こんなに難しい紙芝居も聞いていられるんですよboygirlkirakira

コメント一覧

Daikoku
 「因幡の白兎」「大国主命」…なんと読むか?、と言われたら「いなばのしろうさぎ」「おおくにぬしのみこと」と正しく答えるのに、ちょっと一呼吸おく人は少なくないと思います。
 この紙芝居は当園保存の最も古い紙芝居ですし、紙芝居全体の歴史からいっても初期のものです。
「因幡の白兎」のお話自体は、1300年の昔!!『古事記』の記載です。
 子供たちを引きつける魅力は時代をはるかに超えるものです。

 大国主命をお祀りする筆頭神社はもちろん因幡の国-いまの鳥取県にある、ご存じ、「出雲大社」です。歌にうたわれる「大黒さま」とは大国主命のことです。
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