どんなに残暑が続いても、この時をあやまたずに咲くのが彼岸花(=曼珠沙華〈マンジュシャゲ〉)です。
この時期以外は茎も伸ばさず、じっと地中にいて、気がつくとスルスルと茎を伸ばし、つぼみをつけています。
仏教園だから彼岸花を植えているのだろうと思われるかもしれませんが、以前は生えておらず、その後、この植物を植えたり、根分けしてもらったことも無いのです。
他所から運んできた土に彼岸花の球根が混入していたか、よそからいただいた鉢植えの土にたまたま球根が入っていたかしか考えられないのですが、いつの間にか咲き出し、偶然にもお地蔵様を中心にあちこちで咲くようになりました。根には猛毒をもっていて、モグラ除けとしても使われたり、漢方薬として調合されたりするそうです。
今日、彼岸花が何科の植物か調べたところ、彼岸花は「ヒガンバナ科」であり、ほかに同科では、スイセン(水仙)、アマリリス、待雪草(スノードロップ)、クンシラン(←園庭にあります)、ハマユウ、スノーフレーク…と、よく知っている植物が、「ヒガンバナ」と同じ仲間だと知り、驚きました。
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