「わらじ物語」
浪人(親同士が決めた上役の娘との結婚を嫌がり、好きであった商家の娘と駆け落ち。浪人となって様々な仕事を転々とした)がいました。
1、わらじを作り始めた。
ある日、店の番頭に呼ばれ「丈夫すぎる。数が売れなくて皆困っておりまする。もっと弱く作ってくだされ」と言われた。
彼は「そんなことはできませぬ」といって辞めた。
2、つらくて居酒屋に入り酒を飲んでいると、店の主人が話を聞いてくれた。
「あなたはえらい。間違っていない。頑張りなされ」と言われた。
3、彼は人夫となって働きに出た。真面目に働いた。
ある日、人夫の一人に言われた。
「俺たちと同じように、もう少しゆっくり休んでくだされ。時間通りにやられちゃ迷惑だ」と。
4、帰宅し、妻に悩みを話した。
彼は思い悩み、村の長老に相談に行った。
長老は「そんな話は聞きたくござりませぬ」と言った。
5、彼が帰宅すると妻の置き手紙があった。
「実家に帰ります。信じております。お慕いしております」と。
【 問題 】
この物語を読み、悪い(良くない)と思う人から順に番号をつけて下さい。
浪人 ( )
番頭 ( )
居酒屋の主人 ( )
人夫 ( )
長老 ( )
妻 ( )
なぜその順番なのか?(理由を述べてください)
まぁ、気が向いたらやってみてください
臨床心理の世界では結構有名らしいです。
価値観が様々でそれは当然なんだけど、自分と違う価値観を認めることとか
違う価値観の人の話を聞く時の姿勢とかそれが大切ですね。
テーマは、「あなたが目指すもの、あなたに求められるもの」です。
あなたならどう順番をつけますか(むずかしいですね)