ゴム紐、平ゴム、丸ゴムは、ゴムひもおじさんの日記です。

アパート経営とゴム紐のネット販売でセミリタイア生活おじさんの日記。ゴム紐、平ゴム、丸ゴム、織ゴム、コールゴムの専門家。

平成20年 石川県「産地をまもれ 総決起大会」

2008-09-25 22:13:16 | 日記・エッセイ・コラム

2008092519320000

(上の画像は、石川県産地をまもれ 総決起大会」会場での写真です。画像をクリックすると、別ウィンドウで拡大されます。)

今日(9月25日) 19時半より、平成20年 石川県「産地をまもれ 総決起大会」が、かほく市七塚健康福祉センターにて行われました。

約140名の繊維産業関連の人々が出席して、大会決議を読上げ、頑張ろう!三唱をしました。

株式会社気谷(きたに)からも、会長、社長以下3名出席し、同業者や仕入業者の方々も多数出席しました。


以下、プログラム(式次第)と、大会決議文を掲載いたします。



      平成20年 石川県「産地をまもれ 総決起大会」プログラム

日時:平成20年9月25日(木)19:30~
場所:かほく市七塚健康福祉センター1F 多目的ホール

式次第

1.主催者挨拶
      石川県繊維資材工業組合 理事長           金田 正信

1.来賓祝辞
      衆議院議員
       繊維・ファッション産業政策小委員会 委員     北村 重雄 様
      石川県議会議員
       石川県繊維産業振興研究会 顧問          木本 利夫 様
      かほく市長                          油野和一郎 様
      かほく市商工会長                      小山 良一 様

1.現状報告
      石川県ゴム入織物工業協同組合 常務理事     中村 修一 
      北陸横巻工業協同組合 理事長             亀井 佳之
      石川県織マーク工業協同組合 理事長         江端  稔

1.大会決議
      石川県ゴム入織物工業協同組合  
                     常務理事 青年部長     御舘 隆博

1.閉会のことば
      石川県繊維資材工業組合 副理事長          白江 光昭


来賓   
      衆議院議員
       繊維・ファッション産業政策小委員会 委員     北村 重雄 様 (代理)
      石川県議会議員
       石川県繊維産業振興研究会 顧問          木本 利夫 様
      かほく市長                          油野和一郎 様
      かほく市商工会長                      小山 良一 様
      かほく市商工会繊維部会長                小泉 博一 様
      石川県中小企業団体中央会 事務局長        近藤 保夫 様    






                 大会決議文

 石川県の基幹産業は、機械・食品・繊維・ITの4つの業種が上げられています。
 繊維産業において、かほく市及び周辺地域はゴム入細幅織物、組紐やカバードヤーン、
編物、染色、縫製も含め、繊維資材の一大産地を形成しています。
 その繊維資材製品は、服飾及び産業資材に欠かせないモノであり、我々は繊維資材製
品とともに生きることを生業とし、人々の生活に大きく貢献していることを誇りに思っ
ています。
 しかし近年、私たちを取り巻く経済的環境は大きな変化を迎えております。
市場には海外から輸入された安価な製品があふれ、また、国内消費の落ち込みを始め、
原油高騰にともなう原材料費の急激な上昇が大きな波となって襲い掛かってきました。
 この影響を受け、繊維資材業者及び関連業者は疲弊し、産地として形成されるギリギ
リのラインに立たされています。
 そのような中で、本日ここに、繊維資材の一大集結地である石川県かほく市と県内各
地域の「産地をまもれ 総決起大会」開催にあたり、大会決議を掲げ、一致団結して適
正価格の実現を目指すものであります。


1.繊維資材は様々な産業に使用される有効な活用資源である
  ・繊維資材は、服飾を始め産業資材、工業資材の分野にまで至り、国内生産される
   製品のクオリティはまだまだ海外製品を寄せ付けません。
   さらなる分野を開拓し、大きな消費につながる活用法を見出さなければならない。

1.繊維資材の継承と発展、そして創造の花をさかせよう
  ・現在の繊維資材業界の低迷は海外で安価な製品を調達されていることに起因する。
   安価であっても使用に耐えられないことはないが、日本人の持つ繊細な技術と、
   豊かな創造性で作り出されるモノでなければ、今後も多くの人々に認められない。

1.繊維資材業界発展のため、協力体制をより強化しよう
  ・元来、繊維資材業界は独自に歩んできた訳ではない。川上、川中、川下の繊維産
   業と関連する業界に、大きな影響を受けてきている。
   低迷を続けている繊維資材業界としては、産地内はもとより直接関係にある業界
   と「知識・技術・情報」を共有し、協力体制をより強化しなければならない。

1.繊維資材産業の持続的発展を可能にする支援を求めよう
  ・中小企業の技術・資金面等の負担に対する実情を十分に理解していただきたい。
   運用についても中小企業が確実に対応できるよう十分な配慮と支援が重要であ
   り、より極め細やかな対策が必要である。