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手書きイラスト インデックス…自分で描いた乙女ゲームキャラのイラスト記事
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新キャラ〜大人な御曹司
新キャラの「大人な御曹司」がでた。
私も画像がなんとか間に合った。
本来、新しい彼を追加するにはラブローズ15個必要なんだけど、今はキャンペーン中ということで、二人までは無料で追加できる。
それで、キャンペーンの内容なんだけど…。
これ見て、笑った。
2日で大恋愛ENDしろって。
(; ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
ぜったいー、無理だろw
ラブローズを使ったガチャでイベントアイテム揃えないとだし、ストーリーのチケットも一日一回夜8時に回復だから、ラブローズを使わないと余分は手に入らないから、重課金しないと絶対に無理。
というわけで、ぼちぼちやっていこう。
この譲二さんとの出会いは、旅行先で偶然知り合って、頼まれて恋人のフリをしてあげるんだけど。
(ご両親から見合いしろとうるさく言われて、それを断るため)
その後、なんと!( ̄□ ̄;)
譲二さんがヒロインの家に居候することに。
その訳は…。
譲二さんの父親とヒロインの父親は友人同士。
大学卒業して就職した譲二さんに普通の一般家庭を体験させるために、ヒロインの父親が譲二さんをしばらく預かるということになったんだって。
まあ確かに、茶堂院グループのような大企業が実家だと、普通の一般家庭がどんなものかわからないよねー。
(;´▽`A``
というわけで、大人な御曹司の譲二さんとは。
同じマンションなだけでなく、同じ家に同居することになってしまった。
さて、29日までは彼氏をもう一人無料で増やせるので、また画像を作成しようと思ってます。
誰にしようかと悩んだけど、イベントアイテムが4つ揃って、最後までガチャ無しで話が読める「クールな俺様モデル」に決定。
頑張る。o(^▽^)o
妄想マンションには「おでかけ」というのがある。
マイページにあるマンションの真ん中の部屋をクリックすることで「おでかけ」できる。
「おでかけ」といっても、彼と出かけるというわけではなく、彼と出会って彼が話しかけてくれるというもの。
時間帯によって内容が変わるし、彼によっても色々パターンがある。
場所もマンションのエントランスだったり、学校の教室や廊下や階段、カフェの前や街路だったり。
そして、彼を複数設定した場合、誰が出てくるかだけど、どうもランダムで特に決まりはないみたい。
しかも、連続して「おでかけ」した時、同じ彼、同じシチュエーションが出てくる場合もある。
さて、前回からまた彼を二人増やしました(といっても全部譲二さんだが)。
まず、元気な幼馴染。
画像はこの中学時代の譲二くん。
本当は元気な後輩で使おうかと思ってたんだけど、「元気な後輩」は一年位前に終了してました。^^;
もう一人、優しい美容師。
美容師ってことでオシャレっぽくしたくて、ピアスをしてみた。
この人のキャラ紹介は探してみたんだけど、どうも見つからない。
ので、うろ覚えで。
26歳の男性で、ヒロインが通っている美容室の人。
一月前に系列店からその店に配属替えされたらしい。
気さくな感じで、9歳年上なんだけど、「下の名前で呼んで、ため口でね」ってことで、
「譲二くん」と呼ばされている。(^▽^;)
約一年前に公開されたみたいなので、「元気な後輩」と入れ替わりなのかな?
さて、優しい系はなるべく網羅したいと思っているんだけど、14日に新キャラ「大人な御曹司」が公開されるということで(今日じゃないか( ゚ ▽ ゚ ;)、今必死で画像を作成中です。
しかも「大人な御曹司」って、譲二さんそのままじゃんヘ(゚∀゚*)ノ
今まで登録した彼で、「優しい幼馴染」「優しい先輩」「クールな幼馴染」は目出度く大恋愛ENDできたものの、「優しいお兄さん」はイベント用アイテムがでなくて、途中で止まってるんだよね。
そして、「元気な幼馴染」と「優しい美容師」もそろそろ止まりそうな感じ。
ガチャの偏りが半端無くて、同じアイテムばかり出て、必要なものは全然出てこない。
かと言って、お金をつぎ込んだら底なしになりそうで…。(´_`。)
今は大恋愛ENDになったキャラのお話を読み返して我慢してます。
とにかく大恋愛ENDにならないとお話は読み返せないので、愛情度upは重要。
愛情度はイベントと彼とのメッセージのやり取りで決まるから、メッセージの時はいつもドキドキします。
焦らず頑張ろ。
今年は七夕のお話書けるかな…と思い、書き始めたものの。
何しろ取り掛かりが遅かった。
思いついたのが7月入ってから。
「七夕までに書ければいいや」と暢気に構えていたら、パソコンの機嫌が悪くなるわ、雑事が入るわ。
言い訳がましいけど、なんとか七夕当日に間に合ったので、許してね。
さて、七夕のお話で以前書いたのは『七夕』in〈吉祥寺恋色デイズ〉
恋人同士の譲二さんとヒロインのお話でした。
今回は恋人になる前の二人の話。
だから、ラブラブのシーンというのは特にないのですが、子供時代も挿入して作ってみました。
☆☆☆☆☆
七夕〜その4
〈百花〉
七夕の日。
幼なじみのみんなとクロフネに集まって七夕パーティーをした。
笹飾りにはそれぞれの願いごとが吊るされている。
ただし、名前は書いてないから誰が書いたかはわからない。
理人「これは絶対にリュウ兄だよね『美味しい野菜がたくさん育ちますように』」
竜蔵「おう、美味しい野菜がたくさんできねぇと、うちの店が困るからな」
理人「だからって、わざわざ短冊に書かなくてもいいのに」
一護「そういうお前は何書いたんだよ」
理人「へへっ、内緒」
一護「これか? 『百花ちゃんともっと仲良くなりたい』」
理人「どうだろうね。もしかしてそれ書いたのはいっちゃんなんじゃないの?」
一護「俺がそんなこと書くかよ!」
春樹「こんなのもあるよ『百花に悪い虫がつかねーように』」
理人「あっ、ソッチの方がいっちゃんらしいな」
一護「うるせー」
理人「『漫画を読む時間がもっと欲しい』…これはタケ兄だな」
剛史「まあな」
竜蔵「まんまじゃねぇか。ていうか、漫画読む以外に時間の過ごし方はねぇのか、タケ」
剛史「……」
竜蔵「だめだ…もう自分の世界に入ってやがる」
理人「コレ絶対ハルくんでしょ。『みんなが仲良く暮らせますように』」
春樹「だってさ~、佐々木がせっかく吉祥寺に戻ってきてくれて、みんな一緒に過ごせるようになったんだから、ずっとこのままでいて欲しいじゃん」
百花「そうだよね。来年も再来年もみんなで楽しく過ごしたいよね」
理人「僕は百花ちゃんと二人だけで過ごしたいな、イテッ!」
私の肩を抱いたりっちゃんをいっちゃんが引き剥がす。
一護「百花に気安く触るな! エロガキ」
理人「いっちゃんだっておんなじこと思ってるくせに」
剛史「ここにもあるぞ『大好きな人とずっと一緒に過ごせますように』」
理人「え! これ誰?!」
春樹「大好きな人と…なんだから、誰でも当てはまるよね」
理人「誰でもって……もしかして百花ちゃん?」
りっちゃんに名指しされてドキッとした。
百花「う、うん」
一護「大好きな人って誰だよ?」
いっちゃんが怖い顔して覗きこむ。
百花「…えっと。みんな…かな?」
りっちゃんが口を尖らせる。
理人「みんな? そこは僕でいいじゃん」
春樹「そっか。結局、佐々木は俺と同じ願いなんだね」
ハルくんが私にニッコリ微笑む。
春樹「いてっ、一護! 背中押すなよ!」
ずっとみんなで暮らしたい。
ハルくんの言うとおり、ここに戻ってきてから、私もそう思うようになった。
そして、子供の頃の『みんな』には入ってなかったけど、今はそこにもう一人入ってる。
ううん。
みんなの中の一人というより、誰よりもずっと一緒にいて欲しい人。
それは…。
譲二「百花ちゃん。みんなの飲み物ができたから、運ぶの手伝ってくれる?」
百花「はい! マスター」
私は急いで厨房に入りマスターを手伝った。
譲二「サンドイッチも作ったからそれも運んでね」
百花「はい」
その後はマスターも私たちの仲間に加わり、いつもの楽しい集まりになった。
みんなと軽口を叩きあうマスターをぼんやりと眺めた。
マスターは大人の男性で、私みたいに子供じみた高校生は恋愛対象にはならないのかもしれない…。
時々湧き上がる諦めに似た感情が私を落ち込ませる。
譲二「百花ちゃん、どうしたの? さっきから大人しいね」
百花「あ、いえ。ケーキとサンドイッチでお腹いっぱいになっちゃって…」
譲二「そっかぁ。あいつらと同じペースで食べてたらすぐお腹いっぱいになっちゃうよね」
あ、また、マスターの笑顔。
私の願い。
マスターのこの素敵な笑顔をいつも見られますように。
ずっとずっとこの人と一緒に暮らせますように。
心の中で思っただけなのに、頬はほんのりと染まってしまった。
☆☆☆☆☆
〈譲二〉
百花ちゃんは覚えているだろうか?
子供の頃いっしょに七夕の短冊に願いごとをしたじーじのことを?
臆病な俺は彼女に子供の頃のことを言い出せずにいる。
笹飾りを見上げる彼女の白い横顔を見つめながら、短冊に書けなかった願いごとを心の中でつぶやいた。
『七夕』おわり
今年は七夕のお話書けるかな…と思い、書き始めたものの。
何しろ取り掛かりが遅かった。
思いついたのが7月入ってから。
「七夕までに書ければいいや」と暢気に構えていたら、パソコンの機嫌が悪くなるわ、雑事が入るわ。
言い訳がましいけど、なんとか七夕当日に間に合ったので、許してね。
さて、七夕のお話で以前書いたのは『七夕』in〈吉祥寺恋色デイズ〉
恋人同士の譲二さんとヒロインのお話でした。
今回は恋人になる前の二人の話。
だから、ラブラブのシーンというのは特にないのですが、子供時代も挿入して作ってみました。
☆☆☆☆☆
七夕〜その3《子供時代の思い出》
〈譲二〉
百花「じーじは何を書いたの? 見せて!」
譲二「俺は…まだ書いてねぇ…」
さっき黒船で『成績があがりますように』と短冊に書いたけど、それが本心からの願いかというとちょっと違う気がした。
百花「百花も書いてもいい?」
百花ちゃんは食べ終わったサンドイッチのラップをくしゃっと丸めて言った。
(黒船のマスターは短冊をたくさん吊るしたいみたいだったよな)
譲二「いいよ。その前に手を拭けよ」
百花ちゃんからラップを受け取ると紙袋に入れ、そこに入っていたナプキンを手渡した。
百花「ありがとう、じーじ」
譲二「今、書くものも出してやるから…」
筆箱からボールペンを出して百花ちゃんに渡す。
百花ちゃんは迷うことなく短冊に願いごとを書き始めた。
『じーじのおよめさんになれますように ももか』
譲二「ちょっ! お前! 何てこと書くんだよ!」
百花「百花の一番のお願いごとなんだもん」
百花ちゃんはキラキラした瞳で俺を見つめて言った。
ひと言文句を言ってやろうと思ったのに、そんな純粋な瞳で見つめられて、何も言えなくなってしまった。
(「じーじ」って書いてあっても、マスターには誰のことかわからないからまぁいいか)
百花「ねぇ、じーじも書いてよ。お願いごと」
譲二「俺はもういいよ…」
百花「じーじは百花とずっと一緒にいたくないの?」
譲二「え?」
百花「百花はずっと一緒にいたいよ。だから、大きくなっても一緒にいられるようにじーじのお嫁さんになりたいの」
譲二「そっか…」
(こいつはまだ小さいもんな…。『お嫁さんになる』っていうのがどういうことかわかってないんだ)
百花「ねぇ、ねえ、じーじは百花と一緒にいたくないの?」
譲二「そうだな…。ちびと一緒にいるのも悪くないかもしれないな」
百花「やったー!」
百花ちゃんは短冊を持ったままぴょんぴょん飛び上がった。
譲二「ちょ、なんでそんなに喜んでるんだよ」
百花「だって、じーじも百花とずっと一緒にいたいって言ったもん」
譲二「どうしてそうなるんだよ」
俺はしかめっ面で俺の周りを飛び回る百花ちゃんを眺めていた。
今だからこそ、白状しよう。
嬉しそうな百花ちゃんをみて、俺はまんざらでもなかった。
あのあと、百花ちゃんにせがまれるまま、渋々『おひめさまとけっこんします じーじ』と短冊に書いたっけ。
あの頃の百花ちゃんは、短冊に書いて笹に吊れば願いごとは必ず叶うと信じていた。
その短冊は翌日黒船の笹飾りに吊るしに行った。
マスターには、『近所のガキが書きたいっていうから書かせてやった』と言った。
マスターは…、ただニコニコと笑っただけだったが…今考えると薄々バレていたかもしれない…。
これが小さい頃の百花ちゃんとの七夕の唯一の思い出だ。
あれからしばらくして、百花ちゃんは遠くへ引っ越してしまった。
今年は七夕のお話書けるかな…と思い、書き始めたものの。
何しろ取り掛かりが遅かった。
思いついたのが7月入ってから。
「七夕までに書ければいいや」と暢気に構えていたら、パソコンの機嫌が悪くなるわ、雑事が入るわ。
言い訳がましいけど、なんとか七夕当日に間に合ったので、許してね。
さて、七夕のお話で以前書いたのは『七夕』in〈吉祥寺恋色デイズ〉
恋人同士の譲二さんとヒロインのお話でした。
今回は恋人になる前の二人の話。
だから、ラブラブのシーンというのは特にないのですが、子供時代も挿入して作ってみました。
その1より続き
☆☆☆☆☆
七夕〜その2《子供時代の思い出》
〈譲二〉
カランカラン~♪
チャイムの音をさせて黒船の店内に入ると、涼しげな笹が飾られている。
マスター「いらっしゃい、譲二くん」
譲二「こんちは…。これ、どうしたんですか?」
マスター「明日は七夕だからね。たまには季節の行事をやってみたくなってね」
色とりどりの短冊がすでに何枚か飾ってある。
その一枚を手にとって眺めた。
知らない人の名前が書いてある。
譲二「この短冊は?」
マスター「お客さんに書いてもらったんだよ。よかったら、譲二くんも書いてくれるかい?」
譲二「え? 俺が?」
マスター「このままだとちょっと寂しいからね」
マスターは眼鏡の奥の優しい瞳を瞬かせて微笑んだ。
短冊に願いごとを書くなんて何年ぶりだろう。
小学校の頃以来かな。
悩んだ挙句、『成績があがりますように』という無難な願いをひねり出して、短冊を笹に吊るした。
いつものようにコーヒーとサンドイッチでひとしきりお喋りしたあと、俺は黒船を後にした。
マスターは「七夕はまだ明日だから」と言って短冊を何枚か持たせてくれた。
他にも願いごとが書けたら、明日笹に吊りに来たらいいということらしい。
その短冊とサンドイッチのおみやげを持って、またあの児童公園に足を向けた。
あいつはいるだろうか?
足を止めて公園を見回すと後ろから軽い足音が聞こえてきた。
百花「じーじ! お腹すいたー!」
(あいかわらず、こいつは元気だな)
小さな百花ちゃんがお約束のように俺の背中をパンと叩いた。
譲二「ほら、いつものヤツ」
マスターに作ってもらったサンドイッチを百花ちゃんに渡す。
百花「ありがとう! 」
百花「わぁー。ハムとトマトが入ってる」
譲二「今日はちょっと豪華版だからな」
百花ちゃんはサンドイッチをぱくつきながら、俺の左手に目を止めた。
百花「ほれは?」
譲二「これか?」
俺は黒船のマスターにもらった短冊を百花ちゃんに見せた。
譲二「七夕の笹に飾るやつ」
百花「七夕……百花知ってる! それに書くとお願いごとが叶うんだよね!」
俺はちょっと苦笑いした。
確かに願いごとを書いて笹に吊るすわけだけど、必ず叶うとは限らない。
明里と一緒に吊るした短冊に書いたことを思い出して、少し胸が痛んだ。