昨晩11時ごろの地震はおどろきました 震度5以上になると今までとは違う身を守る体制に入ります
当家は棚から物が少し落ちたくらいでも 10年前のときとは違いますが 地震の恐ろしさを思い出させられました
ご心配いただきありがとうございました
花柳流師匠宅でのお稽古に いつも着慣れている和服姿が素適と撮らせてと迫りますが
快く きちんと座りなおしたりするので「手が邪魔」と云って笑わせます
先日のとき 「柳の雨」は大体終わりすべて以前の物なのだが 最後の決めポーズでは
芸者だから と何べんもやり直し 癖が出るのです
「芸者はそんなに首をまげないツンと粋に 腰をあまり折らないそれでは娘子供になる」
芸者になったことないものネ 子供か年寄りにしか と云って笑います
次は 昔稽古の「美空ひばりのみだれ髪」塩屋岬の話で結局これになるが
今回は思いだした! 家でさらったら手順だけは完璧に 細かいところはこれから
前の時 この時は何が良いでしょうかと テープを探していてあれこれと
結局「みだれ髪」に落ち着いたが 久しぶりの題目に期待が 楽しみも加わり現実になる
長唄などとちがい演歌ですと簡単そうに考えるが ここの花柳流師匠の振り付けは別
情感込める 身体全体を古典の所作で 見逃さず適当は許されない
若い時は平気で何ともないことが 現在では出来ていない不思議
無理もない事でしょう が脳に到達しないが判っています
「先生は若いに限る」と持論でして
往年の師匠は30歳 私は40歳 その時の出会いなので
(師匠は子供のころから仕込まれて現役 今に至る凄腕)
若くて脂の乗り切った情熱たっぷりの稽古を我々に
途中で20年間は社交ダンスにうつつを抜かしていたが
まさか出戻りになるとは
足腰鍛えるには日舞が丁度良いと考えて再入門ですが喜んでくださった
いつまで経っても10歳の開きがあるわけで
年寄りの弟子をそれなりの気を遣ってくださいます
ご自身も若い時にはわからなかったことが今になって自身の体験で
よくわかるといい こちらの様子をみては (ヨロっとしたときなど)
今日はこの位にしましょうとドクターストップがかかる( ´艸`)
これ以上は無理と見えるのでしょうか 感謝です
庭を一回りして ふと空を見たとき 青空に白い雲
♪ ぽっかり浮かんだ白い雲…
そして椿の木に セミの抜け殻みたとき 随分高いところまで這いあがったものだと
その様な日差しが暖かい午前中のひと時が